【西原さんの最後の言葉】アエラ
今週号の「AERA」に、西原さんの告別式後のインタビューが載っていた。
本日は、西原さんの言葉を若干引用させてもらいつつ、内容紹介&感想を書いてみたい。
カモちゃんが逝ってしまったとき、息子と娘が寄ってきて、西原さんのほっぺを引っ張り、笑わせようと
したらしい。いつの間にか気遣いの出来る子になっていた、とさらに泣く西原さん。
カモちゃんは最初、仕事のことで家に来たのに、泊り込んで帰ろうとせず、そのまま結婚したそうな。
西原さんが惚れた理由がイカシていた♪
『私って、めったに笑わない。だって私がお笑いのプロだから。でも、彼だけは私を笑い続けさせてくれた。彼は文章書くとつまらないけど、話は面白いの。笑いのツボが同じだった。』
※ちょw「文章書くとつまらない」って西原さん!ぶっちゃけて言い過ぎ~!
今頃、天国でカモちゃんコケてるで、絶対w
子供が2人できた後、間もなくアルコール依存症になったカモちゃん。ののしられ続けるうちに、西原
さんにはカモちゃんが悪魔に見えてきたらしい。とうとう彼を家から追い出し、本気で「死んでくれ!」
と思ったんだって。ヒョエ~、これまたぶっちゃけトークやなぁ~~~~。ギザコワス。
癌が発覚し、「来年の桜は見られないだろう」と担当医に言われる。そんな折、カモちゃんから、「う
ちへ帰りたい」というメッセージが届く。西原さんは「自分さえ我慢すれば」と思ったそうだ。
『バクチですった金と一緒。自分が好きになった男だから、後で悔やんでもしょうがないでしょ』
それからの、家族4人で暮らした半年間、カモちゃんは一切酒を飲まなかった。
『本当にいい人だった。出会った頃の彼、そのまんま。やさしい父がいる家。マイホームっていうやつ?最初で最後の家庭生活。新婚生活のようでもあって、本当に幸せだった。』
その半年は、お子さんにとっても、かけがえのない半年だったことでしょう。西原さんの漫画で紹介さ
れるエピソードだけをとってみても、それは痛いほど強く伝わって来ます。
そして、最後の一節。コレ読む度に、ドワワ~~って涙溢れてしまって困りまくりッスわ。