【戦場でワルツを】『おくりびと』と争った名作

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eiga.com 作品情報 『戦場でワルツを』

原題: Waltz with Bashir 監督・脚本・製作: アリ・フォルマン プロデューサー: セルジュ・ラルー、ヤエル・ナフリエリ、ゲルハルト・メイクスナー、ロマン・ポール 美術監督イラストレーター: デビッド・ポロンスキー

アニメーション監督: ヨニ・グッドマン 編集: ニリ・フェレー 音楽: マックス・リヒター 製作国: 2008年イスラエル・ドイツ・フランス・アメリカ合作映画 上映時間: 90分 配給: ツイン

☆ストーリー:フランスのセザール賞ほか数々の賞に輝き、第81回アカデミー外国語映画賞にもノミネートされたイスラエル映画。2006年のある夜、旧友に呼び出された映画監督のアリは、26匹のどう猛な犬に追われる悪夢に悩む話を聞き、それは自分たちが従軍した82年のレバノン侵攻の後遺症ではないかと疑う。しかし自分に当時の記憶が全くないことに気付いたアリは、その謎を解こうとかつての戦友たちを訪ねるが……。監督のアリ・フォルマンの実体験に基づいて製作されたアニメーションの意欲作。

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☆キャスト:アリ・フォルマン、オーリ・シバン、ロニー・ダヤグ、ロン・ベン=イシャイ、ドロール・ハラジ

公式サイト

※『おくりびと』主演の本木雅弘が、「前日に観たイスラエルのアニメがあまりにも 素晴らし過ぎて、絶対にそっちが受賞すると思ってました」とインタビューで応えていたが、アレは敵にエールを贈る、といった形式的なものではなく、本気でそう思ってたに違いない。自分が主演の映画でも、出来が気に入らなければ舞台挨拶でケチョンケチョンに言っちゃう馬鹿正直な、あ、もとい、真面目な人だかんねーー、モッくんて。。。


●予告編



eiga.com 映画ニュース フォルマン監督、イスラエルの現状に嘆き節

『06年のレバノン侵攻以来、停戦と戦闘再開を繰り返しているイスラエルパレスチナの現状については「こういった映画は人と人との架け橋にはなるが、残念ながら世界を変えることはできない」と無念そうな表情。さらに、「世界を変えるためには強力なリーダーが必要。イスラエルの政治家たちには相手の立場を思いやる気持ちがなさ過ぎるし、これから先そんな未来を変えるようなリーダーが現れそうな雰囲気もない」と嘆いていた。/アカデミー外国語映画賞を争った日本映画「おくりびと」については、「とてもいい映画だと思うが、賞は僕の映画がとるべきだったね(笑)。だけど、賞はただのゲームさ」と余裕のコメントを展開した。』


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※アニメの絵柄的には、わたせせいぞうっぽいかな?とも思ったが、、、陰影のリアルさが秀逸だった。

特に戦車などのメカ描写がやけに凝ってたな。


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↑戦場カメラマン。へっぴりごしで銃弾飛び交う中へ潜入してゆく。。。臨場感に満ち溢れていた。

そして、映画のラスト。我々は、心してその映像を直視しなければならない、と思わせてくれた。。。


◎シャア語録

シャア専用手帳

私が出たら30秒だけ援護射撃をしろ!(ファースト第40話)