【ガンダム名台詞ランキング】スレキン特番
先日ＡＢＣラジオの深夜番組『スレッドキング特番』において、機動戦士ガンダム（ファースト）
の名台詞ランキングが発表された。リスナー投票による得票順に決定された、懐かしの名フレーズ
を、ある時は生音で流し、ある時はアメザリ平井義之の口コピで、一気に紹介していったのだ。
今日は、そのランキング結果と、アメザリ柳原哲也＆平井義之のコメント及び、リスナーの意見・
感想、そしてさらに私自身のメッセージも加えて、書き記しておきたいと思う次第である。。。
ガンダムを一切知らない人には、ちんぷんかんぷんかも知れないが、あえて、お送りしよう。
因みに、（平）＝平井 （柳）＝柳原 （リ）＝リスナー （ジ）＝ジョニーことわたくし のコ
メントを表すものとし、発言の細部は実際のものとは少し変わるかも知れないが、ご容赦くだされ。
ではまず１０位の発表から・・・
| １０位 「ザクとは違うのだよ、ザクとは！！」 |
（平）ガンダムと初対戦したランバ・ラルがこの台詞を吐くんですが。新米の兵士のよくかかる病気
になっていたアムロが、ラルとの戦いによって目が覚める、と。ある種、お父さん的存在だったんでし
ょうかね～。（柳）まぁね、ライバル、とまでは行きませんけども・・。（平）この台詞は、ラルのね、
“俺はグフに乗れたんだぜ！”っていう気持ちが思わず出たんやろねー。（柳）“なめんなよ！”って
感じやな。／（ジ）ラル発言はグフの色の青にしてみた。番組のジングルにも使われるほどの、有名な
フレーズなので、あえてみんな避けてしまったのかも知れない。ベスト３には入ると思ってたので意外。
| ９位 「それでも男ですか！軟弱者ッ！！！」 |
（平）サイド７住民がホワイトベースに避難する時に、怪我人を見捨てようとしたカイ・シデンに
セイラが言った言葉。もうこのあとず～～っと、ビビりまくりで、怒られるハメになるんですなぁ、
カイは・・。（柳）しゃあないですよ、まぁ言うても一般人ですからね、もともと。（平）そんなカイ
でも戦争で開眼していく、と。（リ）僕の中のマゾを呼び起こしてくれた台詞。最近の女王はガンダム
を知らないので、説明が大変です。（平）そういうプレイにも活用されている、と・・・。（柳）「セ
イラさんみたいに～」とか言っても「ハァ？セイラって？煙草ですか？」みたいになるんやろうなｗ
／（ジ）そうかぁ、セイラさんてツンデレやったんや♪あと歪んだ妄想・兄妹愛フェチの走りかも？
| ８位 「あの壺をキシリア様に届けてくれよ！アレは・・いいモノだ！」 |
（平）テキサスコロニーで専用ＭＳギャンを与えられながらも、ガンダムに見事にやられたマ・クベ
の最期の言葉。あれでもし勝ってれば、量産型ギャンとかも出来てたかも知れんのに・・。結局、
ゲルググの方が一枚も二枚も上だったと。（柳）ちょっと使いにくそうですからね、あのフェンシング
みたいな剣は。（リ）イメージの悪いマ・クベですが、最後はシャアの助けを借りずに自らガンダム
に挑むところに潔さを感じました。（柳）そこはやっぱり軍人やったんや！っていうね。
| ７位 「悲しいけど、これ、戦争なのよね！」 |
（平）ビームをはじき返すビグ・ザムにＧアーマーで攻撃をかけるスレッガーが、アムロに言った
台詞ですよ。マジ泣きました、っていうお便りが多かったですね。（柳）戦争の厳しさをアムロに
も教えたという・・・男ならランバ・ラルかスレッガーっていうとこがあるからねぇー。（平）俺
はスレッガーになりたかったね。体型は、ランバ・ラルに近くなってきてるけどもｗ
| ６位 「マチルダさん・・・マチルダさん・・・（中略） |
| マチルダさあぁあぁあ～～～～ん！」 |
（平）マチルダさんのお葬式で、守れなかった事を悔やむアムロの台詞です。こんなに言ってたんです
ねえ。やっぱ好きやったから、、（柳）もう初恋に近い。（平）大人の女を見よったからなぁ～。
俺かて思たもん。ずーっと２４や言うてた女の子が、ホンマは３２やった時、名前連呼したよ。どう
いうことや！とｗあれ？ちょっと違う話でしたね。（リ）めちゃ悲しいシーンなのに笑えました。
ちょっとしつこい。（柳）それをしつこい、ととるか若さ故の苦悩ととるかや。（平）チャゲ＆飛鳥
の曲のリフレインみたいなもんスかね？信者はあれが好きやけど、他は醒めてるっていう。（柳）それ
以外は笑ける、と。（平）でもそこがガンダムの良さなんですよ～。／（ジ）ここでの平井さんの喩え
はいちいち的が外れてて可笑しかったｗｗｗ
| ５位 「二度もぶった！親父にもぶたれた事ないのにぃっ！」 |
（平）コイツも軟弱者ですねｗブライトに平手打ちされるシーンでの台詞です。（リ）アムロの捻くれ
た所がよく出ている。主人公がかっこ良くない所が、ガンダムの新しい所でした。（平）ホント、かっこ
悪かったですよねー。服も洗ってませんから・・・（意味不明）／（ジ）ここはもう一歩踏み込んで、
シャアへのライバル意識から、一歩大人への階段を昇る事ができたアムロの成長を語って貰いたかった。
| ４位 「僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ！一番うまく使えるんだ！」 |
（平）何とかグフを撃退したアムロが脱走の罪で独房へ入れられた時の台詞。まだまだヒヨッ子です。
（柳）まだ何もランバ・ラルから学んでないです。（平）ガンダムは俺のもんや！と。（柳）ずっと嫌
や、とか言うとったくせにﾈｪ～。／（ジ）ここも掘り下げが足りなくて不満なところ。私的には第一位
な台詞なので思い入れも強い。「僕はあの人に勝ちたい・・・」というシーンもメッチャ好き。酒場で
会ったハモンという魅力的な女性に惹かれ、ある種ラルを超えてあの人が認めてくれるような男になり
たい！というオスの本能に目覚めかけた瞬間、とも言えるんじゃないだろうか？
| ３位 「見事だな。しかし小僧！自分の力で勝ったのではないぞ！ |
| そのモビルスーツの、性能のおかげだという事を、忘れるなっ！！」 |
（平）アムロにグフの両腕を落とされながらも何とか脱出したラルが、アムロに言った台詞ですね。この後アムロに「ま、負け惜しみをっ！」と言われるんですが・・・・まさにその通り！ｗ（柳）「負け惜しみをっ！」って言うてまうんが、俺は凄い面白かったけどねぇｗ／（ジ）思いっきり中途半端。戦争バカのラルが、少年が前線で戦っているという事実を目の当たりにしてショックを受け、冷静さを欠いているからこその台詞だと、なぜ指摘してくれない！！個人的にはその少し前の台詞、「時代が変わったようだな、坊やみたいなのがパイロットとはな！」の方を強く推したい。
| ２位 「ごめんよ、まだ僕には帰れるところがあるんだ・・・。 |
| こんなに嬉しいことはない。わかってくれるよね。 |
| ララアにはいつでも会いにいけるから・・・。」 |
（柳）出ましたねぇ～！これも。（平）最終回です。ララアとは一回ね、テレパシーでセックスしてますからねぇ。（柳）まぁまぁ、ある種のね（苦笑）。「すぐ僕も行くよ」っていう部分に対する「ごめんよ」でしょうね。（平）このあと、どうなったか非常に気になります、というお便りもありました。
／（ジ）掘り下げが全然足りませ～～～ん！！！言うに事欠いて「テレパシーでセックス」て・・平井さん！もぉ感動台無しやん！ニュータイプとして交信し合えた喜びも、アムロは当然持ってるんです。すぐにでもララアのところへ行きたい。でも、今、彼はかつてのような孤独じゃない。家族以上に愛情を分かち合えるホワイトベースの仲間たちが、彼の事を心配して待っとるわけです！彼らの想いに応える為に、彼らとのめぐりあいを何よりも大事にしたいがために、アムロはその幸せを噛み締めながらララアに報告するわけです。ララアならアムロの心を全て解ってくれるから。わがままも言えるんです。「ごめんよ。まだ僕には帰れる所があるんだ・・・」と。泣けるじゃあないですか。あと、個人的には、今まで苦楽を共にしてきた戦艦と別れを告げる、「ホワイトベースが・・・沈む」も好きな台詞ッスねぇ。
| １位 「坊やだからさ。」 |
（平）ガルマの告別式でギレンの演説「ガルマは死んだ！何故だっ！！」と言うのに対して、場末のバーでシャアがＴＶにツッ込むわけですよ。（リ）池田ボイスが堪りません！（柳）「みんなのゴルフ」で、池田さんが敵の声を出してて、ボーナストラックでこの台詞言ってくれるんですよぉ～。これは凄いですぅ～！（平）ということで、みんなが選んだ一位が「坊やだからさ」だったというのは、まだまだみんなヒヨッ子だぞ！と、そういうことでしょうね。（柳）深いね。今となってはこの台詞、何か応援されてるようにすら聞こえてきますよ。「お前ら、そんなんじゃまだまだ駄目やぞ！」と・・・。（平）まぁ、ガルマも調子乗っとったからなぁ～。（柳）まあ、言われてもしゃあない、とｗ
／（ジ）シャアの台詞がもっとランクインすると思ったが、１０位同様、みんなあえて避けてしまったのかな。「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを・・」であるとか、「連邦軍のモビルスーツは化け物かっ！！？」とかネ。有名過ぎて「まぁ、多分誰かが書いてくれるやろうから、自分は違うの出しましょ」という心理が働いた公算大、であろう。
