【ダイ・ハード4.0】破れかぶれブルース・ウィリス

やはり、ちゃんと上映スケジュールは確認してから劇場へ足を運ばねばならんものだなぁ~、と痛感せり。

先日の日曜日、会社帰りにちょっと『ゾディアック』でも観ぃい~~ようっ♪と思い立ち、多分やってる

だろうと踏んで、マイカルシネマズ明石へ赴く。結果、この日はたまたま上映をしておらず、やむなく

別の作品でお茶を濁さねばならなくなった。。。

ハリー・ポッター』にしようか、『西遊記』にしようか、はたまたダメモトで『憑神〈つきがみ〉』に

挑戦するか・・・などなど、熟考の末、やっぱり無難なところで、CGアクションの迫力は満足度高かろ

うとの判断で『ダイ・ハード4.0』鑑賞と相成ったのであったよ。

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eiga.com 新作映画評

一部引用

95 年以来、12年ぶりとなるブルース・ウィリス主演の大ヒットシリーズ第4弾。7月4日のアメリカ合衆国独立記念日サイバーテロが発生。アメリ東海岸の交通、通信、金融の各システムが麻痺する中、ジョン・マクレーンブルース・ウィリス)はたまたま護衛をしたハッカーのマット(ジャスティン・ロング)とともにテロリストたちに立ち向かってゆく。監督は「アンダーワールド」シリーズのレン・ワイズマン

原題:Live Free or Die Hard  監督:レン・ワイズマン  脚本:マーク・ボンバック

撮影:サイモン・ダガン  音楽:マルコ・ベルトラミ  美術:パトリック・タトボロス

出演:ブルース・ウィリスジャスティン・ロングマギー・Qティモシー・オリファントクリフ・カーティスメアリー・エリザベス・ウィンステッドケビン・スミス

2007年アメリカ映画/2時間12分  配給:20世紀フォックス映画

●公式HP

「ダイ・ハード4.0」 公式サイト


ダイ・ハード』じゃないと思って観た方が何倍も楽しめたかな。個人的には、正当な『ダイ・ハード

の続編は、むしろ『16ブロック』の方なんじゃないかなぁ~?って思っている。巻き込まれ型アクショ

ン刑事ドラマの基本ラインは守っているものの、今回の『4.0』は、ちとジョン・マクレーンが余裕

あり過ぎるし、不死身すぎ!!シャマラン監督の『アンブレイカブル』以上にアンブレイカブルだった

ので、限度を通り越して笑えた。そう、この映画は、超オバカ映画として突っ込み倒しながら観るのが

一番相相応しいのではないだろうか?今回、相棒となるハッカーの青年とのやりとり。

青年「生きてたのか?」マクレーン「よく言われる」

これなんて、完全に狙ってるとしか思えん。もはやコントだ。不死身人間コント。

ド迫力のアクションシーンを立て続けに繰り広げて、冷静に考えさせないように工夫してあるが、一回

醒めた人には、もう建て直しは不可能。きっとダイ・ハードのパート1フリークには評判悪いだろう。


eiga.com 注目作特集 ヘアスタイルへのこだわり!?

この記事はチョット壺にハマッたので、これまた一部抜粋させてもらう。

ブルース・ウィリス インタビュー

「このスキンヘッドが最新のヘアスタイルというわけさ!」

Q.今回のジョン・マクレーンはシリーズを通して初めてのスキンヘッドでした。「ホステージ」や「12モンキーズ」といった作品同様、見事なスキンヘッドでしたが、なぜ今回だけマクレーンの髪の毛を剃ったのでしょうか?

A.「これは発展というか進歩というべきだね。88年から今まで4本の映画でこのキャラクターをやっていて、かなり時間も経っている。これが最新のヘアスタイルというわけさ(笑)。12年前の『ダイ・ハード3』では、ほとんど髪の毛がなくなっていたし、これでいいと思うよ。自分の髪の毛がどう見えるかなんて、もはや自分にとって本当にどうでもいいことだし、色々気にするのが億劫になって、すべてを剃り落としたんだよ」

潔いゾ!ブルース!最新のヘアスタイルというわけさ、、、っていうより、もうこのヘアスタイルしか出来ない、って言い方が正しいんじゃないか?とも思うけれど・・・それは言わない、や・く・そ・く(^0^)


前半の緊迫感は凄かったな。アメリカ強制終了!のインパクトも絶大。ちょっと、『劇場版パトレイバー

2』のテイストを色濃く感じた。この敵と、どう闘うねん!コンピューター・オンチのハゲボウズが!!

ってワクワクテカテカしちまった。でも、中盤で、そんな堅苦しいことは一切関係ないんだ、と気付かされた。

以下ちょいとネタバレするんで、未見の方は、この下の写真まで飛んでチョ!




要するに、東部の発電所にガスを送られて、すべて爆発炎上するシーン。なぜアレで助かる!!??

少しのご都合主義は許容範囲ではあるが、あのシーン以降は、もう「ハイハイハイ、どうせ助かるん

でしょ?お次は何かな?な~にかな?」という余裕の態勢に変わってしまった感があるのだ。ヘリを

操縦してしまうくだりなんて、コントとして観る以外、把握不能やしネ。

「侵入は遠隔で出来るけど、機能停止させるには自ら乗り込まなければ駄目なんだ」っていう設定は、

マクレーンの実力行使で敵と互角に張り合わせるための詭弁。ガンダムで言うところの“ミノフスキー

粒子”みたいなもんか・・と考えたら納得できた♪

もう少し、デジタルな頭脳戦とかも取り入れて欲しかったが、結局は人質取られて、敵とのガチンコ

勝負、というありきたりな展開で終わっていくのが惜しかった。でも「パート1」の持ち味だった、伏

線を効かしたエピソードの波状攻撃は、なかなかにキモチヨスな部分もあったことは確か。

後半グダグダになってしまった『ダイ・ハード3』よりは面白かった作品!という結論であった。


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昨日の日記にも書いたが、マクレーンが「俺の代わりが誰もいないから、英雄をやり続けるしかない」

という台詞を吐くのを聞いて、わっちの脳裏にはあの人物の姿が浮かび上がったのだった。

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その名は、プチブルース!!

顔だけブルースそっくりの、このチンチクリン物真似芸人の渾身の『ダイハード4.0』ネタは、昨日の記述を参照アレ。

7月16日 ギザ萌えランキング

もはや、パート5は、プチブルースとの共演、Wブルースで漫才、ぐらいしか手は残っていないのではw

はてさて、どうなることやら。

(映画鑑賞中、ブルース・ウィリスの顔が、マジでこのプチブルースに見える瞬間が何度もあったよ~w)