【いけちゃんとぼく】西原さんの絵本

西原理恵子さんが、本格的な絵本を描かれた。大人向けの、ちょっぴり甘酸っぱい味わいのする絵本。

一見、以前紹介した『パーマネント野ばら』の中の、ワンアイデアを広げただけのようにも思える。

一見、「オバQとドラエもんと、トトロあたりを混ぜただけじゃないッスかぁ~、さいばらサァ~~~ンw」って突っ込みたくなるところも出てくる。そんな作品www


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しかし、読んでいるうちに、どんどん惹き込まれてゆく。『パーマネント~』よりは男性向けなのかもしれない。子供の頃はこういう架空の生き物が、脳内に生息しているかも知れない・・と。




何より、絵本!と銘打ってるだけあって、色彩豊かな西原ワールドが、これでもか!っちゅうくらい詰め詰めの超お得品となっておる♪以下に何コマか抜粋するが、ホント、海の青とか、山の緑とか♪うっとりとして、心洗われる色遣いなのダわヨ~ゥ。


内容の解説を引用しとこうか。。。

amazon.co.jp いけちゃんとぼく

内容紹介

ある日、ぼくはいけちゃんに出会った。いけちゃんはうれしいことがあると数がふえて、こまったことがあると小さくちぢまる。いつもぼくのことを見てくれてるし、ぼくが友達にいじめられて落ち込んでるとなぐさめてくれる。でも女の子となかよく遊んでるとまっかになって怒り出す。そんないけちゃんのことがぼくは大好きで――。 不思議な生き物・いけちゃんと少年の心の交流。西原理恵子が描く、新たなる叙情ワールド!


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食育・グルメ特集のサイトで、西原理恵子さんのインタビューが載っていたなりよ。



主人公の男の子は、これまで西原さんが付き合ってきた男と、今育てている息子とが入り混じったキャラクターなんだそうな。

多分、これまでの西原作品の中で、一番世間に受け入れられる要素を多く含んだ作品になったと思う。


ウン、これなら、誰にでも勧められるもん!



↑ここでは、“立ち読み”のところクリックで、第二話「いけちゃんと山のぼり」が全部読めるヨ♪










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いけちゃんキャラは、商品展開もできそうだと思う。スライムみたいに形が変わったり、増えたり、縮んだりする、いわゆるお化けキャラ。ん?どこかで見た覚えあるゾ~。おお!そうだ、子供の頃に見た、海外アニメ『怪獣王ターガン』に出てた、ヒューヒューとポーポーだ!下記サイト参照のこと。



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作品は『スーパースリー』や『大魔王シャザーン』『チキチキマシン猛レース』などでもお馴染みの、アメリカのハンナ・バーベラ社制作。キャラクターの面白さで、今でもよ~く雰囲気を覚えている作品だ。


西原さん!まさか、まさかコレのパクリじゃあ???ないッスよねぇ~~~~。