【人生のエロい事は、全て鶴光に教わった】弟子の乃光が芸協を脅迫!

笑福亭鶴光師匠の元弟子が、破門された腹いせに落語芸術教会を脅迫、というニュースを入手。

鶴光に破門された元・弟子?と聞いて、思わず、笑福亭笑光(現・嘉門達夫)を連想した人は多い

のではないだろうか???


産経ニュース 破門逆恨みで落語協会を脅迫 鶴光さんの元弟子を逮捕

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師匠の笑福亭鶴光さんに破門されたことを逆恨みし、社団法人「落語芸術協会」を脅したとして、警視庁新宿署は、脅迫の疑いで、川崎市多摩区枡形、無職、出来谷純一容疑者(35)を逮捕した。「脅迫電話を掛けたのは間違いない」と供述している。/出来谷容疑者は昨年3月、笑福亭鶴光さんに弟子入り。笑福亭乃光(のこう)の芸名で前座を務めたが、寄席の楽屋で兄弟子を殴ったことをきっかけに同7月に破門されたという。/調べでは、出来谷容疑者は今年1月17~29日までの間、8回にわたり、携帯電話で落語芸術協会に電話を掛け、女性職員(26)らに「全員殺すぞ。おまえらも巻き添えや」などと脅迫した疑い。危害はなかった。協会によると、楽屋や兄弟子らにも脅迫電話があったという。


お昼のラジオで師匠の曰く、「地方出身で、大人しくて真面目なタイプの奴だったが、キレ易いところ

もあった。兄弟子を殴った事件の後、頭を冷やさせるつもりで、一時破門にしていたところ、その間に

今回の事件を引き起こしてしまった」ということらしい。執行猶予中に、犯罪を重ねてしまったような

ものだったのか・・・。


思えば、鶴光サンも、松鶴師匠から何度も破門を言い渡されたことのある身。松鶴さんは、大らかな人だ

ったから、破門にしたことなど忘れてしまい、それを良いことに、平然とまた師匠の家に舞い戻ったり

していたんだとか。(コレは鶴瓶噺で何度か聞いたことがある♪)


鶴光師匠は、ワチクシにとっては、やはり中高生の多感な時期に、深夜ラジオでお世話になったエロ尊師!

オールナイトニッポン」サンスペ(日曜第2部)、角淳一アナウンサーと石川優子サンとのトリオでDJをし

ていた「ヤングタウン木曜日」、あと、サンテレビの「大人の子守唄」は生活必需番組となっていた。

世の中のエロいことは、全て、鶴光師匠から教わった、と言っても過言ではないだろう。


その鶴光師匠だが、実は故・松鶴師匠の、あの味わいある落語のテイストを、きっちり受け継いでおり、

一番正当な後継者とさえ思える実力派であることは、意外と知られていなかったりする( ;∀;)

やっぱりいつまで経っても、エロ放送のイメージがキッツイせいかナァ~~~。


落語 西行鼓ヶ滝  笑福亭鶴光


続きが気になる方はコチラ↓

落語 西行鼓ヶ滝 中編

落語 西行鼓ヶ滝 後編


一方、鶴光師匠に破門された経験を持つ、嘉門達夫サン。替え歌メドレーが大ヒットして、今や押しも押

されもせぬ、コミックソング界のオーソリティとなってしまった昨今であるが、彼のネタもまた、実は

落語の基本がしっかりと根底にあり、ショートコント的なネタは、はっきり言って、鶴光サンの「小噺その1~♪」

っていうのを、着実に継承していると思えるのが、何とも微笑ましい。未だに、放送局で一緒になったり

すると、楽屋へ律儀に挨拶に行くという嘉門サン。いい師弟関係(元)ジャナイデスカァ~~( ;∀;)


BEST of 唄のワンダーランド 嘉門達夫



しかし、同じ破門扱いされた立場でありながら、かたや、奮起して別分野での大成を目指してのし上が

る者もいれば、かたや、逆恨みして犯罪に走る者もいる、と・・。いやぁー、落語業界も多種多様です

なぁ~~。

嘉門さん(当時は笑光サン)は、落語家は断念したものの、音“楽”で面白言葉を駆使して魅せるという、

さしずめ、 『楽語家』 として再起を果たし、一方の乃光は、落語家ならぬ、落“伍”者としての烙印を押されてしまったっちゅうとこッスかねえ~~~。え?落語のオチとしては弱い?しっつれいしましたっ!( キдキ)ノ(若井ぼん・はやとの決まり文句で締めくくっとこーw)