【ノストラダムスの大予言】念願成就
『ノストラダムスの大予言』なのであった!!
それはさておき、この『ノストラダムス~』、うわさだけはさんざん聞かされていた。オーケンや、竹内義和さんや、その他、映画マニアを自称する詳しい知り合いの方々から・・・。
●スタッフ
原作:五島勉『ノストラダムスの大予言』(祥伝社、1973)
●キャスト
丹波哲郎 黒沢年男 司葉子 由美かおる 谷口香 田遠実 青木義朗
竜崎勝 佐々木勝彦 武藤章生 浜村純 平田未喜三 中村たつ 谷村昌彦
山村聡 瀬良庄太郎 鈴木瑞穂 内藤武敏 志村喬 平田昭彦 小泉博 下川辰平
(予言の声:岸田今日子)
●あらすじ
夢の島で公害のため巨大化したナメクジが大発生したことをきっかけに環境学者西山は国会で様々な人類滅亡のパターンを警告。地球の危機の可能性を力説、破滅への展望を展開していく。その凄惨な内容とは・・・
●概要
前年の『日本沈没』のヒットを受けて東宝が作成したパニック映画の第二弾であり、1973年11月に発売されて大ベストセラーとなっていた五島勉の著書『ノストラダムスの大予言』を原作として制作が開始された。映画のプロットを練る際の科学考証の過程で、アドバイザーの一人であった農林省食品総合室長(当時)の西丸震哉の影響を色濃く受けた。西丸は五島との対談形式の著書『実説大予言』(祥伝社)を映画の公開直前に出版しているが、ここに表れた西丸の極度に悲観的な環境観・食糧観は、映画の基本的なモチーフと一致している。
インタビュー等によれば、製作者側は環境問題への真剣な警告という側面を強く打ち出したかったようだが、その描写の仕方などからSF映画としての評価は芳しいものとはいえない。
●本編修正およびビデオソフト未発売についての経緯
劇中で核実験により南方の原住民が被爆、放射能の影響で食人化して探検隊に襲いかかるシーンや、近代文明が核戦争で滅亡した後に放射能で異形の姿となった新人類のデザインが、実際の原爆症による奇形をデフォルメしたものであったことなどが差別的であると取り沙汰された。公開から4ヶ月後にはそれらの描写の一部(約1分45秒)をカットした修正版フィルムと差し替える措置がとられたが、公開自体は続けられた。
その後、1980年に修正版がテレビ放送されたが、ビデオカセットと LDは1986年春に発売予告がなされたものの中止となる。1996年にサウンドトラックCDがバップから発売されたが、本編に関わるソフトは発売されないままだった。
思えば、セブンの12話も、「YOU TUBE」で観せてもらったっけ。ホントに感謝感激雨ようつべ♪である。
何となくドラマ部分は、学校の講堂で全校児童が鑑賞するような、教育ビデオっぽかった。(実際に文部省推薦かなんかだったと思う)
ノストラダムスの大予言 予告編
ノストラダムスの大予言 "Prophecies of Nostradamus" Part II
ノストラダムスの大予言 "Prophecies of Nostradamus" Part III
ノストラダムスの大予言 "Prophecies of Nostradamus" Part IV
ノストラダムスの大予言 "Prophecies of Nostradamus" Part V
ノストラダムスの大予言 "Prophecies of Nostradamus" Part VI
ノストラダムスの大予言 "Prophecies of Nostradamus" Part VII
ノストラダムスの大予言 "Prophecies of Nostradamus" Part VIII
ノストラダムスの大予言 "Prophecies of Nostradamus" Part IX
ノストラダムスの大予言 "Prophecies of Nostradamus" Part X
ところどころ、おバカな設定に突っ込んだり大笑いしたりできるんだけど・・・それ以上に、この映画が警告している、人類の破滅への道程が妙にリアルなせいで、恐ろしさのほうが強く残る結果になってしまったナァ~~~。内容に関しては、ネタバレになるので、ちょっとだけに留めようっと。
あと、最初から最後までチョト浮いている感のぬぐえない、黒沢年男と由美かおるの若いカップルだが、ラスト付近の由美のダンスで、その違和感は絶頂を迎える♪www人類が破滅の到来を実感しているその一方で、 丘の上で踊る由美かおる やでぇー。脳みそ沸いてくるって、マジで。