『音量を上げろタコ!なに歌ってんんか全然わかんねぇんだよ!!』

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eiga.com 作品情報 『音量を上げろタコ!~』

■解説:「転々」インスタント沼」など独創的な作風で人気を集める三木聡が原案・脚本を手がけてメガホンをとり、主演に阿部サダヲ、ヒロインに吉岡里帆を迎えて描くロックコメディ。4オクターブの音域と驚異的な声量を持つロック歌手シンは金も女も名声も手に入れスター街道を突き進んでいるかに見えたが、実は彼の歌声は「声帯ドービング」という掟破りの方法で作られたものだった。シンの喉は長年にわたる声帯ドーピングの副作用で限界に近づいており、声が出なくなる恐怖に常に悩まされていた。そんな折、シンは歌声が小さすぎるストリートミュージシャンのふうかと出会い、その姿にかつての自分の姿を重ねるようになっていく。

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■スタッフ:/監督 三木聡 /脚本 三木聡 /エグゼクティブプロデューサー 豊島雅郎 青木竹彦 柳村努 /プロデューサー 山野晃 若林雄介 /撮影 相馬大輔 /照明 佐藤浩太 /録音 久連石由文 /美術 磯見俊裕 露木恵美子 /装飾 布部雅人 /ヘアメイク 橋本申二 /スタイリスト 西留由起子 /特殊造形 西村喜廣 /鉄道具 大澤克俊 /音響効果 松浦大樹 /VFXスーパーバイザー 大萩真司 /編集 高良真秀 /音楽 上野耕路 /主題歌(作曲) HYDE /主題歌(作詞) いしわたり淳治 /主題歌(作詞・作曲)あいみょん /音楽プロデューサー 安井輝 西條善嗣 /助監督 塩崎遵 /ラインプロデューサー 齋藤悠二 /ポストプロダクションプロデューサー 篠田学 /制作担当 大熊敏之

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■キャスト:阿部サダヲ(シン) 吉岡里帆(明日葉ふうか) 千葉雄大(坂口) 麻生久美子(女医) 小峠英二(自滅) 片山友希(伊能聖子) 中村優子(木之本) 池津祥子(シンの母親) 森下能幸(よろこびソバのおじさん/ピザの配達員) 岩松了(無料レコード社長) ふせえり(デビルおばさん) 田中哲司(社長) 松尾スズキ(ザッパおじさん) PABLOK.G.B. KenKen1984 SATOKO(ローザ) 富澤タク(破滅) KATARU(壊滅) NABO(幻滅) 清水麻八子(ゆめうつつ) マーガレット廣井(ドロドロ) Katzuya Shimizu(スピード) Kenzoooooo(ラッキー)

■作品データ:/製作年 2018年 /製作国 日本 /配給 アスミック・エース /上映時間 107分 /映倫区分 G

オフィシャルサイト

※相変わらずの「三木聡ワールド」。ハマると面白いのだが、いかんせん

狙ってる台詞にドン引きすることも多し。キャラが濃いので、好き嫌いは

別れると思われ・・・。


●主題歌「人類滅亡の歓び」メイキング映像からの~予告編



アサ芸plus “潜在人気”低かった!?吉岡里帆、主演映画に「席がガラガラすぎて怖い」の悲鳴

『映画館での予告編も頻繁に目にしたし、10月12日公開前にはテレビなどに2人でいっぱい出ていた気もするんですけど…。ドーピングで声を作っているロックンローラーを演じる阿部サダヲと、声が小さすぎるストリートミュージシャン吉岡里帆がW主演した映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」が、まさかの大コケを記録してしまった。

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「10月12日~13日の週末興行ランキングは今年最低といっていいほどの低調で、1位が千眼美子の舞台挨拶も大盛況だった長編アニメ「宇宙の法 黎明編」、2位が黒木華主演の「日日是好日」でした。けれど、2位の「日日是好日」の数字でも約9500万円。普段ならベスト5に入れないぐらいの興収です。そんな中、吉岡主演の「音量を上げろ~」は214スクリーンで公開されながら映画館の空調代がもったいないんじゃないかと思ってしまうほどの閑古鳥です(笑)。初週で12位とまさかのベスト10圏外、興収も3000万円程度だと言われています。『座席がガラガラで座ってるのが辛い』という観客からの報告もあり、これには映画マニアもア然、初日ですら客を集められないために、“吉岡の潜在人気の低さを物語っているのでは?”という声があとを絶ちません」(CD&DVD専門誌ライター)

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  数少ない観客からの全体的な評判も芳しくなく、「ギャグが寒すぎる」「必死の番宣につられて観てみたが大失敗」「ガッカリ度マックス」など散々。逆に時々目立つ称賛の声は「吉岡里帆が可愛かった」「昔からファンでした」など、映画の内容そのものとはあまり関係ないものばかり。「吉岡だけを観に来たファンにとっては、確かに可愛く見えるシーンは多かったので満足なんでしょうね。でも、ここまで客が入らないのは、お金を払ってまで彼女を観たいという人が少ないことの証明でもあります。酷な言い方ですが、今後も映画進出を目指しているとしたら、何らかの軌道修正が必要なのかもしれません」(前出・CD&DVD専門誌ライター)/数年後は作品があったことも誰も覚えていないことが救い、なんて悪い冗談も聞こえてくるほどのコケっぷりだが、逆にこのことが話題になれば、盛り返していける!?ファンにとっては、吉岡の可愛らしさが楽しめることは間違いなさそうだが…。(塚田ちひろ)』

※やっぱりコケてたのかぁーー。吉岡里帆さんって“ガッキー”に似てるな~

などとずっと思ってたが、この作品を観て、“藤田朋子”さんっぽい部分も

発見せり。キレイ系と癒し系、要はどっちつかずなんだわなぁーーーー。


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※このトリオはなにげに和んだ。。。


dmenu映画 ヤバすぎ…!『音量を上げろタコ!』インスパイア元の音楽人たち

『シンは声帯ドーピングによって驚異の歌声を手に入れ、ライブでは「人類滅亡の歓び」という曲を熱唱するなど、強烈なキャラクターの持ち主。そのインスパイア元になったのは、世界的ロックスターのマリリン・マンソンだそうです。マリリン・マンソンは破滅的かつ衝撃的な音楽やビジュアルイメージで、人気を集めています。その強烈なキャラクターはステージ上だけのことでなく、実生活でもさまざまな破天荒なエピソードで、世界中を騒がせてきました。(中略)

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主人公のシン以外にも、ロック界の伝説の人物をインスパイアしたキャラクターが登場します。例えば、シンの事務所の社長は、演じた田中哲司が映画の公式ページのコメントで、伝説的なロックバンドとして知られるレッド・ツェッペリンの元マネージャー、ピーター・グラントをイメージしていると話しています。ピーター・グラントといえば、レッド・ツェッペリンの乱痴気騒ぎやスキャンダルの噂を広めることで、神秘的で危険なロックスターとしてのイメージを見事に創出した人物。俳優として活動していた時期もあり、伝記『Peter Grant: The Man who Led Zeppelin』によると、TVドラマ「セイント天国野郎」では、端役ながら名優ロジャー・ムーアと共演しています。業界の裏の裏までを知り尽くし、大手のレコード会社やプロダクションを出し抜いてきたという“社長”のキャラクターには、彼のイメージが踏襲されているわけですね!

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さらに、作中に登場する無料レコード社長(岩松了)は、大御所ミュージシャンのロッド・スチュワートをかつて目指していた元ボーカリストというキャラクターです。そのためビジュアルは、ロッドからインスパイアされていて、髪型はそのまんまです。ロッド・スチュワートといえば、日本の音楽シーンに多大な影響を与えた人物。故・西城秀樹は「薔薇の鎖」リリース時に、彼のマイクパフォーマンスを取り入れるためにステージを観に行ったことがあると、公式サイトで明かしています。また、B'zの稲葉浩志はロッド・スチュアートの歌声に憧れ、お酒でうがいをして声質を近づけようとしたことがあると、2016年に出演した日本テレビ系「ZIP!」のインタビューで語っていました。/作中ではシンが掟やぶりの声帯ドーピングのやりすぎによって、喉が崩壊寸前になったことをきっかけに物語が動き出します。社長や謎の組織から追われることになったシン。このリミットが迫る“声の争奪戦”の結末には、どんな出来事が待ち構えているのか? マリリン・マンソンをインスパイアした、阿部サダヲの怪演とともに、その物語をぜひ映画館で見届けてください。(文/Jun Fukunaga@H14)』

※ドーピングしてライヴに出演、、、と聞くとちょっと最近それで話題に

なってしまった某テクノバンドメンバーを、否が応でも思い出しちしまい

ますよー。


●『体の芯からまだ燃えているんだ』Music Video


※楽曲は、文句の付け所なき名曲だぁな~~~~~!


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※この、“独眼竜・麻生久美子”を観られただけでも、DVDをレンタルした

価値があったというものだ。。。


ORICON NEWS 吉岡里帆、緊張の“涙目”初ライブ 阿部サダヲとデュエット熱唱

『俳優の阿部サダヲ吉岡里帆が(2018年10月)18日、都内劇場で映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』のライブイベントを行い、主題歌「体の芯からまだ燃えているんだ」を熱唱。共演した2人が、公の場でデュエットを披露するのは、同イベントが“最初で最後”だという。 /撮影のために練習したギターを担ぎ、大歓声のなか登場した吉岡は、顔をこわばらせ「緊張する…」とポツリ。意を決してギターかき鳴らすもミスで演奏が止まると、客席に視線を移して「緊張しすぎて…。もう一回、やらせてください!」と赤面で懇願。観客は「かわいい!」「頑張って!」と声援で後押しし、阿部も「しょうがないよね、お客さんの前で歌うのは初めてだもんね」と優しくフォローした。

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  仕切り直しで、吉岡の力強いギター演奏が劇場を沸かせ、阿部は客席に飛び出して所狭しと駆け回る。緊張のあまり“涙目”になりながらも見事に歌い上げた吉岡は「ありがとうございましたー!」と拳を掲げ、完全燃焼した。 舞台袖では「緊張で涙が込みあがってきたり、引っ込んだりを繰り返していた」という吉岡。「人前で歌うことが人生で初めて」といい「皆さんが温かく出迎えてくれて、何とか歌えました。こんなに緊張することがあるんだって…。でもこんなにすてきなことってあるんだ!」と感激の表情を浮かべると、客席からアンコールを望む声援が飛んでいた。(後略)』

※んーー、吉岡さんの代わりに麻生久美子さんで観たかったかもー。

 麻生さんは『グッモーエビアン』で既にロッカー役やってるしな~

 (その時の相棒はちなみに大泉洋ダッタ!)


◎褒めてるサイトも平等に紹介しとこう・・・

MANTAN WEB 阿部サダヲと吉岡里帆の熱唱は必聴

HYDEさん作曲の主題歌「人類滅亡の歓び」を、ド派手で不気味なメークでシャウトするシンに目が点になり、ふうかのびっくりするほど小さい歌声に失笑する。ふうかが下宿するデビルおばさん(ふせさん)とザッパおじさん(松尾さん)の強烈キャラに圧倒される……。そんな個性的な登場人物たちが織りなす奇天烈な物語に、頭の中にクエスチョンマークがいくつも浮かんだ。だが、それこそが三木ワールドだった。

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前半と後半のギャップが著しく、映画そのものの着地点が当初の想像といい意味で乖離(かいり)している。最終的には、とてつもなく格調高い作品を見せられた気がした。素顔のシン(というか、演じる阿部さん)がカッコよく、ボロボロになった喉を抱えながら、「やらない理由を探すな!」とふうかを叱咤(しった)する姿に一瞬にして背筋が伸びた。吉岡さんが半年間に及ぶ歌とギターの特訓の末にマスターした、あいみょんさん作詞・作曲のもう一つの主題歌「体の芯からまだ燃えているんだ」も必聴だ。(りんたいこ/フリーライター)』

※うん、血を吐く阿部サダは、確かにカッチョ良かった!

 ブラックサバス的な狂気があったジェ!


●背中を押された言葉は「30歳になったら売れる」



☆皆、なにがしかの絶叫をしているという作風なので、ロッカーの役で

 出ていたバイキング小峠もなにげに世界に馴染んていたワー♪





☆「プロレス今日は何の日」と「漱石と明治人のことば」をお届け~♪

(詳細は、1月1日の日記を参照のこと!)


☆さ~~て、本日3月30日(土)の、「プロレス記念日」は~?


年度・団体【1991年・SWS、WWF・東京ドーム】
カテゴリー【大会】
見出し:『SWSとWWFが東京ドーム大会共同開催』

『解説:前年に「日米レスリングサミット」を実現させたWWFはその後、メガネスーパーが設立したSWSと提携。「レッスル・フェストin東京ドーム」が共同開催される。しかしこの大会後、SWSは歯車が大きく狂いだす。WWFというメジャー団体の力を借り、巨額の資金があってもファンの支持を得られなければ成功しない・・・それが現実だった。』


◎関連書籍、ニュース記事、試合動画、など。


●20世紀プロレス 怪力!! 怒涛のボディリフト集



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※RWに軽々と投げ捨てられるホーガン&天龍・・・


●プロレスを語る上で欠かせない団体『SWS』ざっくり解説



☆本日の、『漱石と明治人のことば』は・・・

漱石と明治人のことば目次


【今日のことば】「私は、世界に日本人として生きたいと思う、それはまた、世界人として日本に生きることにもなるだろうと思う」――藤田嗣治


【解説】

画家の藤田嗣治は、明治19年(1886)東京・牛込区(現・新宿区)の生まれ。父親の仕事の関係で、翌明治20年(1887)から10年ほどを熊本で過ごした。この期間は、夏目漱石が熊本の第五高等学校に勤務していた時期とも重なり、両人は熊本市内のどこかですれ違っていた可能性もある。


藤田の父は、のちに森鴎外のあとの陸軍軍医総監となる人物。中学を卒えたらすぐにでも渡仏したいと思いこんでいる息子を見て、父は上司の森鴎外にアドバイスを求めた。鴎外はこう言った。「日本画壇には種々の事情もあるから、まずは日本の美術学校を出ておいた方がいい」


アドバイスに従い藤田は東京美術学校に進むが、そこでの窮屈な指導にどうも馴染めなかったという。文展(文部省美術展覧会)にも3年連続で落選。世界の檜舞台に羽ばたくことを宿願とする藤田としては、やはりパリへ旅立つしかなかった。


大正2年(1913)、27歳の折に単身渡仏。パリ到着後まもなくピカソのアトリエを訪問し、大いに衝撃を受け触発された。そのときの自身の思いを、藤田は随筆『腕(ブラ)一本』の中にこう綴る。「絵画というものはかくも自由なものだ。(略)自分の考慮を遺憾なく自由にどんな歩道を開拓してもよいと言うようなことを直ちに了解した。その日即座に私は自分の絵具箱を地上に叩きつけて、一歩から遣り直さねばならぬと考えた」


ここから、独自の画境を拓くための藤田の苦闘が始まった。食うや食わずの日々。床屋に行く金などもちろんないから、トレードマークのおかっぱ頭が誕生する。そうして、やがて、肌の質感までを感じさせる独得の乳白色の裸婦画で絶賛を浴びるようになる。当時のパリは華やぎと狂騒の時代。モンパルナスのカフェには、夜毎、芸術家たちが集い賑わいを見せる。藤田も仮装パーティに女装してあらわれるなどして人気をさらい、パリの寵児となった。


掲出のことばは、国際的画家として成功をつかんだ頃の藤田嗣治の思い(『腕一本』より)。世界を舞台に奮闘すればするほど、己のルーツというものを強く意識するし、そうでなければ根無し草のようになってしまう。そういうものなのだろう。藤田はこうも綴っている。「私は、フランスに、どこまでも日本人として完成すべく努力したい」/後年、戦争記録画をめぐるトラブルと失意から日本画壇と訣別し、日本国籍を捨てることになっても、藤田は日本から取り寄せた広沢虎造浪曲のレコードを愛聴し、塩辛や茶漬けを好んで食べていたという。


細かすぎて伝わらない関連動画など

(「藤田嗣治」で動画検索してみました!!)


藤田嗣治 おちゃめな肉声



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※肉声を残しておくのって、ホント重要やねぇーーー。


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オダギリジョー主演で映画化もされていたんだった・・・。

映画ドットコム FOUJITA

→『解説:1920年代からフランスを中心に活躍した日本人画家・藤田嗣治の半生を、オダギリジョー主演で映画化。「泥の河」「死の棘」の小栗康平監督が10年ぶりに手がけた長編監督作で、日本とフランスの合作映画として製作された。共演は中谷美紀加瀬亮岸部一徳ら。1913年、27歳で単身フランスへ渡ったフジタは、「乳白色の肌」で裸婦を描き、エコール・ド・パリの寵児となる。そして40年に帰国し、戦時下で戦争協力画を描くことになったフジタは、日本美術界の中で重鎮として登り詰めていくが、疎開先の村で敗戦を迎える。(詳細省略)』


FOUJITA - Trailer



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※これ、早く観なきゃ!!(単独作品としてのDVD化はされていない模様)


ジョニーAのつぶやき:絵画の世界におけるロッカーだったようですな<藤田さん