【ブラック・スワン】白と黒のアンサンブル

ここのところ、ナタリー・ポートマンづいているわけだが~・・・今回がそのメインイベント!!

今年一番の期待度と言っても過言ではない映画を観てきたー。


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eiga.com 作品情報 『ブラック・スワン』

■ストーリー:ナタリー・ポートマンミラ・クニス共演の心理スリラー。ニューヨークのバレエ団に所属するニナ(ポートマン)は、元バレリーナの母とともに、その人生のすべてをダンスに注ぎ込むように生きていた。そんなニナに「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが巡ってくるが、新人ダンサーのリリー(クニス)が現れ、ニナのライバルとなる。役を争いながらも友情を育む2人だったが、やがてニナは自らの心の闇にのみ込まれていく。監督は「レスラー」のダーレン・アロノフスキー。主演のポートマンが第83回米アカデミー賞で主演女優賞を獲得した。

■キャスト・スタッフ:(キャスト)ナタリー・ポートマン、バンサン・カッセル、ミラ・クニスバーバラ・ハーシーウィノナ・ライダー (スタッフ)監督:ダーレン・アロノフスキー 製作:マイク・メダボイ、アーノルド・W・メッサー、ブライアン・オリバー、スコット・フランクリン 原案:アンドレス・ハインツ 脚本:マーク・ヘイマン、アンドレス・ハインツ、ジョン・マクローリン 撮影:マシュー・リバティーク 美術:テレーズ・デプレス 音楽:クリント・マンセル

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■作品データ 原題:Black Swan 製作国:2010年アメリカ映画 配給:20世紀フォックス映画 上映時間:108分 映倫区分:R15+

オフィシャルサイト

シネマトゥディ ナタリー・ポートマン、肉体の限界に!バレエの練習、1日5時間週6日とプロ並み!

『「プロのダンサーは一日12~13時間踊ることを週に6日も続けるわ。だから彼女も1日5時間の練習、それを週に6日やってもらっていたの」というのだから、本作にかけたナタリーの努力には舌を巻くばかりだ。/さらに「わたしたちは一日中撮影場所について、振り付けの管理だけでなく、ナタリーへの追加トレーニングを施したわ。彼女のスタミナを維持して、ケガを防ぐための十分なウォーミングアップも必要だった。あれほど厳しい経験はなかったと思うわ。それにナタリーは、パートナーとのダンスシーンで太ももを痛めていたの。とても痛かったでしょうね」といざ撮影が開始してからも、その努力は続いたということだ。』

ボディ・ダブルの役者が「踊ったのはほとんど私」とヤカラを入れてギャラアップを要求したらしいが、監督は厳密に時間を計って、ナタリーのシーンが実質80%以上あったことをきちんと証明したんだそうな。きっちりしてるなぁーーー。

※まさに芸術的な一作。ナタリーを始めとする俳優陣の迫真の演技と、技術の粋を集めた撮影の腕とが

奇跡的な合体を果たした、などと言うとチョット褒めすぎか。。。いや、終盤のミステリー展開で盛り上げる

だけ盛り上げといて、ラストの風呂敷の畳み方の見事さは、映画史に残るんではないかしらん?


栗山千明ナタリー・ポートマンの演技に鳥肌が立つ


※オセロの二人が健在ならば、こういう試写会ゲストにはうってつけやったろうにネェ~~~。


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町山智浩さんの解説で、今敏監督作品『パーフェクト・ブルー』との類似点というのを聞いていた

ので注意して観てみたが、お風呂場のシーンはモロに意識してるなー、と感じた。でも、そこだけカナ。

もし、『パーフェクト・ブルー』のエッセンスをもっと取り入れたのなら、犯人は意外なあの女性?

ということにでもしないと、類似性は認められまい。個人的にはソッチのドロドロした結末パターン

も好きだけどネーー。


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※何が怖かったって、引退間近のロートルバレリーナを演じたウィノナ・ライダー姫君・・・。

並みのホラー映画なら裸足で逃げ出すんじゃないか?ってくらい、不気味に輝いてた。ウィノナ

はもう一生この手の役しか来ないのかなぁ~~。思えば、順風満帆で頂点を目指していたはずの

ウィノナが、どの時期からか(ジョニーと別れてからカナ?)明らかに歯車が狂って行って、現状

に至るってことやもんな~~~。どうしたってナタリーとの対比で見られちゃうのも辛いとこやわ。


↓この鏡のシーン怖えぇ~~~~~~~!思い出し震いするわいっ!

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ジョニデ語録(ジョニー自身の発言は赤字、他者のジョニーへの発言は青字、その他は黄字で)

ジョニデ語録解説

最初はオープンになろうとしていた。そのうちに、いま面白いことを言えばいいんだと思うようになった。そして、マスコミが納得するような話をすれば、その後はつきまとわれなくて済むことに気付いたんだ。でも、彼らが化け物に見える時がある。街を歩いていて、ピザを食べて、コロシアムに行ったら、そこには長いレンズをつけたカメラを持った男たちが待ち構えているんだからね

(『ザ・ジョニー・デップ』第三章より。マスコミに追いかけ回されることについて)