【マリー・アントワネット】キキ新作♪

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ようやく観てきた♪キルスティン・ダンストの新作『マリー・アントワネット』を!!!

華やかな衣装や宮殿、美味しそうなお菓子、そして主演のキルスティンか、監督のソフィア・コッポラ、いずれかに興味がある人にとっては、きっと満足のいく出来栄えだと思うのだが、一般的にウケるか?と問われたならば、僕は自信を持って答えたい。「否である!!とw」



上記サイト引用

14歳でオーストリアからフランス・ブルボン王家に嫁ぎ、18歳でフランス王妃に即位、そしてフランス革命によって37歳の短い生涯に幕を閉じたマリー・アントワネットの人生を「ヴァージン・スーサイズ」「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラ監督が映画化。タイトルロールにはキルステン・ダンスト。その他アーシア・アルジェントジェイソン・シュワルツマンらが共演。


原題:Marie Antoinette 監督・脚本:ソフィア・コッポラ 撮影:ランス・アコード

美術:K・K・バーレット 衣装:ミレーナ・カノネロ

出演:キルステン・ダンストジェイソン・シュワルツマンアーシア・アルジェント

リップ・トーン、マリアンヌ・フェイスフル、ジュディ・デイビス

2006年アメリカ映画/2時間3分 配給:東宝東和、東北新社


公式サイトも数あれど・・・日本版ショボ!!全然ヤル気ないやーーん!

マリー・アントワネット 日本版公式


フランスの公式サイトはさすがにお洒落~~♪(本編以上にお洒落度UP!)

フランス版サイト(オープニングでトレーラー付き)


そしてそして、一番、カッチョヨスなのがココだ♪もう、本編の10倍はワクワクする(これって本編批判!?)。

ソニー・ピクチャー.com マリー・アントワネット


フランス政府の許可を得て、ベルサイユ宮殿でロケをしたにもかかわらず、カンヌでは酷評。掲示板を見ると、相変わらず「キルスティン=ブサイク」の雨嵐w 思わず昔懐かしくなって、悪口カキコに参加してしまったヨ(ヲイヲイ)。


個人的感想を述べよう。あくまでも、マリーという一女性の青春群像とでも言うような、偏った視点を切り口にしているのが丸わかりなので、史実に基づいた正統派の歴史物語、などと思って観に行くと酷い目に遭うだろう。実際、歴史学者からのブーイングも来ているらしいし・・・↓

シネマトゥディ ニュース


上記記事引用

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キルスティン・ダンストのアントワネットに歴史学者もブーイング 2006/10/05

カンヌ映画祭でブーイングを受けたキルスティン・ダンスト主演の『マリー・アントワネット』が、今度は歴史学者からもブーイングを受けている。フランスのマリー・アントワネット協会の会長は「インターネットで映画の予告を見たが、ぞっとした。アントワネットは“パンがなければケーキを食べればいいじゃないの”と言っただけの女性ではなかった。この映画のせいで、アントワネットのイメージを改善しようとしてきた我々の努力が水の泡だ」とコメント。当のダンストは、「歴史的事実というよりも歴史的な感覚の映画。マリー・アントワネットの教育用伝記映画を期待しないでほしい」と言っている。


かと思えば、文化的・教育的な価値のある作品として「French National Education Prize」も受賞?

詳細は、ソフィア・コッポラのインタビューでどうぞ。↓

Yahoo!映画 ソフィア・コッポラ単独インタビュー


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では、そろそろ個人的な感想をば述べたい。上記までを読んで、観るつもりねえよ!と思われた方は、次のクリップ集を観るだけで十分かも。環境ビデオとしてなら、万人に楽しんで貰える映像美ダカラして!



観る予定の方は、ここから若干(どころじゃないかも!)ネタバレを含む内容になるので、この下の写真(題して「キキ、イケメンに目がない!」の写真、ネw)のところまで飛ばしてチョ。


・まず、嫁いだ皇太子がなかなか夜のお勤めを果たしてくれないというくだりは、『モナリザ・スマイル』の時の役柄とダブったなぁ~。いわゆる、

顔がブ○○○ちゃんだから、ソノ気にならへんねや!きっと!!!

というツッコミを入れるべきエピソードだったと思うw愛犬モップスと別れる時の顔は、確かに「スパイダーマン」仕様のブサコちゃんだったゾイ


・気になった共演者は、国王陛下の愛人デュバレー役のアーシア・アルジェント!むっちゃ悪女フェロモンたっぷりの役柄を超下品に演じて絶品だった。もっとキキとの絡みがあればよかったのに。勿体無い!特に、前半は忌み嫌う存在だったデュバレータンが、マリーも不倫をするに至って、最後は和解する~♪みたいな、そういう展開になるのかと思ってたら・・・デュバレータン途中退場して、その後二度と出て来えへんって!!wそんなぁ~。そして愛人のフェルゼン伯爵役のJ・ドーナン。眼光鋭い濃い顔系の彼は、確かキーラ・ナイトレイの元カレだったっけ。この作品の撮影中に、「キキに恋人を取られるかも!!」と錯乱している姿がニュースサイトに載っていたはず。キーラみたいな整った顔の美女は、そっち方向の美人競争なら自信はあるけど、キキみたいな一風変わったブサカワ系には、分が悪いと思うものなのかも知れんねぇ~~。


マリー・アントワネットと言えば、ギロチン処刑シーンが一番有名だと思うが、本作ではそこまでは描かれない。要するに、マリーがベルサイユ宮殿へやって来てから、民衆の暴動に遭って宮殿を追われるまでの期間に限定した半生記なのだ。それはそれで、潔くて結構なのだが、やはりキキの演技ウォッチャーのワタクシとしては、ギロチンにかけられる寸前の、マリーの表情や立ち居振る舞い、その一挙手一投足を観たかったナァ~~、というのが偽らざる本音だ。もし撮ってくれてたら、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を超える、衝撃のラストになったかも知れないのに。これまた「惜しいよな~~」という感想に繋がる。


・あと、下世話な感想だが、なかなか夜の営みを行おうとしない皇太子に、マリーの兄がアドバイスするシーン(象がやけに印象的なシーンだったw)の直後、速攻で二人は結ばれていた。兄のアドバイスが効いたわけだが、それはまるで、王貞治一本足打法を授けた荒川博に匹敵するほどの素晴らしい助言だったわけだ。だがその話の中身について映画内では一切触れていない。。。アレはきっと、皇太子の趣味であった錠前の喩えを用いて(皇太子は錠前ヲタクだった!!)、「良い錠前が、穴に差し込んで巧みに回転させる必要があるのと同様、夜の営みも、君の錠前を巧みに操るテクニックがあって初めて、快感に結びつくんだよ~!」みたいなネw・・・で、皇太子は必死こいて錠前回しをやってみた、と。アレ?こんなこと考えてたン、俺だけか?サブ・・・


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・最後に、中盤でワンサカ出てきた美味しそう~~~なお菓子の山を見て、ふと思った。

不二家再建のカギ”は、「マリー・アントワネット」との提携しかないんじゃあないのか?ってww

この映画に登場するお菓子の販売権利を取って、映画とのタイアップでもってアピールするのである!

イメージの悪くなった、ペコちゃんとポコちゃんは、もうトレードマークの顔から外して、新たに登場

させるキャラクターは、ずばり、マリー・アントワネット キキちゃん!

舌をチョロッと出したキキのイラストの愛くるしさで、必ずや不二家は・・・止めを刺されるであろう、てアカンやーんっ!!

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