【最後の忠臣蔵】役所さん、役者ですなぁ~

観てまいったゾ!役所広司主演の赤穂浪士モノ、『最後の忠臣蔵』をっ!


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eiga.com 作品情報 「最後の忠臣蔵」

☆ストーリー:TVシリーズ北の国から」を手がけた杉田成道が、池宮彰一郎の人気小説を役所広司佐藤浩市主演で映画化。赤穂浪士の吉良邸討ち入りで、大石内蔵助率いる46名が切腹により主君に殉じた中、密かに生き残った瀬尾孫左衛門(役所)と寺坂吉右衛門(佐藤)という2人の武士がいた。討ち入りの事実を後世に伝えるため生かされた寺坂は、事件から16年後、討ち入り前夜に逃亡した瀬尾に巡り会い、瀬尾の逃亡の真相を知る。

☆キャスト・スタッフ/キャスト:役所広司佐藤浩市桜庭ななみ、安田成美、笈田ヨシ山本耕史伊武雅刀風吹ジュン田中邦衛片岡仁左衛門 /スタッフ:監督:杉田成道 原作:池宮彰一郎 脚本:田中陽造 撮影:長沼六男 音楽:加古隆 美術:原田哲男 編集:長田千鶴子

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☆作品データ:製作国:2010年日本映画配給:ワーナー・ブラザース映画上映時間:133分映倫区分:G

公式サイト

eiga.com 映画ニュース WB「最後の忠臣蔵」、米国公開が延期

※なんか、タイトルの付け方でモメてる模様?


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・斬られ役専門の福本清三先生が、吉良役をやっておられた!ある種、斬られ役の頂点を極めたのでは?

それにしても相変わらずの地味っぷり(脇役は決して目立ってはならない!)で、「さすがは清三先生!」

と思わせてくれた。


●予告編



※ちょっと、瀬尾孫左衛門とお可音のエピソードに偏りすぎたんじゃないのかなぁー?と思った。原作では

寺坂吉右衛門の視点でストーリーが展開していくそうで・・・。原作ファンからは概ね不評というのはそこら

辺が原因っぽい。丁寧に創ろうとして、ちょっと同じパターンの演出(シーンごとに、全部同じ旋律を流して

感極まる展開で締める、の繰り返し)がややしつこく感じた。もちろん、お嫁入りのシーンはウルウルきたけ

れど、もっと孫佐とお可音のシーンは少なめでも良かった気が。(その方が世を忍んでる感じが出たと思うし)

浄瑠璃のシーン(北野武監督の「DOLLS」想い出した!)の代わりに、寺坂吉右衛門の旅の経過を挿入したら良

かったのでは???花嫁行列のシーンも、さらに盛り上がったんじゃないだろっかー?


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※TVでも1回、ドラマ化されてたんだな~。で、そのTVを観てた人の反応は一様に「ビックリ」だ。

その後、好意的に捉える人と、否定的な人に、これは綺麗に二分されているみたい。

それだけ、内容が改変されてたってことなんだろう。

原作もTV版もどちらも知らず、先入観全く無しでこの映画に触れた人は、概ね好評♪というわけで、実に

不思議な「観客満足度」が出ているみたいダ。


NHK金曜時代劇『最後の忠臣蔵』

うわっ!孫佐役は香川照之かっ!!!この人、もうNHKに住み着いてるんじゃないのっ?w


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☆テレビのCMでは「年齢差34歳のラブストーリー」というコピーを流しているらしいが。。。

それって、監督さん自身のキャッチコピーやん。↓↓↓

asahi.com 願わくは、鳩のごとくに 杉田成道監督

『57歳で第1子、60歳で第2子、63歳で第3子。ドラマ「北の国から」の演出家として知られる氏は、還暦を過ぎてただいま子育て真っ最中だ。(中略)縁あって結婚した相手は30歳年下の医学生(現在は医師)。知人からは「犯罪者」といわれ、子連れでいるとおじいちゃんと間違われることもしょっちゅう。第3子ができたときは、妻に「ほんとに、俺(おれ)の子か」と聞いてキレられ、保育園の運動会では張り切って玉ころがしに出たものの足がもつれて転んでしまう……。』

※ここでも、「監督の趣味嗜好が、映画の方向性を大きく左右する」という平野秀朗氏の持論が証明され

ていると言えるのではないだろうかー。


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eiga.com 桜庭ななみ、杉田成道監督の手紙に感動の号泣

ななみちゃんは美しかった。「北の国から」で実績のある、自然の美しさを描く能力以上に、今回は

30歳以上年の離れた可愛い女性を撮る技術にも長けていたんだ、ってことを改めて痛感したッチューネン。


ジョニデ語録(ジョニー自身の発言は赤字、他者のジョニーへの発言は青字、その他は黄字で)

ジョニデ語録解説

家族の不和が表面化しているときは、どこかには安住の地があるとか、何かは大丈夫だと信じる必要がある。なりふり構わず前進していると信じなければならないし、そうすれば心地よく生活できる場所を手に入れられる

(「ザ・ジョニー・デップ」第一章より。ミラマー高校を中退して、バンド活動に専念することについて)