【白虎隊】花ならば散るが覚悟・・
ビデオで『白虎隊』前・後篇合わせて5時間の大作をようやく、さっき観終わった~。
年末時代劇スペシャルとして、日テレで1986年12月30・31日に放送された分だ・・。
ストーリーやキャストの詳細はコチラ↓を。
《引用》
【第一部】“京都動乱”
『文久二年、、会津藩主松平容保は精鋭千人を率い、上洛した。この頃京都は尊皇攘夷派による暗殺
の坩堝と化しており、連日、白昼から殺し合いが続いていた。だが、容保はすぐにはその鎮圧にかか
らなかった。「公武一和」と旨とする容保には、話せば判るはずという信念があり、我慢を重ねた。
攘夷派浪士達はこれを逆手に取り、佐幕開国派に対する暗殺の刃はさらに激しさを増し、容保はつ
いに鎮圧に乗り出した。「八・一八の政変」「池田屋騒動」と長州を筆頭とする攘夷派との全面武力
戦争で、新撰組の活躍もあって容保は圧倒的勝利を得た。しかし天皇の死により、長州が巻き返し、
会津は急激に窮地に追い込まれてゆく。慶応四年二月、「白虎隊」が結成され、歴史という船は若き
少年達を乗せ、動乱という大海へと出航していった。
【第二部】“落城の賦”
『容保は、あくまで戦争を回避せんと、西軍に対し幾度となく恭順の姿勢を示したが、東征軍参謀は
非常にもこれを却下する。ここに於いて、会津を盟主とする「東軍」と薩長士を筆頭とする「西軍」
との全面戦争に入る。だが、物量の差と鉄砲の性能の違いなどで、東軍は各地で敗戦が相次ぐ。
一方、白虎隊士中二番隊は、戸の口原から退却し、砲弾の中をかいくぐりつつようやく飯盛山山中に
たどりつく。だが、そこから望む鶴ヶ城は猛煙に包まれていた。帰るべき城を失った少年たちは、山中
で壮絶な自決を決意する。』 《引用終わり》
組織されるまでの長い長~~い助走期間という感じ。新選組のエピソードが中心、といった方がしっ
くりくる。ゆえに前編の方が面白く観られた。後篇は話が淡々と過ぎていく感じで、NHKの歴史番
組を観ているような感覚に陥ったし。前後篇ともに、話を盛り上げたのは、堀内孝雄の歌う、主題歌
『愛しき日々』 だった。この曲はもともと大好きで、よくカラオケでも歌ったりするんだが
(恥)、そうかー、このドラマに使われていたのかぁ~。歌詞を噛み締めて聴くと、また一段と心に
染みるゼ!!作詞:小椋圭、作曲:堀内孝雄、会心のコラボであろう。『新選組!』主題歌にも「愛し
き~友はいずこに~♪」というフレーズが出てくるし・・・「愛しき~」っていうフレーズは、もう
パブロフの犬状態で、聞くと脳がすぐ幕末と結びつけちゃうようになっているな、全く・・・ww
版の筒井道隆もこれに比べたらやはり貫禄がないや)し、弟の定敬役の中村橋之助も上品な佇まいが
適役!殿の側近たちも、西郷頼母の里見浩太朗、萱野権兵衛の西田敏行、神保修理の国広富之などな
ど演技派で固めて、文字通り殿をお守りしていた!w
新選組関連で行くと、近藤勇が夏八木勲で土方歳三が近藤正臣(ややこしい!)この新選組ツートップは
なかなか貫禄あってイイ感じだった♪あとは沖田総司の中川勝彦、と。実質、新選組で台詞があった
のはこの3人だけかな?特にかっちゃん演じる沖田は、各シーンの終わりでボソボソッと名台詞を吐
く、といった役回りで、素のかっちゃんのイラン事言いの習性を見事に活かしているな~、と感心す。
について語るのは止す。やはりタイトルが「白虎隊」だけに、白虎隊の若手俳優の面々を採り上げね
ばなるまい。メインの4人を除いては、ほぼオーデションで取ったらしい。ん~~~<何ちゅうんか
なぁ~~~、全体的に華がない!いっちゃん光ってるのは、近藤真彦ソックリの新田純一クン。あと
は・・・ビジュアル的にはキッツイ子ばかりに見えた(新選組!の弊害かな?ジャニーズ系の可愛い
少年ばかり期待してしまうのは・・)。坂上忍ですら、馬面の変な風貌である。さらに、西川きよっ
さんとこの弘志坊主wチーコイこと宮川一朗太www「スクールウォーズ」のイソップもいたなあ~w
ショボイよ!ま、百歩譲って、イケメン揃いでなくとも、何とも動きがドン臭い、野暮ったい感じに
満ち溢れてて××× 今なら、ジャニーズJrとか起用して「白虎隊」作ったらいいんちゃうかなぁ?
とチョト思った。いやひょっとしたらもうあったりする?ジャニーズ白虎隊・・。