【デート・ウィズ・ドリュー】リスクを冒さぬ人生は浪費

ドリュー・バリモアの映画でも観たいなぁ~、と思いつつTUTAYAへ。

『ラブソングができるまで』を手にしつつ、ど~~ぅも甘ったるい感じで嫌だな~と思ってたら、

魅力的なタイトルが目に飛び込んできた!!!『デート・ウィズ・ドリュー』!!

幼い頃からのドリューヲタが、偶然手にした1100ドルを使ってドリューとのデートを実現するために奔走

する姿を記録したセルフ・ドキュメンタリーだってぇ~~~~~!?これは琴線に触れそう~~~。

その後『ラブソングができるまで』はとっとと棚に戻されてしまったことは言うまでもない。


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eiga.com 映画データ・ベース 『デート・ウィズ・ドリュー』

引用↓

原題:My Date with Drew 監督:ブライアン・ハーズリンガー、ジョン・ガン、ブレット・ウィン

製作:ブライアン・ハーズリンガー、ジョン・ガン、ブレット・ウィン、ケリー・デビッド

2004年アメリカ映画/1時間30分 配給:エレファント・ピクチャー

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(↑因みに、写真はドリューのソックリさんとの模擬デートwシーン)

☆STORY:ハリウッド女優ドリュー・バリモアとのデートを夢見る平凡な男性が、クイズ番組で獲得した賞金1,100ドルを使ってデート実現を目指すドキュメンタリー。紹介を繰り返すことで徐々に彼女に近づいていくほか、直接デートを申し込もうと「チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル」のパーティに潜入するなど大奮闘。ドリューの元恋人コリー・フェルドマンジュリア・ロバーツの兄エリック・ロバーツも登場する。

★CAST:ブライアン・ハーズリンガー、エリック・ロバーツコリー・フェルドマンドリュー・バリモア

公式HP


まず、ドリュー・バリモアという人選が絶妙だ。いや、選んだわけじゃなく、ブライアンがドリューを好

きになったのは必然なんだろうが・・。キャメロン・ディアスジェニファー・ラブ・ヒューイット辺り

じゃあ、剣もほろろに断られて企画自体成立しなさそうだしww いろいろと世間の人にインタビュー

するシーンもあるんだけど、これ、まだ『チャーリーズ・エンジェル』が公開される前ぐらいの時期と

あって、まだまだドリューには“あばずれ”“不良娘”っていうイメージが付きまとってたんだなぁ、と

思わせるものになっている。


eiga.com 映画ニュース ブライアン・ハーズリンガー監督の話

これははっきり言って、同じような経験(もっと規模はチッチャイけどネ)をしたことのあるワッチには、身に

つまされる胸キュンなストーリーだったよ。単に、痛いファンの暴走っていう面白さだけじゃなく、企画

がいちいち面白いので、ちょっとでも有名人に恋焦がれた経験をお持ちの人なら、普通に楽しめるんじゃ

あないかなぁ?

特に笑ったのは、自分PRのビデオ撮影でナレーションをしてくれたプロの声優さんに頼んで、告白のセ

リフを吹き替えしてもらうくだりとかw(自分ならきっと、シャアの池田秀一さんに頼むだろナァwww)、本番

で緊張しないための模擬デートに応募してきたドリューの(自称)そっくりさんたちの笑える容姿とかw

さらに、元カノとの電話での口喧嘩やら、セレブパーティに潜入する偽造パスカードを巡るゴタゴタとか、

そういった瑣末なトラブルを挟みつつ、ゴール目指してノンストップで突き進む!


ボラット』も似たようなテイストだったが、アッチはどうも主役のキャラに感情移入はできなかった。

そこ行くと、本作のブライアンは生理的に受け入れやすい。ボラット同様、毛むくじゃらなのはどうにか

して欲しかったけども。



いや、この小品、劇場へ行くのは躊躇するだろうけども、DVD鑑賞するには最適♪90分ですぐ観られるし。

個人的オススメ作だよ~。「いや、そんなB級映画を観るリスクは背負いたくないよ!」と言われる貴兄に、ドリューのこの言葉を贈りたい。


If you don't take risks,you'll have a wasted soul.

マリファナにコカインにアルコール、そして男、とリスクを背負いまくって来たドリューならではの、

含蓄のある“座右の銘”じゃああーりませんのっ!