【ベクシル&デス・プルーフ】新旧ごちゃまぜ映画鑑賞w
スタントマンの生身の肉体を駆使した、タランティーノの極私的懐古映画『デス・プルーフ』を
はしごして観て来た。いやぁ~~、どっちも違う意味でキツかった!!w
2067年、バイオテクノロジーとロボット技術の急激な発達が世界から危険視された日本は、ハイテク技術を駆使して鎖国を断行。それから10年後の2077年、米国特殊部隊所属のベクシルは、鎖国以後、誰も足を踏み入れたことのなかった日本への潜入に成功するが……。「ピンポン」の曽利文彦監督が、モーションキャプチャーを駆使して描く3DCG アニメーション。本作で声優初挑戦となる黒木メイサがヒロインの声を担当。
監督:曽利文彦 脚本:半田はるか、曽利文彦 音楽:ポール・オークンフォールド
出演:黒木メイサ、谷原章介、松雪泰子、大塚明夫、櫻井孝宏、森川智之、柿原徹也
2007年日本映画/1時間49分 配給:松竹
に溶け込んで全く違和感は無い(違和感は無いが同時に、感情移入もできないのは困ったもんだ)。
それに引き換え、どうしてもメカのアクションシーンの合成合成した画面には、ついて行けないものがあ
った・・・。タイミングの悪い事に、少し前に『トランスフォーマー』などという、リアル過ぎる映像を
観てしまっていることも、多少影響しただろうか・・。とにかくメカ関係の違和感はハンパなかった。
終盤は、もうコレは「ゲームなんだ」と割り切って観られるようになったので、そこそこは楽しめたわけ
だが・・・。ただ、ゲームの場合は自分で操作できてナンボやからなぁ~~。その面白さとは、次元が違
うわけで。改めて、人物やメカに生きた血を注入してくれる、大友克洋や押井守の作品群の偉大さを再確
認する思いだったヨ。
案外、外国人にはウケるのかもしれない。最初っからアメリカ主眼の物語になっているしなぁ~~。
でも海外でも、真性のヲタはあまり食いつかない物件なんじゃないかなぁ~?などとふと思った。
→グラインドハウスとは元々場末の3本立て映画館やストリップ小屋を指す言葉で、本作ではロバート・ロドリゲスがゾンビ映画を、タランティーノがスプラッター映画を撮り、それにおまけのようなムービーを加えた三本立てとして公開。
鬼才Q・タランティーノ監督が、殺人鬼とセクシー美女軍団の激闘をカーアクション満載で描いたスラッシャー・ムービー。テキサスの人気女性DJジャングル・ジュリアは、女友達と一緒にお気に入りのバーを訪れる。しかし彼女たちの背後には、車を凶器に美女を狙う恐ろしい殺人鬼スタントマン・マイクが忍び寄っていた。それから14カ月後、今度はスタントウーマンのゾーイたちがマイクの標的となるが……。
原題:Death Proof 監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーベイ・ワインスタイン
製作:エリザベス・アベラン、ロバート・ロドリゲス、エリカ・スタンバーグ、クエンティン・タランティーノ
出演:カート・ラッセル、ゾーイ・ベル、ロザリオ・ドーソン、バネッサ・フェルリト、ジョーダン・ラッド、ローズ・マッゴーワン、シドニー・タミーア・ポワチエ、トレイシー・トムズ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、クエンティン・タランティーノ
2007年アメリカ映画/1時間53分 配給:ブロードメディア・スタジオ
↑まず公式行ってみて~♪相変わらず音楽がカッチョヨスよぅ~~~。これ、やっぱりロドリゲスの作品と、
間に挿入される架空映画の予告編映像と共に、2本立てのスタイルで観てみたかっただぁよ~~~。
『デス・プルーフ』だけでも面白いっちゃあ面白いんだけど・・・如何せんタラちゃんのマスターベーションを
見せられたような気まずい空気も感じてしまうw他人には決して薦めようと思わない系統の作品ダナ。
性癖バリバリカミングアウトB級作品だね~。『パルプフィクション』や『レザボアドッグス』は男の
雑談だったから、長時間でも耐えられたけど・・・やっぱ女子のウダ話は、これだけ長いとキツイww
2本立てバージョンはもう少し、そこの部分が削られてるらしいから、やっぱソッチのバージョンが観た
くなるなぁ~~~。まぁ、延々じらされて、ドカーン!っていうストーリー構成だから、退屈するくらい
で丁度いいのかも知れないけど。
動画あったから貼るわね♪
Zoe Bell: Stuntwoman
確かにユマ・サーマンっぽい体型だ。顔は北陽の虻川似(チョイ地味めw)なところもまたお茶目ダゼ。
彼女の渾身のカー・スタントを観るだけでも十分価値はある!でも、ストーリーはあって無きが如し。
西川のりおよしおの漫才ばりに唐突に終わるラストにも驚愕!『フォー・ルームス』に近いノリカモネ。
(劇中でも、ただのエロオヤジ化して出演!鼻の下じゃなくアゴの下を伸ばしてます!)
ちょびっと引用(ネタバレ含みます。未見の方はスルーして!)→ 『Q:本作でのカート・ラッセルは、これまでのイメージを覆しました。「アメリカのヒーロー」敵存在のカートに、どうやってあそこまでの演技をさせたのですか?』『A: 確かに! でもあれは、僕がやらせたんじゃないんだよ。カートが、勝手にあの役を100倍くらいに膨らませたんだ! ぼこぼこにされちゃったカートの姿は笑えるよね。情けないね~って。でも、僕が一番ショッキングだったシーンは、彼が腕を撃たれたシーン。あれは、たぶん映画史上最もリアルな“人が、銃で撃たれたときの様子”だったと思うんだ。超リアルだよ! 大抵の映画では、人が腕を撃たれると「うっ……」でしょ? でも、違うんだよ。まさにこの映画のカート状態になるんだ「う、うぎゃあああああああ」って! 痛くて、死にそうで、ただ撃たれたところが痛いだけじゃなくて、錯乱状態になるんだ。完全にワケが分かんなくなっちゃうんだ! ……でもね、あそこのシーンで最高に笑えるのは、「うぎゃああ、わーーん」って泣いちゃうマイクじゃないんだよ! あんなに撃たれて痛がって、死ぬほど泣きつつも、それでも最高のドリフティングを見せちゃうマイクなんだ! 片腕撃たれて重傷なのに、何であんなカーチェイスが繰り広げられるんだよっ! すげーよ、スタントマン・マイク! 彼は泣き虫かもしれない、痛がってダサいかもしれない、でも最高のドライバーなんだよ!』
※久々に入った三ノ宮のパチンコ店。「スーパーわんわんパラダイス」で数珠連の13連チャン!普段ネコタンたちにおかずの残りを提供しているおかげカナァ?たくさんのネコ群予告が見られてラッキーだったヨ~♪y(^0^)y