【今月の寅さん♬】立志編&純情詩集&殿様&頑張れ

新たに4本の寅さんを再鑑賞したなりヨ~~~~。


第16作 葛飾立志編


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eiga.com 男はつらいよ 葛飾立志編

製作: 島津清 監督・原作・脚本: 山田洋次 脚本: 朝間義隆 撮影: 高羽哲夫 音楽: 山本直純 製作国: 1975年日本映画 上映時間: 97分 配給: 松竹

☆ストーリー:寅さんが何を思い立ったか学問を志す、という一編。かつて想いを寄せた人の娘の面倒をみるうちに学問の大切さが身にしみてきた寅次郎。ちょうど“とらや”には大学に残って考古学を研究している女性が下宿することになったから、さあ大変。

☆キャスト:渥美清倍賞千恵子樫山文枝桜田淳子笠智衆

※冒頭の夢シーンは、西部劇風「タイガーキッド」の巻♪ようつべに動画があった。(しかし埋め込み不能

タイガーキッド


※今回は、特別マドンナ?というような扱いで若かりし桜田淳子さんが出演。その桜田さん関連の動画ハッケーン♬

●寅さんが語る桜田淳子


※初々しいデス。淳子さんは『お引越し』などでも名演を見せたし、なかなかの女優さんでしたヨネー。それっきり

芸能活動を離れてしまったのは実に惜しいことデシタ~。


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※淳子扮する女子高生は「まさか寅の隠し子?」と大騒ぎにwww


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※これは珍しい。野球の応援シーン。寅もさくらも、ルールを全然知らないっぽいところが微笑ましい♪


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※今回のマドンナ・樫山文枝さんは、地味だが理知的なタイプの貴重なるマドンナ。最後、寅は他の男ではなく

学問相手に敗北を喫する形となる展開なのも珍しい。


第18作 純情詩集


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eiga.com 男はつらいよ寅次郎純情詩集

製作: 名島徹 監督・原作・脚本: 山田洋次 脚本: 朝間義隆 撮影: 高羽哲夫 音楽: 山本直純 製作国: 1976年日本映画 上映時間: 104分 配給: 松竹

☆ストーリー:母と娘のダブル・マドンナ登場の一編。さくらの息子・満男の担任の先生にのぼせた寅さんだったが、彼女の母親を見てそっちの方にクラクラ。この母親は寅さんの幼なじみだったが、今では未亡人で病気がちの身。寅の同情は募るばかり……。

☆キャスト:渥美清倍賞千恵子京マチ子檀ふみ笠智衆

※マドンナが病弱で、寅さんの恋はどちらかというと、同情から生まれた愛おしさといった部類に入るのでは

ないかと思える本作。切なさでは随一かも知れない。マドンナのお店を寅屋のみんなで考えるシーンが泣ける。


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※旅一座の花形女優役は、声優の岡本茉利さん♬この人の声を聴くと、どうしてもヤッターマン2号のアイ

ちゃん(旧)を思い浮かべちゃうんだわ~(#^v^#)


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京マチ子さんの顔が、どうしても“女装した大滝秀治さん”に見えてしまって困った。浦辺粂子ばあやも

味のある役者さんでした~ヽ(*^∇^*)ノ


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※光男の描いた寅さんの絵www どぎまぎしてるさくらさん萌え~~~♡


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※この頃の壇ふみさんって、広末涼子さんと藤田朋子さんと紺野美紗子さんを足して3で割ったような清々しさ

がありましたね~~~~~~。


★オマケ:京マチコさんつながりで、『羅生門』の頃の若々しいショットをば・・・♬(・ω・*)

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第19作 寅次郎と殿様


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製作: 島津清 監督・原作・脚本: 山田洋次 脚本: 朝間義隆 撮影: 高羽哲夫 音楽: 山本直純 製作国: 1977年日本映画 上映時間: 99分 配給: 松竹

☆ストーリー:マドンナに真野響子、特別ゲストで嵐寛寿郎が出演。例によって“とらや”の面々とケンカをして寅次郎は愛媛へ。墓参りの美しい未亡人と出会って慕情が募る。そして大洲城18代目の城主だというヘンな老人も登場して……。

☆キャスト:渥美清倍賞千恵子真野響子笠智衆嵐寛寿郎寺尾聰

※この作品は確か大学時代、大阪・新世界の劇場へと足を運んで鑑賞、いたく感動した覚えがあったのだが・・。

今回、改めて観なおしてみると、まぁ普通~の出来だったんだなぁー、と余韻の度合いがまるで違っていた。

歳によって、状況によって、映画の感想も変わっていくものであるってことを、痛感させられたネー。


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※お屋敷に出入りする出前持ちの一人に、またまた岡本茉利さんご登場~~!結構連発してるな(゚∇゚)♪


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※野良犬に「トラ」と名づけたせいで起きた喧嘩のあと、おいちゃんの「お前も野良犬みたいなもんだろ」

という言葉に反応して寅の言う、ご存知名台詞!

それを言っちゃあおしまいよ~!!!


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※マドンナ真野響子さん。この涙目のシーンが最高に美しい❤ 女性の涙目は男心をくすぐりますナァ~


第20作 寅次郎頑張れ!!


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eiga.com 男はつらいよ 寅次郎頑張れ!

製作: 島津清 監督・原作・脚本: 山田洋次 脚本: 朝間義隆 撮影: 高羽哲夫 音楽: 山本直純 製作国: 1977年日本映画 上映時間: 95分 配給: 松竹

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☆ストーリー:電気工の青年と仲よくなった寅さん。青年が思いを寄せる食堂のウエイトレスとの仲をとりもつ指南役をかってでるが、失恋専門の寅さんのこと、万事ウラ目に出て青年は失恋。寅は彼女の美しい姉に一目惚れ。

☆キャスト:渥美清倍賞千恵子大竹しのぶ中村雅俊藤村志保笠智衆

※寅さんの恋愛が、あからさまにサブストーリーへと追いやられてしまった最初の回ではないか・・。

ヒロインは藤村志保さんだが、登場するのは全体の4分の3ぐらい経ってから。中村雅俊&大竹

しのぶが、完全にストーリーをのっとっていた。しかも中村雅俊扮するワットくんは、寅さん史上

他に例を見ないトンデモ事件を仕出かしてくれるのである。寅さんワールドの掟破り男である!!


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※冒頭の夢シーン、女中さん役でまたしても岡本茉利さん登場~~♪個人的には、こん人が一番

のマドンナっつうことになりんすワ。。。


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大竹しのぶさんも初々しいデス。今回は定食屋の女店員さん役。『男女7人夏物語』ん時も思ったンスが、

大竹さんって場末の定食屋さんがバッチリ似合いますネッ♬o(゚ー゚*o)イラッシャイイラッシャーイ(o*゚ー゚)o


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※ワットくんが招いた大爆発。寅さん史上最初で最後のスペクタクル・シーンでしょーか・・・。


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※地味ッスー、今回のマドンナ。シリーズでも三本の指に入る地味さ加減ではないだろうかしらん?


◎シャア語録

シャア専用手帳

すごいものだな。あの輝きが、ララァの仕掛けたものとは・・。この私にも信じられん!(ファースト第39話)


◎シャア・トリビア:シャアとセイラとの年齢差は3歳。シャアは妹と撮った幼少時の写真を大切にしていたという。