【「キャタピラー」&「非誠勿擾 」】

シネ・リーブル神戸&元町映画館のはしごをしてきた♡


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※この日、メインでかかっていた3本は、『キャタピラー』と『ちょんまげぷりん』と『カラフル』!!

 なーんて素晴らしいラインナップでしょ!一生付いていきますヨッ!シネ・リーブルさんにっ!!!



eiga.com 作品情報 『キャタピラー』

監督: 若松孝二 プロデューサー: 尾崎宗子 脚本: 黒沢久子出口出 撮影: 辻智彦、戸田義久 編集: 掛須秀一 製作国: 2010年日本映画 上映時間: 84分 映倫指定: R15+ 配給: 若松プロダクション、スコーレ

★ストーリー:第2次世界大戦中の日本。シゲ子の夫・久蔵にも赤紙が届き、勇ましく戦場へと向かったが、戦争から戻った久蔵の顔は無残にも焼けただれ、四肢を失っていた。村中から奇異の目で見られながらも、多くの勲章を得た久蔵は「生ける軍神」として崇められ、シゲ子は戸惑いながらも久蔵の尽きることのない食欲と性欲を埋めていく。やがて日本に敗戦の影が色濃く迫り、久蔵は自ら戦場で犯した悪行に苦しみ始める。第60回ベルリン国際映画祭で、寺島しのぶが最優秀女優賞を受賞した。

★キャスト:寺島しのぶ大西信満、吉澤健、粕谷佳五、増田恵美、河原さぶ、石川真希、飯島大介、地曵豪、ARATA篠原勝之

公式サイト


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ゲージツ家の篠原勝之(クマ)さん、久しぶりに観たな。今回はなかなか特殊な役柄を奔放に演じていて

なかなか良かったんでないかい?


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※乱歩の『芋虫』テイストに興味を持って観ていたので、反戦映画としての出来映えよりも、ソッチの

方が気になって、ややのめり込み損なったかも。もっとエロ・グロ度の高い映像を期待してしまった。

そして、芋虫状態の夫と、どうコミュニケーションをとっていくか、その過程で残虐な想いに陥ってゆく

妻の心情表現は如何に?とか、そういう視点が薄味だったのが個人的に残念だったナァ~~~。

(因みに、四肢を失う久蔵は、オリックスの後藤に似てるな~、オリでも軍神になってくれよー、とか

いらん妄想を膨らませてしまった。これもストーリーに入り込めてない証拠かな?あ、整いました!久蔵と

かけて、オリ後藤と解く!そのココロは・・「落ちる球(弾)には手も足も出ないでしょう!」つって)



さて、その後は、初の「元町映画館」参上!となる。実に小じんまりとした、いい雰囲気のミニシアター。

入る前にオバハンが狭い入り口のところに陣取って「えー?サービス券とかあらへんの~?」言うて

ゴネていたのが鬱陶しくてたまらんかったワ。「こらオバハン!アンタはミント神戸とかフェニックス・シネマ

とかのもっとデカい劇場行って、おとなしくメジャーな3D映画でも観てなさい!」って、心の中で毒づき

ながら入場したなり~~~。


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『非誠勿擾』


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※この作品の邦題を、ワチクシは金輪際、口にしたくない、文字に記したくない、っつうこって、

原題の『非誠勿擾』で通しまっす!これは「冷やかしお断り」という意味らしい。そのままでも

絶対、今回の邦題より100倍マシやわ。これ、元町映画館のオープニング作品に相応しい、素敵

な作品だったのに・・・。日本の配給会社の無能っぷりにひたすら腹が立ちますワイ~。


eiga.com 作品情報 『非誠勿擾(原題)』

原題: 非誠勿擾 監督・脚本: フォン・シャオガン 撮影: リュイ・ユエ 製作国: 2009年中国映画 映倫指定: G 配給: ニトリパブリック、サン・バイ・サンワークス

★キャスト:グォ・ヨウ、スー・チービビアン・スー、宇崎逸聡、二宮さよ子、磯村みどり、雪代敬子、松浪志保、フェン・ユエンジョン、フー・カ、アレックス・フォン、ファン・ウェイ、フー・ジャイー

※うわ、「eiga.com」の作品情報ページに「ストーリー」欄の記述がないっ!!!よっぽど、内容と邦題が

かけ離れてるので、自粛したのだろうかー・・・。ストーリーだけ他のサイトのを借りてこよう。。。


沖縄国際映画祭 If You Are The One

『自らの発明品を投資家(ファン・ウェイ)に売り、チン・フェン(グォ・ヨウ)は一夜にして大金持ちになった。そんな“結婚相手としてふさわしい男”が“理想の妻”を探し出そうと旅に出る。経歴や考えの異なる人々との出会いを通じ、この世には様々な顔の人がいることにあらためて気づく。おもしろい顔や悲しみに沈んだ顔・・・。そしてついにリャン・シャオシャオ(スー・チー)という女性を好きになるが、その美しい女性は妻のいる男性に恋をしている。チン・フェンはどうやって彼女の気持ちをひきつけるのか?彼が巻き起こすドラマティックな展開のあと、はたして彼女の愛を勝ち取り二人で新しい人生の一歩をふみ出すことができるのか?』


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※主役の男は、怪しげな商品を売りつけたり、美女に惚れたり、見た目はイマイチ気味だが話が面白くて

魅力的だったり、いろいろと、寅さんと共通点があるように感じた。「中国版・男はつらいよ」だわ。

北海道の自然の撮り方も、とても素敵。その点も山田洋次監督と重なる部分が大、という気がした。


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スー・チー演じる、笑笑(シャオシャオ)カワユス~~~。この目の離れ具合が愛くるしさを増すんデアル♡

特に、携帯電話の切り方が、超セクスィ~でありんした。あぁ、思い出しただけで目じり下がっちゃう~w


●予告編集



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※日本の歌も効果的に挿入されるね。谷村新司の『昴』とか、森繁久彌の『知床慕情』とか。

北海道の雄大な自然をバックに聴くと、また一段とイイ曲に思えるから不思議~。北海道旅行者が増えた

というのも、よーっくワカルわ♪↓コチラは参照地図~ヽ(*^∇^*)ノ::


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※前半は、いろんな女性とお見合いする中で繰り広げられるコメディちっくな展開中心で進んでくが、

後半は、深刻な男女それぞれの過去などが明るみに出たりして、笑ってばかりじゃあいられない展開

になってゆく。これで見事に収束してくれたら大傑作♪だったのだが、うーむ、最後はちょっと納得

できにくいワ。特にシャオシャオの心境の変化がちと解り難いと感じてしまったんだが。。。既に観た

方、ぜひラストの解釈をお聞かせくださいナ。真面目に議論いたしましょう。ひやかしはご遠慮くださいw


◎シャア語録

シャア専用手帳

この無線をティターンズが傍受してくれると助かる。エゥーゴに内部分裂があると思ってくれるからな。(Z第23話)