【歓喜の歌】心ホッコリ群像劇

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今年も、邦画ラッシュのようである。・・・しかも、いい作品が目白押し!これは誠に喜ばしい限り。

てーことで、喜びつながりでこの映画w 予告編は大した事なさそうだったけど・・・・・


歓喜の歌 予告編


※この「ギョーザですよ、ギョーザ!」という台詞が、はっきり言って、中国の冷凍ギョーザ騒動の

せいで、宣伝的には逆風になったのではないか、と・・。(考えすぎか?)もちろん劇中に登場する

ギョーザは藤田弓子さん扮する日本人のおかみさんが作る絶品で、中国産とは全く関係はないのだけ

れど~(店の名前は、なぜか北京飯店なんだワナ~~Σ(゚Д゚ノ)ノゲッ)


eiga.com 映画データベース 歓喜の歌

監督:松岡錠司 脚本:真辺克彦、松岡錠司 製作:李鳳宇、河合洋、井上泰一  原作:立川志の輔  撮影:岡林昭宏  音楽:岩代太郎  プロデューサー:椎井友紀子  2007年日本映画/1時間52分  配給:シネカノン

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☆STORY:落語家・立川志の輔の同名新作落語を映画化した人情喜劇。小さな地方都市、みたま町の文化会館に勤める飯塚主任(小林薫)が、大晦日に開催されるママさんコーラスグループのコンサートをダブルブッキングしてしまったことにより起こる騒動をユーモラスに描く。監督は「東京タワー/オカンとボクと、時々、オトン」の松岡錠司。共演は安田成美、伊藤淳史由紀さおり浅田美代子ら。

☆CAST:小林薫、安田成美、伊藤淳史由紀さおり浅田美代子田中哲司筒井道隆塩見三省

公式サイト


年末の話なのだが、実際に撮影したのは真夏、公開は初春、ってもうバラッバラw 願わくばDVDは

秋頃に発売して欲しいものだわねー。一言で言えば、音楽を縦糸に人々の心温まる生活を描いたという

点で「のど自慢」風、駄目な役所が再生してゆく爽快さが「県庁の星」風、ところどころに可笑しさを

散りばめつつストーリーがうまく収束してゆく群像劇の魅力は「有頂天ホテル」風(全然一言で、まと

められてないッ!!)、そういった過去の邦画のおいしい部分を、上手に見繕って薄味に調理してみまし

た♪っていう印象。最初、ガチガチに言い争うコーラス団のオバサンたちが鬱陶しくて堪らんのだが、

一人ひとりの生活描写を経るや一転!エエ人ばっかりやーん!!ってなる。そのギャップが心地良いね。

人同士の争いも、関わり方一つで変えられるんだなぁ~、と素直に思わせてくれる。日本映画らしいテ

ーマだな、と感じた。

途中ダケド、細かすぎて伝わらないガンダム名台詞から引用。。。

しかし、この温かさを持った人間が地球さえ破壊するんだ。それをわかるんだよ、アムロ


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主演の小林薫サン、いいッスね~。「東京タワー オカンと~以下略」でも演じてた、ダメ男キャラが板に

ついていて絶品!!!今回、コーラスグループの一員であるオバサン役の根岸季衣サンとの絡みが、かつての名作TVドラマ「ふぞろいの林檎たち」での酒屋夫婦を思い出させて、感無量だった。(そう言え

ば、あのドラマの中でも、「コイツじゃなきゃダメなんだ!」などとカッチョイイことを宣言しておきながら、

パート2では初恋の女性と不倫しちゃう、ダメダメなお兄ちゃんー弟は中井貴一w-役だったげな~。)

配役がホント個性的で楽しかった、先述の藤田弓子さんしかり、その息子のアニメヲタクを演じた波岡

一喜クンもリアル!重鎮・由紀さおりも貫禄だし、スーパーの売り子姿もハマッていたミュージカル女優

・平澤由美さんの歌声は圧巻ダッタ!

ttp://219.96.87.79/a2/artist/yumi.html オフィスA2 平澤由美 プロフィール


あと、細かいところだが、ママさんコーラスと言えば、歌ってるときの変顔が味わいの一つだと思うの

だが(そんなこと考えてるのは、ワタシだけぇ~??←だいたひかる風に)、見事にワンポイントで笑

かしてくれるのが、片桐はいりサンのプラナリア顔w アカンで、あれは反則やwww

最後に控えしは、久し振りに顔を拝見した感のある、安田成美さん♪♪♪

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なんなんだろう、この人の持つ、この独特の透明感は。2ちゃんねるで、いい喩えをしてはる人がい

たので引用させてもらう。(2ちゃんには、この「歓喜の歌スレ」が2つあって、まさにスレのダブル

ブッキング状態だったのがワロタ)それはまさに「名探偵ホームズ」のハドソン夫人のような存在である、と!

ワ~カルカナァ~?

ハドソン“夫人”と言えば、この方、とんねるずのノリさん夫人なんだヨナ~~~、と改めて事実認識

いいなぁ~、のりダー、とちょっと呟いてみて、ふと思い出した、劇中で安田さんに憧れていたことを

告白する伊藤淳史クンって、ちびノリダーやったなぁ~~~~。意外に、マジで憧れてたんチャウカシラン?って。


細かすぎて伝わらない、関連ニュース、関連動画などなど

●実際にあった文化会館ダブルブッキングの例

東京文化会館でダブルブッキング、10月の都響公演中止

※解決策は見つからなかったんだろうかね~。ポイントは、ギョーザですよ、ギョーザっ!まぁ、現実は

甘くないってわけッスかね。


●なぜに羽野晶紀チャン?映画に絡めた“いい夫婦”というテーマでのトークイベント

羽野晶紀、夫婦を語る。「すれ違いですか? うちは会話はありますよ!」

『本作の公開は2月2日(=夫婦の日)。これにちなんで1月29日(火)、結婚生活6年目を迎え、最近女優業に復帰した羽野晶紀に“良き夫婦”そして“母”について語ってもらうというトークイベントが開催された。きわどい質問(?)にも笑顔で答え、会場をわかせた。/羽野さんはまず、子育てと仕事の両立について「私は6年間専業主婦で、最近仕事に復帰したばかりですが、両立の大変さをじわじわと感じているところです。子育てや家事ってキリがないんです。子供が小さいときはもちろん、幼稚園に入園したら今度は送り迎えやお弁当にイベントもある。その上仕事も、となったらやはり家族や夫の理解が欠かせないですよね。うちの場合、夫や私の両親が子供の面倒を見てくれるときもありますし、幼稚園のママさん友達に協力してもらうこともあります」と自身の体験をふまえてその苦労を語った。ちなみに羽野さん、子育てに絡んでママさんコーラスの経験があるのだとか。「子供が通ってる幼稚園では、お母さんが子供のために歌をプレゼントするというイベントがあるんです。劇中で描かれる、コーラスの楽しさや苦労にひしひしと共感しながら映画を観てました。ママさんコーラスって結構、感動するんですよ。自分が歌ったときの充実感もありますし、ほかのお母さん方が歌うのを聴いて涙が出てきたり。ママさんコーラスだからって遊びじゃないんだっていう気持ちはすごくよくわかりました」と力説した。』

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『主人公の飯塚と妻の別居生活、心のすれ違いについて、羽野さん自身の経験や対処法は? というきわどい質問も出た。羽野さんは会場からわき起こったどよめきに苦笑いで「うちは会話はありますよ! みんなおしゃべりなんです。それから、夫が私にだけは、心を開いて全てを打ち明けてくれている、ということにも自信があります」と力強く宣言。その上でどのように夫の言葉を受け止めるのか聞いてみると「うちの場合は、私の方が6歳年上ということもあって、『大丈夫だ! 行ってこい!』って盛り上げて送り出してあげることが多々あります。逆に、これはちょっと反省した方がいいな、と感じたら、すごく冷たく接したりもしますね」とのこと。』

※あ、そうかー。よく考えたら、羽野さんチの旦那さんも「Wブッキング」で有名だし、映画とは関連

大アリかもネ♪


●安田成美さんは指揮者役で、歌わなくて大正解♪ ヽ(´∀`)ノ 風の谷のナウシカ


※そう言えば、元祖・オンチアイドルの浅田美代子サンも出演したげな~。同じく、ママさんコーラスで

歌う役でじゃなくって、本当に良かったナリ~(ってむっちゃ失礼!)