【ガンダム・ジ・オリジン《ガルマ編》読了】次はランバ・ラル編♪
僕は安彦さんの絵が昔っから、たまらなく好きだ♪『ガンダム』以外にも、『クラッシャージョウ』や
『巨神ゴーグ』、『ヴイナス戦記』、『わんぱく大昔クムクム』まで、彼のキャラクターデザインとな
るアニメ作品は、大抵観ていると言ってよい。
『北海道遠軽町出身 1947年(昭和22年)12月9日生まれ。元、手塚治虫の「虫プロ」出身アニメーター。勇者ライディーンなどのキャラクターデザインで注目される。1979年にTV放映された「機動戦士ガンダム」で、キャラクターデザイン&作画監督をつとめ、その後火がついたガンダムブームで、一躍有名になった。(もちろん、養成所時代からその画力は「天才」と評価されていたが)/同時に1979年から漫画家・小説家としても活動を始めた安彦氏は、ギリシャ神話をモチーフに描いたデビュー作「アリオン」を発表。アニメーターが持つ独特の技術「絵コンテ」風のコマ割レイアウト、ペンではなく面相筆を使用した柔らかなタッチなどが話題を呼ぶ。その後、ガンダムブームの強力な影響力もあって、自ら原作・監督・キャラデザインをつとめる「巨神ゴーグ」や「アリオン」等のアニメーション作品を製作する。/しかし、多人数が携わるアニメ製作に次第にクオリティの限界を感じたことや、アニメーション作品の出来よりも「原作」が評価されがちなこと、アニメーターとしてではなく、作家として活動したかったことなどの理由で「ヴィナス戦記」製作以後は、専業漫画家となった。/専業漫画家になって以後も、安彦氏は意欲的に作品を発表し続ける。特に古事記をベースとした「ナムジ」を転機として、歴史を題材とした作風に傾倒してゆく。氏は次々と作品を描きながらも、オールカラー作品(「ジャンヌ」「イエス」「マラヤ」)を描き下ろしたり、「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」ではCG技術を取り入れ、常に新たな技術を模索しつつ、新境地に挑戦し続けている。』
人間的魅力が秀逸だと思っている。『オリジン』では、アニメさながらの人物描写と、新たなるカッチョイイ
台詞の応酬で、まるで動画を見ているかのような錯覚と共に、読み進める事が出来るのだった。。。
ーグ的なストーリーに魅了された♪♪♪フラウ・ボウとアムロの日常、カツ・レツ・キッカら子供たち
の、平和だった頃のやりとり、などなど、ほのぼのさせられ、かつ、その後の悲惨な運命を思うと、やり
切れなさが増す思いだった。
キャラクターは、全般的にシリアス路線がちょっと緩和されている感じ?特にブライトさんやセイラさん
のお茶目な言動が目立つ。フラウ・ボウは少~し色っぽい路線に偏向しているふうだしw
さすがに、超真面目なシーンを何度もリメイクしていることに、照れがあるのだろうかなー。
あの名シーン、ブライトがアムロを2度引っ叩いて、「親に殴られもせずに一人前になった奴が、どこ
にいるものかっ!」と説教するくだりも、アムロがカーテンに崩れ落ちて、ヨロめく構図とかが、少々
ギャグっぽくなってるw
そうかと思うと、母との再会の回は、ほぼ元ネタ通りのシリアスっぷりを通していたり。
微妙~に、安彦氏の個人的さじ加減で、作り替えて行ってるんだな~、と思わせる。
ところで、ホントに隅っこの方で兵がチラチラとガルマたちの方を見ているカットwwあのぅ~、そこ
までの細部表現は要るんでしょうか~?別になくてもいいと思うんスけど~w
シーンも、クールで決まってたし・・・。もうネ、読んでる時は、ほとんど台詞を実際に喋りながらの、
漫読状態!!自分で言うのもなんだが、東方力丸も顔負け!の熱演だ。シャアの声真似はけっこうイケテル
んじゃないかと自負している。「冗談ではないっ!」「私を誰だと思っているのだ!?」なりきって喋っ
てみると、シャアの台詞ってムッチャ、気持ちいいんである。オススメ♪
関連動画 東方力丸氏の“漫読”
いやぁー、ハモンさんが、活き活きと描かれていて素敵ッスなぁ~~。ランバ・ラルとハモンとアムロの
三角関係のドラマ模様・・・。早く読んじゃったら勿体無いゼヨ。ゆーっくりゆーっくり進めるとしよ。