【ほにゃらら派】

伏せ字の入った、次のような文章を、皆さんならどう読むだろう?

「○○性を加えて、○○化すると、○○的になる。」


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僕はもっぱら、「ほにゃらら性を加えて、ほにゃらら化すると、ほにゃらら的になる」というように、○○のところに「ほにゃらら」を使う傾向がある。コレは、同じ世代(30代~40代)の方なら、きっとお解り頂けるだろう。久米宏さんが司会をし、コント55号が各チーム(ぴったしチームとかんかんチームね♪オワ!懐かしい)のキャプテンをしていたぴったしカンカンというクイズ番組の中で、久米さんが使っていたフレーズだ。この言葉は、当時かなり一般的に普及していたのではないだろうか。因みに、フレーズが短い場合には、「ほにゃ」と短縮する場合もあり。


先日、小学6年の生徒に範読した際、「ほにゃららが・・・」と読んだら、「変だ」と言われた。「なになにが・・・」と読んでください、というのだ。なるほど、最近の子供に久米宏式ボキャブラリィは通用しないのだなぁ~、と認識を新たにした次第。


仕事柄、他の塾講師の授業を見学させてもらうこともある訳だが、やはり伏せ字の読み方などは、各者各様、いろいろなパターンがあるようで。。。


「ほにゃらら」と同系列に入りそうなフレーズとしては、「チョメチョメ」がある。

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山城新吾司会の、深夜クイズ番組(というよりはお笑いか。。)アイアイゲームがその起源だ。ただし、この言葉は、「ニャンニャン」(死語!)や「エッチ」(明石家さんま考案)などと同義に使う場合も多く、「ほにゃらら」ほどは一般的でないように思う。でも、たまに使う年配の講師が実在するのは確かなことw


他には、やはり「なになに」や「なんとか」という“何”系の言い換えが多いようだ。「なんちゃら」というのもあったな。(新野新系か?)


さらに、○○なら「まるまる」、□なら「しかく」、□内に番号や記号が書いてあれば、そのまんま、「1番」とか「ア」とか読む、『そのまんま派』もある。


あと、これはたまに自分もすることがあるのだが、「フンフンフーン」という感じで(活字にしにくいナァw)ハミングで歌ってるような読み方をする場合。便宜上、『ハミング派』とでもしておこうか。

ハミングの場合、字数の長さやイントネーション、何となくのニュアンスなどの大きなヒントを出すことができる利点がある。「○○的」の○○に、例えば“合理”を入れる場合、「フーフ的」のように間を伸ばして読んだりとか、“近代”なら「フンファイ」みたいに、大まかな輪郭を知らせることも可能。ただし出来る生徒からは「先生言いすぎ!」という声が挙がる場合もあったりする訳だが・・・。


さて、皆さんは、『ほにゃらら派』ですか?『チョメチョメ派』ですか?『なになに派』ですか?『なんとか派』ですか?『なんちゃら派』ですか?『そのまんま派』ですか?『ハミング派』ですか?それとも、それら以外の、別の『ほにゃらら派』??