【菊池凛子】バベル&69

日曜日に『バベル』も観ていた。が、『大日本人』ほどは揺り動かされるものがなくて、感想が遅れてしまった。3つのエピソードが並行して語られる(しかも時間軸は微妙に異なる!)という、割と好きな構成

の作風だったのだが、如何せん、日本パートが蛇足な気が凄くしてしまったのだった。。。


まずは「eiga.com」の新作映画評からの抜粋↓

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アモーレス・ペロス」「21グラム」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の最新作。モロッコ、メキシコ、東京を舞台に起こるそれぞれの悲劇から、ひとつの真実に辿り着くまでが壮大なスケールで描かれる。出演はブラッド・ピットケイト・ブランシェットガエル・ガルシア・ベルナルに加え、日本からは役所広司菊地凛子が参加。菊地とアドリアナ・バラッサが第79回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。

原題:Babel 監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ

製作:スティーブ・ゴリン、ジョン・キリク

脚本:ギジェルモ・アリアガ 撮影:ロドリゴ・プリエト

出演:ブラッド・ピットケイト・ブランシェット

ガエル・ガルシア・ベルナル役所広司菊地凛子

アドリアナ・バラッサ、二階堂智エル・ファニング

2006年アメリカ=メキシコ合作/2時間22分

配給:ギャガ・コミュニケーションズ

●バベル公式HP

「バベル」公式ホームページ


日本パートは少々不満だが、菊池凛子さんの演技はなかなか見ごたえあったよ♪さすがアカデミー助演

女優賞ノミネートされるだけのことはあるな、って印象。何でも、投票時には「リンコはむしろ主演女

優だから」との理由で、かなりの票を損した、という噂も読んだ。次の作品が楽しみだな~。



バベルは坂本龍一教授の音楽も良かったスなあ~~。「ようつべ」にあった『美貌の青空』を貼る♪

Babel - Bibo no Aozora


ラストの高層ビルのシーンは象徴的!あれこそ、現代におけるバベルの塔ってイメージなのかもネェ~。


※情報収集のために訪れた、2ちゃんねるの「バベル」スレに、“人のコメントに「正解」!とか「不正解」!とか判定するヤシ”が現れて、だんだんと紛糾していく様が、まさにバベルみたいだったのでワロタw


菊池さんが木村拓哉と組んでやっていたCM(木村が満月を見てウサギ男になるヤツね)の動画を探した

が見つからず・・・代わりにコレも面白かったので載せてみる。。。


菊池凛子 千葉ロッテ・マリーンズCM 4番DHよしこ



バベル話は終了。次はDVDで観た『69~シクスティナイン~』に凛子さんが“菊池百合子”の名で

出演していたことのご報告~~~~。


まず作品の紹介!!ヤフー映画からの引用どぞ↓

「69」基本情報

芥川賞作家・村上龍の自伝的ベストセラー小説を映画化。『木更津キャッツアイ日本シリーズ』の宮藤官九郎が脚本を手掛け、1969年の長崎を舞台に熱い青春を送る高校生たちの日常を綴る。監督は新人監督の登竜門である“PFFアワード”で高い評価を受けた期待の新星・李相日。村上龍の分身ともいうべき主人公・矢崎剣介を妻夫木聡が、その親友・山田正を安藤政信が演じる。昭和レトロな作品ムードや全編に流れる60年代ヒット曲の数々もポイント。

1969年、長崎県佐世保市。高校生のケン(妻夫木聡)とアダマ(安藤政信)は映画と演劇とロックの大イベント、“フェスティバル”を企画。だが、ケンの野望はどんどん膨れ上がり、ついには学校をバリケード封鎖することに……。 (シネマトゥデイ


製作年度 2004年 製作国・地域 日本 上映時間 113分

監督 李相日 原作 村上龍

脚本 宮藤官九郎

出演 妻夫木聡安藤政信金井勇太太田莉菜柴田恭兵村上淳井川遥新井浩文水川あさみ加瀬亮 、三浦哲郁 、柄本佑三津谷葉子星野源原日出子岸部一徳國村隼与座嘉秋 、瀬山俊行 、嶋田久作峯村リエ豊原功補桐谷健太澤田俊輔 、宮内陽輔 、森下能幸小日向文世

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※凛子さんは、他校のブスな女子生徒役で、一言だけの出演だった。まさか、数年後にアカデミー賞

ノミネートされるなんて、共演者の誰も予想だにしなかっただろうにゃ~~~~~ぁ。

ストーリー展開は、脚本のクドカン色がバリバリに炸裂する、いつものハチャメチャな漫画的ノリで結構楽しめた♪キャスト情報を一切見ないで(妻夫木クンと安藤政信クンぐらいしか知らず)鑑賞したので、意外な出演者についつい顔がほころんでしまうこと多数。こういう楽しみ方も映画の醍醐味だわノォ~ウ。

例えば、今をときめく加瀬亮!この頃はまだまだオーラもなく、ショボイ友人のうちの一人。でも何となく内に秘めた役者魂、みたいなものはひしひしと感じされられた(ホンマかいな?)。あと、薄汚れた森本レオもどきな風貌の柴田恭平が、意外とオモロイキャラクターに仕上がっていたなぁ~。後半突然現れた熱血教師役の豊原功輔サンにもワロタ。「ちょ、十文字先生てw」って吹き出してしもたっちゅうねん。それもこれも、悪いのはぜーーんぶ、「時効警察」のせい。