【キング・コング】P・ジャクソン魂

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先日、ようやく話題の『キング・コング』を観て来た。3時間の長丁場だったが、寝不足も手伝って

か、うち30~40分くらいは眠ってしまったので、丁度良い長さに感じた(オイ!w)

事前に読んでいたレビューなどでは、オリジナル版を良く知っている人ほど、「単なる焼き直し」

だの「今の時代に作り直す必要があったのか?」などと、手厳しい意見が多く見受けられた。

当方、ほとんど、オリジナル映画も原作も知らずに観たせいだろうか、ことごとく斬新で、映像も

素晴らしく、美女と野獣の心の触れ合いにも感情移入でき、かなりハマってしまった(寝ていて良く

言うよ全く♪)。特に2つの夕日のシーンにはやられたなぁ。「三丁目の夕日」もコングの夕日も、

根っこはつながっているんじゃないかなぁ~~?等と妄想したくなる最近のマイ夕日ブームであるw


キング・コング公式

公式サイト“プロモーション映像”のところをクリックして観て見て下され!感動蘇りまくりヨ~♪


いやあこの映画、俳優さんに芸達者な人を多数取り揃えていたねぇ~~。

エイドリアン・ブロディやらジャック・ブラックナオミ・ワッツもとても魅力的だったわ。

脇役の少年にすら「リトルダンサー」のジェイミー・ビルくんを起用してるくらいやもんなあ~。

キャストセンスからして、ピーター・ジャクソンの、「キングコング」に対する本気度が感じ取れ

よう。しかし、自分が一番、ジャクソンらしさを感じ取ったのは・・・【以下ややネタバレ】


途中で登場する気持ち悪ぅ~い蟲たちの造形だった。サソリっぽいヤツはさほどでもないが、もっ

と進化の遅れた、寄生虫っぽいヌメヌメした輩に至っては、ジャクソン作品に垣間見られる、

汚物フェチの面目躍如!!

という趣味趣向を、深く深ぁ~~~く感じ取れて満足だった♪


汚物フェチについては、これら↓の作品参照w

ブレインデッド アマゾン.co.jp

ミート・ザ・フィーブルズ 同上


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いわゆる、美しい夕日のシーンは、これらのおぞましい気色悪いきちゃならしぃ映像があるからこそ、余計引き立つわけなのである(いや、実は反対やったりしてナw)。ナオミ・ワッツ演じるアン・ダロウがコングと心通わす名シーンは必見!(アソコで寝てなくて良かった♪っとw)コングの名演も筆舌に尽くしがたいよ。え?コングはCGだろうって?ノンノンノン!!コレを観よ!↓

コングに功労賞! eiga.com


アメリカ批評家協会賞の堂々の受賞者(?)として認められたのである!快挙!スゲエ~~。

でもホント、コングには十分感情移入できたよ。ラスト、力尽きて落ちて行くシーンでは、引き裂か

れそうな痛みを感じた。あのあと、恋人のジャック・ドリスコル(エイドリアン・ブロディ)がてっ

ぺんまで上がって来て、二人で抱き合うわけだが、チョットそれじゃあコングがカワイソス!!とか思っち

ゃうほど・・・。自分的には最後あそこで、もう少し早くジャックに上がってきてもらって、コングがジャックに

アンを託す、という形にして貰えたら、一番嬉しかったがなあ~~と、贅沢な希望も述べてみたくな

る。ま、でもブロディの女癖の悪さを考えれば、きっとその後、浮気しまくったジャックに対してア

ンは言うだろうな。 「浮気性な人ね!!コングはもっと私に一途だったわよ!!」 ってw

(ちょーそれって、ジャックと素のブロディを同一視しすぎてるんちゃうん!??激ワラ・・・)


では、好意的なブログと辛目の批評ブログを紹介して今回のリポートを終わりにしよう。さらば!

リメイク版『キングコング・レビュー』

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