【恋空】ガッキーはまさみタンを超えるのか・・・

つい魔が差したと言うか何と言うか・・。観るつもりのなかった邦画を観に行ってしまった休日の午後w

MCの鳥居睦子嬢が「号泣した」とラジオで言ったりするもんで、気になってしまったのであった。

映画解説の平野秀朗氏に至っては「ガッキーは長澤まさみを超えるかも!」などと絶賛してたし・・・。



監督:今井夏木 脚本:渡邉睦月 原作:美嘉 撮影:山本英夫 音楽:河野伸

美術:中澤克巳 主題歌:Mr.Children(「旅立ちの唄」) 挿入歌:新垣結衣(「heavenly days」)

2007年日本映画/2時間9分 配給:東宝

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★STORY:中高生から圧倒的な支持を獲得し、出版後わずか1カ月で100万部を突破したケータイ小説を映画化。主演はテレビドラマやCMで大ブレイク中の新垣結衣。平凡な女子高生の美嘉は、同級生のヒロと恋に落ちる。2人は数々の障害を乗り越えながら絆を強めていくが、ある日突然、ヒロは美嘉に一方的に別れを告げる。やがて、自分に思いを寄せる大学生・優と付き合いはじめた美嘉の元に、衝撃的な知らせが届き……。

☆CAST:新垣結衣三浦春馬小出恵介香里奈麻生祐未高橋ジョージ浅野ゆう子臼田あさ美中村蒼、波瑠、深田あき山本龍二

公式HP


もうネ、なんて言うか最初らへんは特に、「今どきの若い男女はぁ~!!軽~いノリでHしちゃうんだか

らっ!!」などと、オッサンの説教みたいなこと言いたくて堪らんよな展開が延々続くワケよ(苦笑)。

ガッキー演じるミカみたいな女の子はひょっとしたら実際にいるかもやけど、三浦春馬演じるヒロみたいのは、ぜーったいオランやろっ!?あり得へんやろっ!の連続。若い子はアレで納得できるんかねぇ~~~。あ、ストーリーはネ、後述の「NTT東日本」のサイトで『プレミアムトレーラー』っつうのを見りゃあ、8分で終わるヨ。もう、これだけで十分。あらすじ大体解るし♪もう、とにかく薄っぺら~~~~いのよ。どっかで聞いた話、前に観た映画のパターン、とかの継ぎはぎ見せられた感じヤッタナー。

NTT東日本 大切な人との「絆」を大切に


ガッキーはいいのよ~♪確かに、長澤まさみタンの次に、本格演技派若手女優の位置に来るのは、もう間違いないかも。図書館が似合うのよナァ~~~♪知的な美少女。(『ワルボロ』の時も役柄ピッタンコやったっけ。)『セカチュー』では、ストーリーには一切感情移入できなかったのに、長澤まさみタンの演技にだけ反応して、感動しちゃったのと同様。この映画は、ガッキーの終盤の演技で持っていると言ってよい。

ガッキーの魅力に比べると、やっぱしヒロのキャラクターはアフォっぽくて釣り合いが取れない・・・。軽薄そうで、言葉も無責任そのもの。「“みか”の“みかんキャラメル”」とか言ってキャッキャ笑ってるねんで!笑いのレベルまで低すぎるやろっ!ちゅーて50回ぐらい心の中で突っ込んだワイ。

新垣結衣オフィシャルブログ


さてさて、原作のケータイ小説を書かれた、美嘉さんの写真と、もう一人、松竹芸人の美香さん♪の

写真を貼ろう。やっぱガッキーありきの映画なんだわな~。ほかのミカでは映画にならん!

(松本さんが主演ならおもろいコメディに仕上がりそうやけどww)


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松本美香さんは自身のブログで、さんざんこの映画を褒め殺しておられるw 若干、引用させてもらお。

松本美香の「おとこ日記」 映画『恋空』感想


『あ、もしかしたら楽しみにしてる人がいるかもしれんしオチバレはしませんけど、ラストは「やっぱそうきたか」と。だけどね、ここが他の映画と一味も二味も違うところなの。とにかく笑わせます。身を乗り出してツッコまざるを得ないような台詞や演出が盛りだくさん(笑)。日々笑いに飢えてる人なら特に、たくさんの人に見ていただきたいよ。ものっそ笑えますから。

これでも褒めてます。更にクライマックスは爆笑の連続。あっはっは。今も思い出し笑い止まらず。だけど試写室に明かりがついたら号泣してるお姉さんを発見して。え?!笑いすぎて?!どうやら違うみたいだね、こりゃ失敬。「悲しい~」「切ない~」。うそぉん。そういう映画なのか。あたしゃ途中から『舞妓Haaaan!!!』に匹敵するコメディ映画なのかと認識してたんだけど、もしくは「しょーもない男と付き合ったらドえらい目に遭うから男選びには気をつけろ!」という教育映画かと思ったんだけど、実は「ナウなヤング向けの感動ラブストーリー」だった模様。

わっかんねぇよなぁ。♪~本当ノ愛~♪を経験したことない哀れなヨゴレババァには到底理解不能。ほんとアタシって人間のクズだわ。もうね、これはワシが悪い。ワシ最低。そういうことでよろしく。いいか。この映画はこんなことになってたけど、これは絶対にガッキーのせいでも三浦春馬のせいでもねぇがら!←いまさら末永遥

出演者の悪口言ったヤツは裁縫ハサミで髪の毛つかんでジョキジョキ~~ッと切っちゃうZO☆なんつってキャハ。彼らはこの先もっといい作品に出会えますよ。人生そんなに悪いことばかりじゃありません。先は長いですもん、めげずに頑張ってねシクシク。スタッフの方々にも色々言うてすんません。もうな、しゃーないよね、これは。はぁ~。』


ほぼ同意。自分もヨゴレジジイゆえに理解不能やったんかなぁ~~~~~。あ、でも、最後の方は、ヒロの姿が、故・中川勝彦氏に見えてきて、別ストーリーを想像して泣けた。けっこうウルウルしてもた。

やはり、感動できる映画ってのは、「身につまされる映画」なのだよな~~~。あれだけたくさんの映画を観て来てるのに、こんな内容で号泣できる鳥居さんって一体どうよ??なーんて思ってたんだけども・・・。観て解ったよ。二人の間に授かった赤ちゃんのエピソード、あのくだりが鳥居さんからしたら胸も張り裂けんばかりのご自身の体験とオーバーラップしちゃって、涙腺直撃したんだろうなぁ~って。


ああ、つくづく『クローズZERO』にしとくべきだったわぁ~~~。