【釣りバカ日誌9】この挿入歌は最高♪

エレファントカシマシの『この世は最高』が挿入歌として使われている!!という情報を聞きつけ、さっそ

くレンタルしてきたぜ。初・釣りバカ体験w 同系列の山田洋二作品『男はつらいよ』は全編観ているし、

大阪に下宿していた頃は、しょっちゅう場末の映画館へ足を運んでまで観たほどのフリークだが、この釣

りバカ・シリーズはこれまで観る機会がなかった。まぁ、これまた同系列の『サラリーマン専科』みたい

なモンやろうなぁ~~と勝手に脳内妄想しているだけだった。


さてさて、その内容は・・・

Yahoo映画 基本情報 釣りバカ日誌9

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解説: 人気シリーズ第10作(「釣りバカ日誌スペシャル」を含む)。今回は万年平社員のハマちゃんが同期である新任上司のために八面六腑の活躍を見せる。鈴木建設営業部に新任の部長として配属されてきた馬場は、実はハマちゃんと同期。真面目で仕事一筋の馬場は、家庭の方では妻と離婚し、息子と2人暮らしで親子関係もうまくいってない。鈴木社長にも一目置かれる馬場だったが、ハマちゃんが得意先と釣りを通じて太い信頼関係を築いていることを知り感心する。そんなある日、大口の取引を失う危機が鈴木建設に訪れる……。


製作年度 1997年 製作国・地域 日本 上映時間 115分

監督 栗山富夫 原作 やまざき十三 、北見けんいち

脚本 山田洋次朝間義隆 音楽 かしぶち哲郎

出演 西田敏行三國連太郎小林稔侍 、風吹ジュン浅田美代子中村梅之助[4代目] 、谷啓笹野高史角野卓造 、鶴田忍 、竜雷太小野寺昭三谷昇 、塩屋俊 、加島潤 、鴻上尚史中本賢細川ふみえ高畑淳子奈良岡朋子北村和夫

ハマちゃんの同期で、出世頭の新任営業部長に小林稔侍さん。5年間もスナックのママ(風吹ジュン)に

片思いしている純情寡黙なバツイチ男を演じていてなかなか渋かった。さてその営業部長の息子が引きこ

もりで、全寮制の学校を薦めても返事もしてくれない、という場面。ふてくされたように自分の部屋へ戻

り、ベッドにドサッと倒れこんで聴く音楽がなんと・・・『この世は最高』なのだった。

唐突だったのでビックリしてもーたっちゅうねんw(下記がそのシーン)


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試聴はココで出来るので、知らない方はどーぞ。ちょうど劇中で使われた分くらいの冒頭部分が聴ける。

HMV エレファントカシマシCD『東京の空』


♪この世がどうにもならねぇぐれえは誰でも知ってるぅ~、それでも、やめられねえぜー 殺されるまでは~♪

ウーン。そう言やぁ、引きこもりの少年が吐きそうな台詞ではあるワナァ~~www

そのあと、別に、その息子がエレカシ好きなことが伏線になることもなく(当たり前か)、話はどんど

んと展開して行く。個人的希望としては、もう一回何らかの形で『この世は最高』がストーリーに絡んで

来て欲しかった。例えば、想いを寄せる風吹ジュンも隠れエレカシファンで、息子と心を通わせ、それが

元でハッピーエンドに繋がる、とかwww せめて、もう一回は部屋で音楽聴いてくれ!!と思い、父子の

会話シーンでは「喧嘩せえ喧嘩せえ!そんで、また怒って部屋に戻って、エレカシ聴いてくれっ!!」

なーんてね。密かに“念じ”ながら観てたさ~♪お父さんが“稔侍”だけに。ダジャレスマヌ。


そう言えば、僕が最初にエレファントカシマシを知った頃は、アルバム『東京の空』の発売時だったから

ひょっとすると、この『この世は最高』は(アルバムのトップチューンだからして)初めて聴いたエレカシの曲

だったかも知れない(はっきり覚えてないんである)。してみると、記念すべき楽曲っつうことになるわなぁ~~。

ウム。引きこもり青年に感情移入して、もっかいそのシーンだけ観直してみっかノォ~ゥ。

最後に、初見だったが、釣りバカ、結構オモロカッタゾ。劇場へは行く気になれんが、DVDでのほほ~んと

おせんべーでも齧りながら鑑賞するには最適の娯楽映画かもしんないナ。

ひたすら能天気で愉快なハマちゃんこと西田敏行さんには『極楽大将生活賛歌』を、なんだか消え入り

そうな危うい存在のスーさんこと三國連太郎さんには、『暮れゆく夕べの空』を贈りたい~y(^0^)y


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