【全然大丈夫】とりみぃ出演♪

休日の木曜日。。。実話ベースで重厚な作品っぽい『潜水服は蝶の夢を見る』にするか、脱力系・お気楽

娯楽ムービーっぽい『全然大丈夫』にするか、、、迷ったあげく、鳥居みゆきさんのスクリーンデビュー

をとりあえずは確認しておかねば!!という思いが優先し、後者観賞の運びと相成った♪


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マイペースで不器用な3人の男女が織り成す恋愛模様を、荒川良々岡田義徳木村佳乃共演で描いた脱力系ラブコメディ。古本屋の長男・照男の夢は、世界一恐いお化け屋敷をつくること。もうすぐ30歳だというのに遊んでばかりいる冴えない照男は、同じく人生の壁にぶち当たっている幼なじみのサラリーマン・久男に説教され、夢の実現に向けて一念発起する。そんな2人の前に、信じられないほど不器用な女性・あかりが現われ……。

監督・脚本:藤田容介 撮影:池内義浩 音楽:エコモマイ

出演:荒川良々木村佳乃岡田義徳田中直樹、きたろう、伊勢志摩、村杉蝉之介江口のりこ小倉一郎根岸季衣白石加代子蟹江敬三 2007年日本映画/1時間50分 配給:スタイルジャム

オフィシャルサイト

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☆新作映画評

まず、キャラクター設定がユニークだ。主人公(一応)の照男は、「世界一怖いお化け屋敷作り」が夢で友人とともにホラー映画を自主製作中。他人にダメ出しするが、実は自分が一番のダメダメ君。久信は超がつくお人良しで、「NO」が言えない自分のふがいなさにも気づいている。美女あかりはチクワと雨音を熱愛し、なぜかホームレス老女の絵を描き続けている不思議ちゃん。彼らを人生再発見の旅に出る古本屋の主や微妙に意地悪なOL、仏像修復師が取り巻く。このクセの強いキャラの微妙な心模様を役者陣が各々の個性を出しながら、等身大の人間として演じた点も素晴しい。思いを伝えられないもどかしさや軽い嫉妬、困惑といったキャラの心情に共感を覚えもするはず。荒川良々岡田義徳は初共演だが、絶妙のコンビネーションを披露している。


予告編



かもめ食堂」や「めがね」に共通する空気感がある。キーワードを「たそがれ」から「憩い」に変えた

だけ~、みたいなwww ウクレレサウンドが醸し出すのも、やはりの~~~んびりした空間だったりする

んだが、コチラは若干、マニアックな味付けがされてるのかなぁ~?という印象。

確かに、和める。日々の忙しい生活を癒すにはもってこいの小品だろう。しかし、如何せん、何か物足り

ない・・・。岡田義徳、及び、途中から登場してキーパーソンになるココリコ田中の、キャラが浅い気が

したせいだろうか・・・。荒川良々も、いつも脇役で出しているあの味わいが、主演ということで却って

薄まってしまってる気が凄くする。ヤクルト美味しいけど、350ml飲んだらしつこいナァ~、みたいな。

後半、主役とは言いながら、その役柄がだんだん脇役っぽくなってゆくので、良々の魅力全開!見所は

終盤ダナ♪いっそ、岡田義徳クン主演にして、もう一個、何かヲタクな属性をあてはめ、良々には脇に徹し

てもらった方が、スンナリいったかもしんない。

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●良々インタビュー・舞台挨拶などなど

シネマぴあ 良々インタビュー

Movie Walkerレポート

良々が部長を務める(?)「全然大丈部」ってのもある↓(「ピンポン」の卓球部キャプテン思い出したW)

http://zenzenok.jp/club/ 特別企画 全然大丈部


大丈夫じゃない人が、なんとな~く集まって行って、いつしか心地良いピースにスポッって嵌まる感覚

はとても気持ち良い。個人的には、良々と木村佳乃さんの、古本屋さんでの店番ツーショットがスキ♪

ココリコ田中にも、もう一つ二つ属性設定があればなぁ~。普通のアーティストじゃったもん。あえて

顔に細工を施した意図も解り難い。なーんか逆に、制作してる側が、人を見た目で差別してるっぽいゾ。

見た目関係ないなら、良々と佳乃をくっつけてやれようっ!!

eiga.com 藤田監督がココリコ田中に書いた手紙とは?

↑この記事のカントクの写真、なんとなく山崎邦正っぽくない?ヤマちゃんがココリコ田中に手紙?

と連想して、チョットにやけてしまった。


あと、やはり最後に採り上げておきたいのが、鳥居みゆき嬢。実はワチクシ、この映画の一番感動した

エピソードが、蟹江敬三扮する良々のお父さんが、旅先でとりみぃと出会って、恋をするという末端の

末端の部分(エピソードとすら呼べないような、小ネタの箇所ナンダガ)。もう脳内にサブストーリーの

妄想シーンてんこもりになってしまったヨ~。

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精神を病んで、旅に出るお父さん。旅先で出会った、ちょっとオツムの弱い“全然大丈夫じゃない”娘との交流。ウクレレ弾いて、「お米の歌」を歌い、和む。おかずがなくても、大丈夫。おいしいご飯があればそれで、大丈夫♪とりみぃは自分の居場所を見つけて、お父さんの古本屋で店番することに。

→ここから妄想飛び火・・・そこで、佳乃チャンとの恋に破れた、良々との出会い。良々のホラー話に、他の誰よりも反応してくれるとりみぃ。ここでも、壊れたピースどうしがピタリと嵌まる♪良々の夢だった究極のお化け屋敷、それには不可欠な女の幽霊。そう!とりみぃもまた、そこで天職に出会う。その後、二人は、古本屋とお化け屋敷のコラボ店舗を大流行させて、時の人になってゆくのだった。チャンチャン。


佳乃さんの、不器用なせいで失敗繰り返すエピソードも、全部とりみぃのパートに移植させた方が断然

説得力が増すデショ!(佳乃サンって個人的にはいつまでも“テクニシャン”のイメージが払拭できないモノデ、ハイ。)

好物がちくわ、ってのも、とりみぃならバッチグー!!!に激ハマリだし+(0゚・∀・) +

この映画を撮ったのは、まだブレイクする前(今から1年ぐらい前)だったというから、キャスティング

した人には先見の明があった、と賞賛すべきだろう。逆に、も少し早くブレイクしていれば、映画内での

扱いももうちょっと、本筋に絡むものになってたやも知れず・・・うーん!その辺は惜しいンダワナァ~!!!


で、思わず、ちくわ、買って帰った。今っていろんなバージョンが出てるのねン。たこ焼き風味ってのが

意外と、イケル♪

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