『シュガー・ラッシュ オンライン』
■スタッフ:/監督 リッチ・ムーア フィル・ジョンストン /製作 クラーク・スペンサー /製作総指揮 ジョン・ラセター ジェニファー・リー クリス・ウィリアムズ /脚本 フィル・ジョンストン /音楽 ヘンリー・ジャックマン /歌曲 アラン・メンケンエンドソングイマジン・ドラゴンズ /日本版エンドソング 青山テルマ
■キャスト(声の出演):ジョン・C・ライリー(ラルフ) サラ・シルバーマン(ヴァネロペ) ガル・ギャドット(シャンク) タラジ・P・ヘンソン(イエス) アラン・テュディック(ノウズモア) ジャック・マクブレイヤー(フェリックス) ジェーン・リンチ(カルホーン軍曹) アルフレッド・モリーナ エド・オニール ショーン・ジャンブロン パメラ・リボン(白雪姫) ジェニファー・ヘイル(シンデレラ/オーロラ) ジョディ・ベンソン(アリエル) ペイジ・オハラ(ベル) リンダ・ラーキン(ジャスミン) アイリーン・ベダード(ポカホンタス) ミンナ・ウェン(ムーラン) アニカ・ノニ・ローズ(ティアナ) マンディ・ムーア(ラプンツェル) ケリー・マクドナルド(メリダ) イディナ・メンゼル(エルサ) クリステン・ベル(アナ) アウリー・クラバーリョ(モアナ)/(日本語吹き替え版)山寺宏一(ラルフ) 諸星すみれ(ヴァネロペ) 菜々緒(シャンク) 小鳩くるみ(白雪姫) 鈴木より子(シンデレラ) すずきまゆみ(オーロラ/ムーラン) 小此木まり(アリエル) 平川めぐみ(ベル)麻生かほ里(ジャスミン) 土居裕子(ポカホンタス) 鈴木ほのか(ティアナ) 中川翔子(ラプンツェル) 大島優子(メリダ) 松たか子(エルサ) 神田沙也加(アナ) 屋比久知奈(モアナ) HIKAKIN(ストームトルーパー)
■作品データ:/原題 Ralph Breaks the Internet /製作年 2018年 /製作国 アメリカ /配給 ディズニー /上映時間 113分 /映倫区分 G
※前作に思い入れのある者にとっては堪らん展開の第2弾!今回は倦怠期の
カップルや遠距離恋愛中のカップルにもお勧めの、長く付き合う指南書ヴァ
ージョン2!といった内容に仕上がっているゾッ♪インターネットの可視化も
楽しかったわ~。
・今度の舞台はインターネット!! 「人間たちが知らないゲームの裏側の世界を
舞台に、ヒーローになれない“悪役”ラルフとレーサーになれない“ひとりぼっち”
の少女ヴァネロペの冒険と友情を描いた大ヒット作『シュガー・ラッシュ』の最新作!
※ラルフが前作のラストに比べて、ダメキャラに後退しているのが
若干、気になるところではあるが・・・。細かいところは気にしな
いのが、楽しむコツかしらーん?
→ 『4日に発表された昨年12月29、30日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、ディズニー・アニメーションスタジオの劇場版アニメ「シュガー・ラッシュ」の続編「シュガー・ラッシュ:オンライン」(リッチ・ムーア監督、フィル・ジョンストン監督)が2週連続で首位を獲得。土日2日間で約28万7000人を動員し、興行収入は約3億6400万円を記録した。初登場作品では、俳優の大泉洋さん主演の「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(前田哲監督)が7位にランクインした。公開8週目を迎えた「ボヘミアン・ラプソディ」(ブライアン・シンガー監督)は、土日2日間で動員で約24万5000人、興行収入で約3億6400万円をあげて、前週の4位から2位に浮上。昨年12月30日までの累計では、動員521万人、興行収入72億円を突破し、歴代興行収入ランキング82位となっている。
3位には、公開3週目の劇場版アニメ「ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー」(長峯達也監督)がランクイン。前週3位スタートを切った特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの劇場版最新作「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」(山口恭平監督)は5位で、1月2日時点で興行収入10億円を突破した。公開から12日間での興行収入10億円突破は、冬の仮面ライダー映画シリーズの歴代最速記録となっている。/1位 シュガー・ラッシュ:オンライン /2位 ボヘミアン・ラプソディ /3位 ドラゴンボール超 ブロリー /4位 ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 /5位 平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER /6位 映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS /7位 こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 /8位 グリンチ /9位 アリー/ スター誕生 /10位 ニセコイ』
→ 『大手サイトが林立するインターネットの上層、それからほとんど人目につかない下層、でもって通常の手段ではアクセスできない(ので、案内人が出てくる)ダークネットの三層が映画の中で描かれるネットの世界で、ラルフとヴァネロペちゃんはその主に上層に位置する大手サイトを色々と巡っていくわけですが-、いやこれこうやって書き出してみるともう『マトリックス』じゃん。「マトリックス」が頑張って頑張って頑張って知恵を絞って想像力をフル発揮して三部構成にまでして具象化したインターネットのデジタル世界が二時間足らずの全年齢対象ディズニー映画で超わかりやすく現出しちゃってるじゃん。
俺「マトリックス」全然好きじゃないですけどなんか切なくなったよ。「マトリックス」のウォシャウスキー姉妹、CGレース映画の「スピードレーサー」とかも撮ってるわけだから「シュガーラッシュ」みたいな映画に先鞭をつけたことの意義は揺るがないと思うのですが、こんな易々とその表現を超えられてしまったらさぁ…あれだなマウスポインタの落ちてる横になんかボッロイ小屋とかも建ってるんだろうなこれ、入り口にホコリまみれのアクセスカウンターが置かれていて、日照りと風雨で変色変形したシャドー付きの“マトリックス考察”の貼り紙がある感じの…。で、よくできているなぁと思うのはこれ単にインターネットの要素を絵本的に具象化・擬人化してるだけじゃなくてやっぱディズニーだから教育映画になってんですよね。(ストーリーに触れる部分は割愛)
とにかく画面の情報量が膨大なものだから次々に押し寄せる情報の波に圧倒されてつい忘れそうになってしまうが、そういうわけでストーリー自体はかなりざっくり風味というか、子連れ客向けの教育的配慮と協力各社向けの商業的配慮の狭間でなんとも収まりの悪い感じになっていたように思う。なんかイイ話っぽくはあるんですが。外の世界にどんどん飛び出して行きたい子どものヴァネロペちゃんと今更もう外の世界には馴染めない親代わりのラルフの衝突をインターネット環境とローカル環境を対比させる形でやっていて、でもそれがなんていうか、それだけならイイ話だなぁってなるんですけどeBay出そうとかYouTube(的な)出そうとかやっているうちにどんどんボヤけていって。で、見てるこっちも別にそれで楽しいからいいやってなっちゃって。
だから面白い映画だったんですけどそっかぁみたいな。気持ちスマホ画面風にデザインされたエンドロールに流れる無数の角丸アイコン(そして画面右側にはスクロールバー)を眺めているだけでも気分が高揚するっていうそういう映画ですけど、それって自分の知ってるモノや世界が画面の至る所にずっと映り込んでることに根を持つあるある的な高揚で、これ自分の地元にアド街かモヤさまが来たみたいな感覚に近いんじゃないすかね。って思ったらちょっとだけ白けたりした。それもうシュガラとかあんま関係ねぇなみたいになっちゃって。そうして一度白けると超おもしろいはずのディズニーの自社キャラいじりも所詮は商品展開上の都合を物語を蔑ろにしてでも映画内に組み込んだ随分とえげつないものに見えてくる。』
※コメントにありましたが、そういえば前作では「ゲームのキャラクターが自分のゲーム以外の作品に出ることはご法度」っていうルールが存在してましたっけー。ネットの世界ではすべてが新たなルールに差し変わるとでも考えればよかったんでしょうか。細かい設定の矛盾は確かに気になる脚本でした。
※今回一番クールだったのは、シャンク。声を菜々緒があてているのも良かった♪
年度・団体【1983年・新日本】 |
カテゴリー【事件】 |
見出し:『キラー・カーンが革命軍に合流』 |
→ 『解説:藤波に反旗を翻し、新日本本隊から離れた長州は、マサ斎藤と合体。後楽園のタッグ戦でカーンが坂口征二を裏切り結託、革命軍がスタートする。のちにアニマル浜口も合流し、維新軍団へ発展。』
→ 『1983年は新日本プロレスにとっては良くも悪くもいろいろとあった年でしたね。この年の1月に後楽園ホールで行われたタッグマッチ。坂口征二、キラーカーンvs長州力、マサ斎藤。長州は前年より藤波辰爾に反乱しマサ斎藤と組んで革命軍として新日本正規軍と対抗していました。このタッグマッチでカーンは控えのコーナーでうなだれ悩んでいる様子で、坂口が長州、斎藤に2人がかりで攻撃されていても助けにいきません。そして…コーナーポストに上ったカーンは倒れた坂口を目指して!
ニードロップを落とし坂口を裏切ったのです。そして長州、斎藤とともに坂口をボッコボコにしました。コアラなんてことを!卑怯だぞ!自分もこれを見てる時、「カーンめ!卑怯だぞ!」と声に出していましたね。その時のプロレス雑誌がネットで検索したらありました。
当時はプロレス雑誌はまだ月刊でしたね。カーンは新日本正規軍に造反し長州らと行動したのです。この頃の自分は興奮するほど、プロレスに思いっきりのめり込んでいましたね。』
※同じく。「造反」とかいう展開に妙にワクワクしていた記憶が甦ります・・・。
坂口はこの頃から「裏切られる」のが似合う人でしたナーw
●蒙古の殺し屋~キラーカーンのテーマ
※「ドラゴンボール」とかの挿入歌っぽいなw
☆本日の、『漱石と明治人のことば』は・・・
【今日のことば】「自由と我儘(わがまま)との界(さかい)は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり」――福沢諭吉 |
【解説】
人間、誰しも自由でいたいと思うものだが、自己の自由を追求していくと、時として他者の自由と衝突する。それでもなお、遮二無二押し通そうとするのはわがままになる。そこは道徳心をもってコントロールするのが大人の責任だし、暴走を止めるための社会的なルールや規制が設けられることにもなっていく。