【２０世紀少年】【デトロイト・メタル・シティ】ロックな邦画×２
ロックな邦画をハシゴして観て来た♪いや～、どちらも原作にかなり忠実で、いい味出してた気がするぅ～♬
監督：堤幸彦 脚本：福田靖、長崎尚志、浦沢直樹、渡辺雄介 原作：浦沢直樹（「20世紀少年」小学館ビッグスピリッツコミックス刊） 撮影：唐沢悟 音楽：白井良明 美術：相馬直樹 企画：長崎尚志 プロデューサー：飯沼伸之、甘木モリオ、市山竜次 主題歌：T.REX「20th Century Boy」 製作国:2008年日本映画 上映時間：2時間22分 配給：東宝
★STORY：浦沢直樹の同名人気コミックを全3部作で映画化する第1部。監督は「トリック」「明日の記憶」の堤幸彦。世は20世紀末、小学生の頃に遊びで書いた“よげんの書”の内容通りに、世界滅亡の危機が現実に起こりつつあることを知ったケンヂは、かつての仲間を集め世界を救うために立ち上がる。しかし、事件の裏には “ともだち”と呼ばれる謎の存在が……。唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子ほか、主演クラスの俳優が多数出演する豪華キャストも話題。
★CAST：唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宇梶剛士、宮迫博之、生瀬勝久、小日向文世、佐々木蔵之介、藤井隆、山田花子、ARATA、片瀬那奈、池脇千鶴、鈴木崇大、三浦寿和、中田敦彦、藤森慎吾、藤井フミヤ、及川光博、竹中直人、森山未來、津田寛治、徳井優、石橋保、布川敏和、入江雅人、竹内都子、洞口依子、遠藤憲一、光石研、佐野史郎、ベンガル、石井トミコ、研ナオコ、竜雷太、吉行和子、石橋蓮司、中村嘉葎雄、黒木瞳
※このパート１は、キャスティングに感心することで、なんとなく納得できちゃう造りになっているな。
「ああ～、ヨシツネは香川照之でピッタリやなぁ～、うんうん、宮迫博之はまさしくケロヨンだっ♪」
てな具合。３部作ということで、次の作品の方向性で、評価は真っ二つに分かれそう。原作ファンのﾜｯﾁ
としては、パート１はまずまずの好印象。あわよくば、『デスノート』みたいに、劇場版での内容改正で
原作以上に面白く化けることを大いに期待している。。。
監督：李闘士男 脚本：大森美香 原作：若杉公徳 撮影：中山光一 音楽：服部隆之 製作国：2008年日本映画 上映時間：1時間44分 配給：東宝
★STORY：若杉公徳の同名人気コミックを映画化。オシャレな渋谷系ポップミュージシャンを夢見て上京してきた根岸崇一だったが、ふとしたことから奇抜なメイクと演奏で人気を博す悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」のギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」として活躍する羽目に……。崇一からクラウザーII世に豹変する松山ケンイチのなりきりぶりが話題に。クラウザーのライバル役でKISSのジーン・シモンズも出演。
★CAST：松山ケンイチ、加藤ローサ、秋山竜次、細田よしひこ、大倉孝ニ、岡田義徳、鈴木一馬、高橋一生、美波、大地洋輔、大谷ノブ彦、宮崎美子、松雪泰子、ジーン・シモンズ
※観る前の情報として、「ギャグに途中で飽きる」とか「ＴＶドラマ並みのクオリティ」などと聞かされ
ていたせいか、ずいぶんハードルを下げて観賞する事ができたのは、勿怪の幸いだった♪
いやいや、なかなかオモロイではないか、と。素直に楽しめた。原作も少し読んだことがあったのだが、松雪泰子演じる女社長の異常なテンションと、メタルミュージックへのあからさまな偏見解説が、少々気になった以外は、十分受け入れられた♪なんやったら、白塗りで正体が解らないが故の面と向かった本音の吐露、っていう結構好き目なシチュエーションの辺りなんて、ちょっとウルウル来ちゃったｾﾞｲ♡
主人公のナヨナヨした根岸ｸﾝは、ある時は、筋肉少女帯のオーケンに見え、またある時は、人間椅子の鈴木研一にも見え、な～んか予想してた以上に、すんなり感情移入できちゃったみたいw ジーン・シモンズとの対決シーンのみ、少ぉ～～しダレたかな？あとは、もうオールオッケイ！！お母さん役の宮崎美子さんがこれまた、すこぶる素ﾝ晴らしの演技を見せてくれてたよぉ～♪
