【冒険活劇飲料「サスケ」】

先日、懐かし写真を貼らせてもらったところ一番反響のあった、サントリーの某飲料を採り上げたい。

ほかにも、いろいろと当時の懐かし飲料を特集してるサイトがあったので、まずはそれから。。。

あんなの飲んでた頃


あ~、あったあった、懐かしいなぁ~。 「維力(ウィリー)」に「リベラ」「チェリオ」「マウンテンデュー」に「プラッシーオレンジ」に「メッコール」!!!

まるで、鳴り物入りで来日したが、まったく活躍せずに帰っていく、助っ人外人のごとき、名前の羅列だな~w アレ、「サワーロイヤル」はないのかなぁ~、と思ったら・・・


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調べると、どうやら「サワーロイヤル」って近畿圏だけで販売された飲み物だったようッスなぁ~。

あんなに美味しかったのに(パイン味とホワイト味あり。自分はパイン味が大好物っした。)、なぜか、2003年2月発売中止。(コカコーラの会社合併とかなんとかいろいろ事情はありそうだ)数年前に、味の似た「アンバサ・ホワイト」は再発売になっているが・・・パイン味サワロイは未だ、復旧する気配すらない!!!何か情報を知ってる方、いたはったら教えてちょーだいな♪よおーし、「サスケ」の次は絶対、幻のサワロイ採り上げるぞぉ~う!!ご協力をお願いしたい。


さて、では本論。ある者は 「カラメルソース(プリンの上のヤツね♪)の炭酸割りみたいな味」 と言い、またある者は養命酒とドクター・ペッパーをミックスしたような味」 と言い、そしてまたある者は、 「風邪薬の方がなんぼもマシやでぇ!!」 と言い放つ!!その、脅威のマズい飲料とは!!

冒険活劇飲料、サスケ!!

である。冒険活劇飲料て。。。北尾光司 “冒険格闘家” とおんなじくらい意味不明やわ!


前日、hanohanoさんのコメントによって、仙道敦子さんがCMをしていたと教えられ、「あぁ!あの忍者がそうだったのかっ!!」と、埋もれていた記憶が一瞬にして蘇って来たよぉ~♪


ウィキペディア サスケ(清涼飲料)

ウィキペディア 仙道敦子

・上記ウィキペディア×2の一部引用

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《サスケ》

●サスケ(SaSuKe)は1984年にサントリーフーズから発売された炭酸飲料である。コカ・コーラに対抗する商品として登場したもののワンシーズンのみで生産中止になった。当時としては斬新なコマーシャルが話題となった。キャッチコピーは「コーラの前を横切るヤツ、冒険活劇飲料サスケ」。

●コマーシャル

コカ・コーラに対抗するということで宣伝には力が入れられた。CMディレクターには当時売れっ子であった川崎徹、コピーライターは糸井重里、アートディレクターに横尾忠則、CMソングには坂本龍一が起用された。CMは「仮面の忍者赤影」のような特撮忍者モノを彷彿させる時代劇調であるが、現代風の警官や電話が登場するなどシュールなものとなっている。非常に短いカット割りで構成され、着ぐるみの怪獣、少女忍者、警官、バテレンの宣教師風の外国人が電話をとるシーン、コーラの前を横切る少女忍者のシーン、コップにサスケが注がれるシーンと場面が目まぐるしく変わるもので「つづく」のテロップで終わる。外国人扮する謎の男の「なに、サスケ?」という外国人特有の奇妙なイントネーションのセリフが当時の小中学生の間で一時的に流行した。忍者に扮する少女は、当時一般的には知られていなかった仙道敦子である。

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コーラの前を猛スピードで横切るというシーンは、比較広告が許容されていない日本ではギリギリの表現であり当時としては画期的(あるいは挑戦的)なCMといわれた。


仙道敦子

●仙道 敦子(せんどう のぶこ、1969年9月28日 - )は愛知県出身の女優。本名は緒形敦子(おがた のぶこ)。1981年、テレビ朝日のドラマ「判決」でデビュー。1982年映画「鬼龍院花子の生涯」、『積木くずし その後の娘と私たち』〈テレビ・1985年 制作中止になる〉、1984年に放送されたサントリーの炭酸飲料「サスケ」のCM、1986年に日本テレビで放送された連続ドラマ「セーラー服反逆同盟」の主演などアイドル女優として活躍。1990年代にはTBSの連続ドラマ(ホットドッグ、クリスマス・イブ、卒業、あの日の僕を探してなど)に多数主演、またはそれに準ずる役で出演した。

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その後緒形直人と結婚し、芸能活動を一時休止したが2000年に三共、2003年にはコニカミノルタデジタルカメラのコマーシャル、また2003年11月放送のテレビ朝日流転の王妃・最後の皇弟」にナレーターとして出演した。矢沢永吉の熱狂的なファンでもある。


●出演作品

ドラマ 1986年 セーラー服反逆同盟日本テレビ系) 1990年 卒業(TBS系)


研音所属 東京都立代々木高等学校卒業 中村由真はクラスメート


信じられないくらいの超大物が集結して創ったCMだったが、不味いという噂が広まり、アッちゅう間に打ち切り。まあ、あれだな、教訓としては。。。

どんなに素晴らしいCMを創っても、商品が悪けりゃ、どう頑張っても無駄!

ってこったろ。当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったろう糸井さんのコピー、『コーラの前を横切るヤツ』でさえ、もうギャグのようにみんなして「ホンマに横切った(素通りした)だけやったなぁ~」だの「横切ったときに完全に轢き殺されよったなぁ~w」などと笑いものにしている状況だし・・・(苦笑)。

仙道さんのウィキ記事では「矢沢永吉の熱狂的なファン」にワロタ。それがなんで緒形直人なんやろwww


しかし、もう一度、あの変わった味を復活して欲しい!と嘆願している人たちもいるようで・・・。

たのみこむ サントリー殿「サスケ」を再発してたもれ!

お宝広告館 まれにみるみれにあむ


オイラはサスケよりも、サワロイ再発運動を起こしたい気分だヨォ~~~~~~~ン。さてさて、では、その「サスケ」のCMをさっそく観てみよう!とは言っても、動画を探したけど結局見つからなかったので、ここはひとつ、3つの情報を頭で1つの映像に補完して頂きたい!!すなわち、写真&音声&解説である♪♪♪↓


①まずはヤフーブロガーのcherrycreekjpさんのブログ記事から!!

昭和テレビ ワンダーランド

今回は出血大サービスとばかりに、このCMを自分のビデオからキャプチャした画像をアップしてみた。

この怪しげなCMの雰囲気が伝わればいいのだが...。

おおおお、この怪しげな雰囲気!!伝わってまいりましたでぇ~~~~!!チェリィクリークさん、サンクスツーユー♪


②そして次に、文字による解説まいろうか。ざっくまんさんのCM解説ページ(他CMも盛り沢山)!

CM独り言

~サスケ江戸時代登場編15秒バージョン~

夜の江戸の町を忍者サスケ(仙道敦子)が走る。

細かいカット割りで忍者サスケが数カット。

突然「忍者サスケVS怪獣」の格闘シーン。

忍者は怪獣を頭の上に持ち上げ回転する。

いきなり交番のシーン。警官が「なに?!サスケ?」

ナレーション「コーラの前を横切る奴、冒険活劇飲料サスケ新登場」

サスケをコップに注ぐ映像にテロップで

「リン酸・カフェインは無添加です」と表示。

忍者サスケの笑い声「ははははははははは」。

背景はサスケのビンがいっぱい並んでいて100円と表示されてる。

黒バックに切り替わりテロップで「つづく」


③さあ、では①の画面の雰囲気を覚えといて、②のストーリーもふまえつつ、音声で締めくくろう!

現代飲料考 ところでサスケを考える~Think of SaSuKe~

若干、3つの情報がバージョン違いで、リンクしてなさげな所が、片手落ちな気もするが・・まぁ、許してたも。


・寿命の短かった商品だったけど、“忍者”ってゆーコンセプトからすると、みんなに愛されて有名になっちゃっちゃあ逆にダメだった気もするナ。それよりも、知る人ぞ知る、みたいな感じで、少数のマニアがその存在意義を追い求めてゆく、忍んだ魅力を掘り下げてゆく、っていうノリの方が、結果的にはピッタリ合ってたんじゃあないかいな?と、無理やりまとめておしまいとする。