【エドウッドの“プラン9・フロム・アウタースペース】脱力度満点♪

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eiga.com 作品情報 「ぷらん9・フロム・アウタースペース」

■ストーリー:1980年出版の『ザ・ゴールデン・ターキー・アワーズ』で“史上最低の映画”に選ばれたエド・ウッド監督の代表作。宇宙の支配者の命令で、人間に戦争をやめるよう忠告に来た宇宙人。しかしアメリカ政府は宇宙人の存在を認めず、彼らに会おうとはしなかった。宇宙人たちは仕方なく“第9計画”の実行を決める。その計画とは、死者をよみがえらせ、ゾンビを操って地球を征服しようというものだった。低予算とはいえ、バカバカしいストーリーとセリフ回し、素人並の演技、あまりにも稚拙な特撮と、すべてが低レベルな怪作。

■キャスト・スタッフ:(キャスト)ベラ・ルゴシ、トー・ジョンソン、トム・メイソン、バンパイラ、ジョン・ブレッケンリッジ 製作総指揮:J・エドワード・レイノルズ 製作・監督・脚本:エド・ウッド 撮影:ウィリアム・C・トンプソン

■作品データ 原題:PLAN 9 FROM OUTER SPACE 製作国:1956年アメリカ映画 上映時間:78分


※女装趣味の監督と言えば、『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟のお兄ちゃん、ラリー・ウォシャウ

スキーなんかも思い浮かぶけど・・・。エドの場合は残念ながら持ち合わせの才能に欠けていたんダワナ~~。

映画への愛情の強さはウォシャウスキー以上だったと思うんだが、、、まことに残念である。


plan 9 from outer space trailer



※チープなのは観る前から解ってたので驚きは少なかったが・・・やはり驚愕なのは、ワケのわからん

脚本やなぁ~~~。普通、あのホンでやろうってなったら、誰かが止めるやろうに。。。才能がなかっ

たくせに、周りにはイエスマンを揃えていて文句を言わせなかったんだろうかー???助監督とかがも

しいて、「私がちょっと代わりに撮ってみましょうか?」ってなことになったら、もっとずーっと名作

に生まれ変わってたりして。いや、でもそれじゃあ後世に残るようなインパクトは生まれなかったんダ

ロウシネ~~~。まぁしかし、はるか昔に観た、エド・ウッド脚本の『死霊の盆踊り』に比べれば、ぜーん

ぜん楽しめたワ♪


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☆詳細の解説はコチラがおすすめ↓

cinema プラン9・フロム・アウタースペース

・大袈裟なオープニング。「この恐怖にあなたの心臓は耐えられるだろうか!」なんて言ってくれる…。

ベラ・ルゴシの生前に別の作品用に撮っていたフィルムを流用。

・しかも全然似ていないソックリさんを、ほとんど顔を隠させて出演させている。

・ボール紙で作った狭い墓場のセットの中を役者が行ったり来たり。

・宇宙人の乗る円盤のしょぼいこと…。

・自分のセリフの番が来たとばかりに、突然思いついたように演技する役者たち。

・バンパイラがセリフの中で突然死んでいることになった。

・役者B「もう一人の女は?」役者B「あの女も同じく死んでいるだろう」えっ?そんなんあり?

・トー・ジョンソンの演技と困った表情…。

 数えだしたらキリがない…。


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6万ドルの低予算、アーンド主演のベラ・ルゴシが制作開始後2週間で死去する、などの劣悪な

環境の中で、よく健闘した方だと思う。実はこの「プラン9」、2009年に一回リメイク版

が製作されているのだが、あまり話題に上った形跡が見られない~w やはり、エド・ウッド

の良さはリメイク不能ってことッスかぁー。ちゃんちゃん。


●リメイク版プラン9(2009) んー、ただのゾンビ映画かなー

http://player.vimeo.com/video/6495114?title=0&byline=0&portrait=0

※どうせならー、ジャパニーズ・ホラー風味を付け加えた、清水崇ヴァージョン「プラン9」とか

観てみたいわ~~~。三池崇史の血みどろヴァージョン「プラン9」も大歓迎~~~!


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※学芸会バンザイ!この作品は、大勢でなんじゃかんじゃと野次りながら観るのが正しい鑑賞法ヤロネ♪

 灰皿ユーフォーは何べん見ても可愛くってイイ♬


細かすぎて伝わらない関連動画 お笑いの「ザ・プラン9


※おぉお~~~!エド・ウッドの「プラン9」に通ずるところ発見♪一人一人はめっちゃオモロイのに、

協力してみんなで創り上げた作品はとたんにくだらなくなるという・・・。まさにエド映画ではないかっ!

あと、お客さんがあったかいところも似ているようなキガスルゾッ!


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ジョニデ語録(ジョニー自身の発言は赤字、他者のジョニーへの発言は青字、その他は黄字で)

ジョニデ語録解説

子供の頃、大好きだった物語だよ。小さい時に、フランケンシュタインやドラキュラの絵を描いて遊んでたのはティムと同じなんだけど、俺の場合それが早すぎたんだな。あまりにも小さい時からダークな世界にのめり込んでた。首なし騎士の姿を想像しては楽しんでたんだ

(「ザ・ジョニー・デップ」第六章より。ガーディアン誌のインタビュー。『スリーピー・ホロウ』について)