【ミスター・ロンリー】物真似芸人の恋?

 

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原題:Mister Lonely 監督:ハーモニー・コリン 脚本:ハーモニー・コリン、アビ・コリン 製作総指揮:アニエス・ベー、ピーター・ワトソン 製作:ハーモニー・コリン、ナジャ・ロマン 撮影:マルセル・ザイスキンド 音楽:ジェイソン・スペースマン 美術:リチャード・キャンプリング 製作国:2007年イギリス・フランス合作映画 上映時間:1時間51分 配給:ギャガ・コミュニケーションズ

☆ストーリー:「ガンモ」のハーモニー・コリン監督が8年ぶりにメガホンを取ったラブストーリー。主演に「天国の口、終りの楽園。」のディエゴ・ルナ、共演に「ギター弾きの恋」のサマンサ・モートンを迎え、他人を演じることでしか生きられない男女の恋と自分探しの旅を描く。マイケル・ジャクソンになりきって暮らしてきた男が、ある日マリリン・モンローとして生きる女に出会う。彼は彼女に導かれてモノマネ芸人たちが集団生活を送るスコットランドを訪れ……。

☆キャスト・スタッフ:ディエゴ・ルナサマンサ・モートン、ドニ・ラバン、レオス・カラックス、ベルナー・ヘルツォークジェームズ・フォックス


全編ドキュメンタリータッチと言うか、ドラマっぽさはまるでない。劇場で観ていたら退屈してたかも。

DVD鑑賞にちょうどいい小品、と言えるかもしんない。

とにかく、B級のそっくり芸人がワンサカ出てくる。モノマネ芸人がコミュニティを作って暮らしているというちょっと意味不明な設定も。「B級の」と書いたが、要は、見た目は明らかに似ていないのだ・・・。ひょっとすると、台詞回しとかポーズとかがメチャメチャ似ているのかもしれないが、その点は日本のモノマネ芸人さんの方がクオリティは随分上なんじゃないかな~?と思える。。。

インディアン顔のマイケル・ジャクソンに、所帯じみたマリリン・モンロー、しょぼくれたチャーリー・チャップリン、スカスカのマドンナ・・・。名前だけは豪華絢爛なのだが、総出演によるショーもかなり地味で見てらんない。(まぁ、設定自体がそうなんだろうけど)

けっこう衝撃的な終盤のワンシーンを経て、これまた地味ぃ~~~なままに物語は収束してゆく。。。

日本でリメイクされたらもっと面白作品になるかもな~~、(ブルース・ウィリスのソックリさんとか、適役だと思うwww)という予感を残してくれたことが、唯一の収穫か。。。


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