【３００ スリーハンドレッド】狂気上等！ここはスパルタだっ！
姫路山陽座の、日曜日の最終上映で観て参った。『３００ スリーハンドレッド』！！！
予告編を一目見た瞬間から、興味津々ﾀﾞｯﾀ♪昨夜の映画情報ラジオ番組「アシッド映画館」でも好評そう
だったので、早目に鑑賞決行して来た。ｲﾔｧｰ、新鮮な映像体験をさせてもらったやー。
eiga.com 新作映画評 ３００
内容抜粋↓
・「シン・シティ」のクリエイター、フランク・ミラーによるグラフィック・ノベルを「ドーン・オブ・ザ・デッド」（04）のザック・スナイダー監督が映画化。紀元前480年。スパルタ王レオニダスのもとに、侵略を目論むペルシア帝国の王クセルクセスから使者が来訪し、水と土地を差しだし、服従の証を示せと要求。レオニダスはこれを拒否し、たった300人の重装歩兵で100万のペルシア軍を迎え撃つことになる。
原題：300 監督：ザック・スナイダー
脚本：カート・ジョンスタッド、マイケル・B・ゴードン、ザック・スナイダー
原作：フランク・ミラー、リン・バーレイ 撮影：ラリー・フォン
音楽：タイラー・ベイツ
出演：ジェラルド・バトラー、レナ・ハーディ、ドミニク・ウエスト、
デビッド・ウェンハム、ロドリゴ・サントロ
2007年アメリカ映画 ／1時間57分 配給：ワーナー・ブラザース映画
・公式ＨＰ
もうとにかく、手、足、首が飛びまくり！死体の山で防御壁造る～～、みたいな残虐極まりない描写
満載なのに 、何だろうこの芸術的な映像美は！！まさに映画の革命？いやあ、漫画と映画の融合だろう。
原作はフランク・ミラーのアメコミ。『シン・シティ』の時も、コミックの映像化が注目の的となって
いたっけが、今回ははっきり言って、究極のコピーに成功しているのではないか。。。
なにせ、決めポーズのカッチョ良さは痺れるほどだし、スローや早回しをミックスして見せる戦闘シー
ンはまさに漫画のコマ割りそのもの！漫画特有の肉体のデフォルメまでＣＧで再現しているのだから、
徹底し過ぎるほど徹底され尽している！！
「ようつべ」に、原作漫画の動画があったので貼ってみる。時間が規定を超えているので、すぐ消される
と思われる。早い目に観よう！（まだ劇場へ行ってない方も観て損はないと思うゾヨ）
Frank Miller's graphic novel ３００
大モブシーン（群集シーン）や狼と対峙するところなんて、１００％完コピである。感動を通り越して
敬服・・・いや、従属じゃ。スパルタは決して敵に屈しなかったが、観客であるわっちは、この映画に
屈服しっ放しなのであ～るｗ
主演のジェラルド・バトラー、ハマリ役やったねー。あの筋肉は男女問わず惹き込まれるような魅力が
あるやね。特に筋肉マニアの腐女子の方、観ないと一生後悔しますﾖ～ｗ
eiga.com ジェラルド・バトラー、自分の肉体にビックリ？
→ 『自分でも鏡を見てビックリしたよ」とまんざらでもない様子で、「まるで他人の体に自分の頭だけ合成しているようだけど、実はそういうふうに撮ってるんだ（笑）」と冗談を飛ばして会場を笑わせた。／しかし、実際には専属のトレーナーやボディビルダー、スタントマンたちの指導の下、撮影中も毎日「殺人的なトレーニングをこなした」そうで、そのおかげで「この上なく厳格なスパルタの精神が自然と身に付いていった」と語った。』
※スパルタ式のトレーニングと言えば、今巷で流行の、「ビリーズ・ブート・キャンプ」とかやったのか
もねぇ～w
敵のペルシア王がロドリゴ・サントロくんだったとは、帰って資料を見るまで気付かなんだﾅｧ～。
何となく、無敵の王者、ヒクソン・グレイシーを連想しちゃってた。その佇まいたるや、王の風格を
リアルに体現していた。全体的に、高尚な雰囲気を醸し出していたのは、詩的なナレーションのｶｯﾁｮﾖｻ、
そして音楽の力、に因るところ大なのではないかと思った。
～その他、瑣末な感想あれこれ～
●石井輝男監督が喜びそうな、奇形人間たちがたくさん出て来たのは個人的にﾁｮﾄうれしすだったワ♪
奇形の者たちがうごめく場面は、かなりシュール。前衛舞踏会のような趣もあったげな。
●戦う男たちの哀愁。。。己の信念を突き進み、潔く散るといったテイストは、幕末の新選組にもどこ
となく通ずるものがあったような・・・。子供の頃から戦士としての厳しい指導を受けるスパルタの人
たちの生き様には、ある種、薩摩藩の武士道教育をそこはかとなく感じたりもして・・・。ﾝ、ﾑﾘﾔﾘっぽいけど。
●さらに無理矢理妄想の世界を語ると、戦闘シーンが多様に描かれていたので、様々なサブストーリー
も思い浮かんじゃう。二度三度、と観直せば、きっともっといろんなコネタが喋れるようになるんだろう
てwww えっと、プロレスっぽい絵もいっぱいあったのだよ、はっきり言うと。ベタなところを紹介する
ならば、いきなりドロップキックしてる輩がいたしﾅ～w クルクル舞いながら剣を交える戦士の姿には、
ローリング・エルボウを繰り出す、三沢光晴の雄姿がダブって見えたんだよ♪（因みに三沢さんの入場
テーマ曲は“スパルタ”ンＸ！ﾜｰｲ、繋がった♪）いちいち、動きを止めて見栄を切るような伝統芸能的
アクションが、ｷﾞｻﾞｶｯﾁｮｲｲ！とーってもプロレスチック！と唸った箇所なのであった。もうﾈ、全てのス
チール写真を保存しておきたい気分だったよー。
最後は、勢いで描いちゃった、「スパルタ＆○○○ルタ」イラストをばwww 何やってんだか。。。
