『ニワトリ★スター』

イメージ 1


eiga.com 作品情報 『ニワトリ★スター』

■解説:奇妙なアパートで自堕落な共同生活を送る2人の男と彼らを取り巻く人びとを描いた、井浦新主演によるバイオレンスファンタジー。東京の片隅にあるギザギザアパート。このアパートで場末の生活を送る草太と同居人の楽人は、深夜のバーでアルバイトをしているが、秘密裏に大麻の密売も行い、生活していた。そんな2人の周囲を、街の不良たちを陰で操るヤクザ、DVの恐怖にさらされながらも愛だけを支えに生きる未婚の母と子など、個性的な人びとが取り巻き、目標もなく中途半端な人生を送ってきた2人は、まったく予測ができない不測の事態へと巻き込まれていく。大麻の売人・草太役を井浦が、同居の楽人役を成田凌、DVを受けるシングルマザー役を映画初出演となる紗羅マリーがそれぞれ演じるほか、津田寛治奥田瑛二、LiLiCoらが脇を固める。監督は玉木宏主演作「殴者 NAGURIMONO」の原作などを手がけ、本作が初監督作品となるかなた狼。

イメージ 2

■スタッフ:/監督 かなた狼 /原作 たなか雄一狼 /脚本 いながききよたか かなた狼 /プロデューサー 山下貴裕 オシアウコ /エグゼクティブプロデューサー 関口忠宏 若杉成樹 /ラインプロデューサー 森太郎 /キャスティングディレクター 増田悟司 /撮影 高岡ヒロオ /照明 岩丸晴一 /録音 島津未来介 /美術 小泉博康 /衣装 平尾俊 /ヘアメイク タテノマサシ /特殊メイク タテノマサシ /編集 平野一樹 /音楽 かなた狼 /主題歌 ナカムラ /助監督 川村直紀

イメージ 3

■キャスト:井浦新(雨屋草太) 成田凌(星野楽人) 紗羅マリー(知花月海) 阿部亮平(爬部井学) LiLiCo(管理人) 鳥肌実(神の男) 津田寛治(八田清) 奥田瑛二(草太の父) 山田スミ子(草太の母) 海原はるか(喜楽の客) 海原かなた(喜楽の客) ペ・ジョンミョン(川下) ペロンヤス(JAY) 名倉央知花(ティダ) DAY(ムッキー) 佐藤太一郎(政) 水橋研二(プロデューサー) 尚玄(行商の男) 辰巳蒼生(岸川) 村上新悟(桐谷) 石橋穂乃(香華) シャック(菊) マグナム弾(吉熊) 中澤梓佐(楽人の母)

■作品データ:/製作年 2018年 /製作国 日本 /配給マジックアワー /上映時間 135分 /映倫区分 R15+

オフィシャルサイト

成田凌は次代を担う実力派俳優に、、、なるんでしょっかねぇ~~~~?


●劇場予告



HARDEST かなた狼|『ニワトリ★スター』原作・監督の“異端”というスピリット

イメージ 15

『この映画のために生まれた小説からすべては始まった。「映画に関してはこれまでに原作と原案のふたつを手掛けてきたけど、自分の映画を作ろうと考えた時に、まずはきちんと長編小説を書いてみるべきだと思って。だから『ニワトリ★スター』は、まず映画にすることが前提で書き上げた物語。文章…活字の世界で、どれだけ自分の力が示せるのかということも知りたかったというのもあって。小説を書くにあたって『書き始めるのは誰でもできるけど、書き終えることが難しい』という話を聞いていたんだけど、いざ書き始めていると本当にその通りだったよね。体力とかそういう部分じゃなくて、脳の動きが往生することがよくあった」

イメージ 4

筆を置いたその足で出版社へ作品を持ち込んだ。特異すぎるその物語は担当者の興味と好奇心を捉え、本人すらも驚くべきスピードを持って、新しい展開を始める。「最初に原稿を持ち込んだ出版社の社長に読んでもらって『よし、これをやろう!』と言ってもらえたんだけど、出来上がってすぐにアプローチした途端に決まったもんだから、ちょっとびっくりして(笑)。でもそこからが本当のスタートで『君はまだ小説家と言えるようなレベルではないから、ここからブラッシュアップしましょう』ということになって、作品のリライトで…2年くらいかかったかな。その作業っていうのがかなり精神的にハードで、こっちが必死で書いた内容に対して担当の編集者からはたった一言『まだ、迷っておられますね』と言われるだけとかね(笑)。キツかったよ。この小説が出来上がった時点で8キロ減量できてたね(笑)。自分で書いている凄惨な描写に憔悴(しょうすい)したのもあるけど、小説家として始動したことで初めて叩きつけられた自分の能力についてとか、そういうこと全部。自分は小説家志望でもなければ、文学を専攻して学んでいたわけでもない。だけどあとになって、これまでたくさんの作家を輩出してきた出版の世界にいる人たちが『最初の3行を読んですぐに“なんだこれは?!”と思った』と言ってくれたのを聞いたとき、報われたような気はしたよね」/彼の人格と経歴同様に、『ニワトリ★スター』にもその特異性は際立っている。人間同士の愛憎劇やコメディ、バイオレンスとセックスが入り乱れ、実写の世界とアニメーション、CGの映像が関わり合うその世界は錯乱を覚えさせる。もしこの映画がひとりの人間だとしたら、相当に情緒不安定でエキセントリックなヤツだと思う。そして強い二面性を持っている。くだらなくも平和な日々や関わり合いなど、一変で暗闇に塗りかえてしまうような“暴力”をもって。

イメージ 5

【暴力とはそもそも惨いもの】今作で際立っているひとつに「暴力描写」があるが、…あとになってこんな質問をした自分を自分で疑うことになった。「なぜあんなに惨い暴力を描くのか」。こんな質問、馬鹿としか言いようがない。それに対する彼の答えで、こんな当然のことに今さら気づくなんて。「劇中にもある暴力のシーンは、小説ではもっと濃くて。それは出版社の人にも『とことんやりましょう』と言われてた。小手先のものじゃなく、世の中の内側の世界をとことん描ききったほうがいい、自分の中にある全部を吐き出したほうがいいと言われて腹がすわったというのもあるけど、正直、自分でも書きながら少しえずいたりしてて。頭の中でその光景がリアルに出てくるから。俺は暴力が凄く嫌い。だけど正直に言うと、過去には暴力の中に生きているような時間もあった。それだけに、暴力というものを描くときに直視できるような書き方はしたくなかった。ちゃんと恐怖と不快感を与えるものを。俺が恐いと思うのは、スクリーンの中よりも現実のほうが遥かに恐ろしいということをわかっていない人間が多いということ。こんなこと、おおっぴらに口に出して肯定しては絶対にいけないことなんだけど、現実の世界はいつも最終的には暴力が支配してる」

いつの時代も、声高に叫ばれている愛や平和、正義の養分は暴力や脅威だ。その関係性があって初めて、宗教や道徳はその存在を明らかにできる。暴力は嫌だ。痛くて辛くて苦しい、生きたまま火に焼かれるような、あんな地獄を味わうのは絶対に嫌だ。だけどそれと同じくらい、愛や友情や絆だけを強要されることにも嫌悪してしまう。世界は常に多面的で、そこには優しく暖かいものも惨く悲しいものも同じように存在しているというのに、自分たちの目や耳に触れるのは玩具のようにチャチな一方面だけの思想。愛を叫ぶサークルの真ん中で、ただ突っ立ているのは自分だけのような気分だ。「近年は、暴力描写を生々しく描く映画が増えてきたけど、逆に現実世界のほうが麻痺してるよね。現実のほうが…もっとグロテスク。アパートの一室で何人もバラバラにしてたとかさ。事実は小説よりも奇なりって言うけど、みんなニュースなんかで毎日毎日むごい事実を目にしているはずなのに、そこには意識が向かないで、創られた世界で起こってることに一喜一憂したり、恐怖を感じたりしてる。麻痺してるよ。ミサイルを撃つ、戦争をしかける。人間は長い歴史を経てきても、根底の部分はそう簡単には変わらないってことを実感させられることばかり。そういう現実から逃れるために、音楽や映画、それ以外の表現世界が“お花畑”である必要も納得できる」』

※暴力シーンを縦糸に繰り広げられる前半、一転してしみじみいい話になっていく後半、というスタイルの作品でいえば、ワチクシは既に『ヒメアノ〜ル』という傑作を知っているがゆえに、それとの対比で鑑賞してしまうので、たいていの作品は物足りない感想に落ち着いてしまうんだわなぁ~~~~。


☆10月14日の「ボクらの時代」に、3人が出演したらしいーーー

cinema cafe net 井浦新×成田凌×奥田瑛二の『ニワトリ★スター』共演者対談が実現…「ボクらの時代」

イメージ 16

『同作は主人公のくたびれた大麻の売人・草太役を井浦さんが演じ、全身タトゥーの赤髪モヒカン色欲狂いの若者・楽人役に成田さん、草太の父親役で奥田さんが出演。井浦さんと成田さんは同作での役作りのために共同生活をした間柄だという。同じ作品でつながり関係性を持った共演者たちが再び集まり語り合う今回の「ボクらの時代」。果たしてどんなトークが展開されるのか、ファンならずとも注目の30分になりそう。

イメージ 8

井浦さんの映画最新作となる「止められるか、俺たちを」は現在公開中。井浦さんが師匠と仰ぐ故・若松孝二監督率いる“若松プロダクション”を舞台にした物語で、井浦さんが若松監督役で出演。主演には門脇麦を迎える。また成田さんは出演作『ビブリア古書堂の事件手帖』が11月1日(木)より、「スマホを落としただけなのに」が11月2日(金)よりそれぞれ公開となる。

イメージ 9

ビブリア古書堂の事件手帖」は過去にはドラマ化もされた人気コミックを原作に、黒木華野村周平のW主演で映画化。成田さんはマンガ専門のネット販売を行う青年・稲垣を演じる。

スマホを落としただけなのに」は2017年に「このミステリーがすごい!」大賞の“隠し玉”として発売された同名小説をベースに、北川景子主演で身近な落とし穴に潜む現代の新たな恐怖を描くサイバーミステリー。北川さん演じる麻美が頼るセキュリティ会社勤務のSE、浦野善治を成田さんが演じている。

また奥田さんは岡田准一西島秀俊が共演、現在公開中の「散り椿」に出演している。「ボクらの時代」は10月14日(日)午前7時~フジテレビで放送。』


・bilibiliに動画アッターー、コソーリ・・・

成田×井浦×奥田 ボクらの时代

※アラタは自分が「モテない」と思っているところがイイんだよなぁーーー♪


●雨屋草太役 井浦新コメント



●星野楽人役 成田凌コメント



☆役作りのために、10日間同居したという井浦と成田。そのエピソードの方が

 映画本編よりスリリングでオモロいかもー。


スポニチアネックス(記事削除 下記に転載)

『俳優の成田凌(24)が24日、大阪市内で映画「ニワトリ★スター」(監督かなた狼)の公開初日あいさつを行った。「おおきに、ありがとうございます」と、NHK連続テレビ小説わろてんか」(月~土曜前8・00)で演じるヒインの長男・隼也をほうふつさせる大阪弁を披露し、沸かせた。

イメージ 10

井浦新(43)演じる主人公と自堕落な共同生活を送る役柄で、役づくりのためロケ地の大阪・黒門市場近くで撮影前に井浦と10日間同居。「ラブラブ、朝起きたらチュッチュする生活を送ってました」とおどけた。井浦から「トイレを破壊した」と暴露され、「(水をつまらせ)ひったひたになっちゃって」と苦笑い。人生初の経験であせる成田は、冷静な井浦の助言で「黒門市場に“すっぽん”(トイレのつまりを取るラバーカップ)を買いに行った。生きる術を教わった」と笑った。 さらに、共演の紗羅マリー(31)からは「演技に対して説教された」とクレーム。「酔っ払って串カツ屋に紗羅を呼んで、“芝居はなあ!”って…。一番恥ずかしいことした」と猛省した。

イメージ 7

だが後日、紗羅に仕返しされたことを告白した。撮影中は減量し「身長1メートル81あるんですけど、体重49キロまで落とした」という成田。「2週間食わず、3日水飲まず…ってやってるときに紗羅に喫茶店に誘われた。目の前でナポリタンとクリームソーダを食べるのを見せられた」と、“恨み節”で笑わせていた。』


●メイキング未収録 秘蔵映像


※『ピンポン』のパートナー、ペコこと窪塚洋介は、この動画を観て嫉妬しないカシラン?


シネマトゥディ 井浦新 単独インタビュー

『【監督と引き合わせてくれた亡き友人の存在】/Q:深い余韻が残る強烈な作品でした!/井浦:映画の魅力を語るときに、よく「言葉で表せない」という表現がありますが、この映画に関してはいい意味で詰め込まれすぎていて、昭和のいい時代の映画ってこうだったんだなって思うんです。まるで“闇鍋”みたいな。/Q:井浦さんご自身は、特にどんなところに魅力を感じますか?/井浦:実は、いろんな伏線が張られているんですが、最終的にはものすごくシンプルで、誰もが持っているものに着地する。途中、目を背けたくなるような暴力や、社会や人間の汚い部分も見せつけられます。でもだからこそ、観客も小さな小さな希望にたどり着けるんじゃないかなと思います。/Q:かなた狼監督との出会いを教えてください。/井浦:僕らには共通の仲間がいて、監督と自分を引き合わせてくれたんです。でも僕と監督が出会ったときには、彼はもうこの世にいなかった。それが、ミュージシャンの TERRY THE AKI-06 で、映画の最後には彼に捧げるメッセージが流れます。もちろん初めて会ったとき、かなた狼はまだ映画監督ではなかったんですが、そのときに映画を作ろうと思っていることを僕に話してくれた。亡くなった TERRY THE AKI-06 への気持ちに決着をつけなければと強く感じていたので、「もしも作ることになったら教えてほしい」と約束していたんです。だから、数年後に実現できることになったと聞いたときは本当に嬉しかった。ゼロから映画が誕生していく過程を見てきたことは大きかったです。

イメージ 6

成田凌との10日間にわたる同居生活】/Q:相棒役の成田凌さんとの相性も抜群でしたね!/井浦:この映画は僕が演じる草太を通して描かれる楽人の物語、という体になっているので、楽人を誰が演じるのかというのは監督にとっても、自分にとっても大きかった。草太と楽人の関係を作り上げる上で、まず大切になるのは互いの壁を取り払うことだったので、撮影の前に凌と一緒に過ごした時間はすごく大きかったと思います。/Q:成田さんと過ごした時間とはどのようなものだったのでしょうか?/井浦:役者としてはとても贅沢な撮影の方法で、クランクインの前に10日間、凌と二人でロケ地になった大阪のアパートの一室で共同生活をしたんです。そこで生活したことで、劇中の二人へと変わっていった。だから、いつどんなシーンの撮影が始まってもスタンバイできていて。映画の世界の一部になれるなんて、滅多にないことなのでとても嬉しかったです。

【自分をさらけ出した“泣き”の演技】/Q:監督とは撮影中どんな話をしていたのでしょうか? 印象に残っているアドバイスはありますか。/井浦:クランクイン前から、「今までの井浦新の芝居を一ミリでも出したらダメだから」って監督から言われていたんです(笑)。だから作品の住人になることは当たり前で、自分が見たことのない自分の中の自分をさらけ出すしかなかった。だから草太を見ていると、自分ではないけど、どこか自分を見ている感じがして気恥ずかしいです。/Q:確かにこれまで観てきた井浦さんと印象がかなり違いました。泣きのシーンは特にすごかったですね。/井浦:あのシーンは、芝居ではできなかったと思います。芝居で、自分の心をあそこまで揺さぶることができる俳優にはまだなれていないと思うし、もし芝居をしてしまったら、監督に刺されるかもしれないと(笑)。この撮影が近づくにつれて緊張も高まって監督と「もうすぐだね」とカウントダウンしていましたし、「この映画が観客にどう伝わるかは、おまえがどう泣くかで全部変わる」って圧力をかけられていましたから(笑)。/Q:面白い監督ですね。/井浦:かなた監督にとっては初めての映画ですが、映画学校等で学んだものではなく、彼のスタイルって全部もともと持っている感覚なんですよね。世界観はもちろん、撮影の方法にもすごくオリジナリティーがある。

イメージ 12

【来る球は全部打っていきたい】/Q:ここのところ映画やテレビドラマなど出演作が続き多忙を極められていますが、どのようにバランスをとっているのでしょうか。/井浦:「これに出たい」とか、「テレビには出ない」とか、そういう妙なこだわりは20代でやめました。今は来る球を全部打っていきたい気持ち。何の計算も狙いもないんです。テレビドラマが放送されるときに映画が公開されたり、たまたまタイミングが重なっているだけで。こういう偶然っていうのは、狙ったりすると失敗するだろうなって思います。/Q:テレビドラマと映画、スタンスや撮影現場での居方の違いなどありますか?/井浦:極端な言い方をすると、やっていることはテレビドラマも映画も一緒だと思います。カメラの前で芝居をする。作品の中で生きるということ。でも確かに違うところもあります。ただ、それは役者としての楽しみ方の違いだと思うので、どちらかを否定するというのはナンセンスかなと。って、今はそう思いますけど、昔は何かいろいろ変なこだわりを持っていましたね(笑)。/Q:若さゆえですか?(笑)/井浦:そう。でもそれって経験していないからわかっていなかったんだと思います。かといって、経験していない強さというのもある。でも若い頃から変わっていないことは、自分の演じることへのスタンスだと思っています。目の前にある役を全力で演じるという。/Q:井浦さんにとって理想の撮影現場とは?/井浦:生理的に好きな現場ってあるんです。皆が情熱を持って、集まって一つの作品を作っていく。そういうふうに作る人たちの“純度”が高い現場は、テレビも映画も一緒で、心地いいんですよね。だからこそ、いつもこういう現場を求めていたし、出会えたときは本当に嬉しいと思う。

イメージ 13

一見クールに見える井浦だが、言葉を紡ぎ始めるとせきを切ったように作品への思いがあふれ出してくる。それは監督への思いであり、友人への愛情であり、作品への愛だ。スクリーンから熱のようなものが伝わってくるのは井浦をはじめ、監督や共演者の成田凌の思いが作品全体に浸潤しているからなのかもしれない。「どんな球も全力で打っていきたい」という井浦の言葉には、「どんな役も愛して演じていきたい」という俳優としての愛が詰まっているように感じられた。』

井浦新の終盤の「泣き笑い演技」が、この映画の肝だと思うが・・・。そこでも

やはり、テレビドラマ「アンナチュラル」での、中堂さんの感情が爆発するシーン

と比べてしまって、若干の物足りなさを感じてしまうのだったヨーーー。


イメージ 11 イメージ 14

※あと、ちょっと大阪弁は、ところどころイントネーションが怪しい部分があったカネェ~。





☆書籍「元気が出る言葉」&サライ「日めくり漱石」をお届け♪

(詳細は、1月2日の日記を参照のこと!)


☆さ~~て、本日12月12日(水)の、「元気が出る言葉」は~?


『涙を抱えて、沈黙すべし』
出展:野根山二十三士の|悲報を知り、土佐藩の同志に向けて書いた手紙の一部|

発言者:中岡慎太郎(幕末の志士 1838年5月6日~1867年12月12日)

『解説:中岡慎太郎近江屋事件坂本龍馬と襲撃された。竜馬はその日の10日に亡くなり、中岡はその2日後に亡くなった。幕末の長州や薩摩も面白いが、土佐も面白い。志ある者がどんどん土佐を出ていくのだ。中岡も武市半平太が結成した土佐勤王党に加盟。紹介した言葉は、武市救出に失敗した土佐の同志に対し、自重を呼びかけた手紙の一節だ。その後、長州に活躍の場を見つけ、禁門の変、下関戦争を長州側で戦い、高杉の騎兵隊にまねて陸援隊もつくった。人は涙を抱えなければならない時がある。』


イメージ 17


◎関連書籍、楽曲、映画(ドラマ)などなど・・・


Amazon 中岡慎太郎 (講談社文庫) 堀和久(著)

イメージ 19

『■内容(「BOOK」データベースより):「龍馬、今の世は間違っちょるぜよ」中岡慎太郎は堅く世直しを誓った。脱藩して尊皇攘夷運動に身を投じ、維新回天の熱き思いを抱いて薩長同盟実現に東奔西走する。激動する幕末を坂本龍馬と共に駆け抜け、新しい日本の運命を定めながら、遂にその輝かしい黎明を見ることなく散った男の光と陰を描く長編歴史小説。/■登録情報:/文庫 766ページ /出版社 講談社 /言語 日本語 /ISBN-10: 4062636743 ISBN-13: 978-4062636742 /発売日 1997/12 /梱包サイズ 15 x 10.8 x 3.2 cm /おすすめ度 5つ星のうち 5.0 /■カスタマーレビュー:m_yayaya 5つ星のうち5.0 「光輝く草莽の志士」2010年5月22日・・・幕末動乱の若き土州の草莽の志士。卓越した自分の信念に命を賭け、目標に向かって邁進し行動してきた幕末維新の功労者の一人。脱藩後は長州・三田尻の招賢閣を訪ねて都落ちの五卿を傍から支え、また薩長同盟を結ばせるべく奔走する。倒幕活動の道なかばで龍馬とともに近江屋で暗殺される。生きててくれて明治新政府の中でもっともっと活躍して欲しかったナ〜。残念!尊皇倒幕激派の人物で、坂本龍馬とは双璧の働きをしており、甲乙つけがたき人物でした。』


●【中岡慎太郎墓前祭】土佐おもてなし海援隊ステージ


中岡慎太郎墓前祭でのステージ

 なんて垢抜けた海援隊なんでしょうー。


中岡慎太郎の生誕地に建つ慎太郎像。中岡慎太郎館の前、当顕彰会の横という

位置にあります。まさに今、脱藩を決意し北川村を後にしようとしている20代

の慎太郎の姿を表しています。



イメージ 18


☆本日の、『日めくり漱石』は・・・

サライ 「夏目漱石」の記事一覧


“猫が庭の木立の下に寝ている。自分に似ている(『断片』大正4年より)”


大正元年(1912)12月12日、45歳の漱石】知人から虎猫のミーを引き取って飼い始める


今から114年前の今日、すなわち大正元年(1912)12月12日、45歳の漱石は風変わりな訪問者を迎えていた。名前はミーという。虎毛の猫である。勝手に迷い込んできたわけではない。漱石とは旧知の仲。それも、「よい猫だ」と漱石の側から褒めた過去がある。


話は1年ほど前に溯る。森田草平が、自身の心中未遂事件を下敷きにした小説『煤煙』の続篇のような形で朝日新聞に連載した小説『自叙伝』が発端となって、朝日新聞社内に波紋が起こった。門弟たる草平の書いた小説が事の始まりということに責任を感じ、漱石も退く覚悟を決め、主筆の池辺三山に辞表を預けた。周囲の皆はこぞって漱石を引き留め、結局、籍を置き続けることになった。森田草平のことはひとつのきっかけに過ぎず、もともと社内にくすぶっていた問題が表面化しただけで、漱石が責任を感ずるような要素はなかったのである。


このとき、渋川玄耳漱石の慰留につとめたひとりだった。そんな騒動も一段落した後、漱石は玄耳の家を訪問し歓談した。その場にいたのが、いま漱石山房を訪れているミーなのだった。一部には、漱石と玄耳の仲があまり芳しくないのではないかと見ていた向きもあるが、当人たちの心中にはそのような深い蟠りはなかったと見ていい。この日、猫を連れてきたのは、渋川家の書生の片倉勇作だった。愛猫と別れがたかったのか、それとも新しい飼い主となってくれるオジさんの顔を確かめたかったのか、まだ小学校入学前の玄耳の息子・貞樹も一緒にきていた。


渋川玄耳が前月末に朝日新聞を退社したことを、漱石は新聞発表で知り、「寝耳に水」の思いで受け止めていた。社内の勢力争いの他に、玄耳個人の愛人問題、離婚訴訟などもからんでいたようで、渋川家は一家離散ともいうべき状況に追い込まれようとしていた。飼い猫の行き先にさえ窮した玄耳の脳裏に咄嗟に思い浮かんだのが、ミーを褒めた漱石先生の顔だった。玄耳からの「うちの猫をもらってくれませんか?」という懇請を予め受け、漱石はミーを引き取ることを承諾していた。そうして今日、まだ幼さの残る少年に付き添われ、ミーは漱石のもとにやってきているのだった。


夏目家にはこの頃、2代目の黒猫(『吾輩は猫である』のモデルとなった初代の猫と同じく名無しだった)がいて、ミーと名無しの2匹の猫が、このあとしばらく漱石山房に同居することになったのである。


細かすぎて伝わらない関連動画など

(「猫」「2匹」で動画検索してみました!!)


●猫は2匹飼いをお勧めします。 Cats Love Company



イメージ 20

※「タイガーマスク」の最終回、虎戦士同士の死闘、デスナ。


●【CRリング 呪いの7日間FPF】ネコ2匹登場



イメージ 21

※ヤなパチンコ機種やな~、これは・・・。「呪」の文字は「祝」にも

見えまする。。。


ジョニーAのつぶやき:ニワトリ(二羽鶏)から二匹猫へ。