【ステキな金縛り】Wフカっちゃんカワユシ~♪

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eiga.com 作品情報 『ステキな金縛り』

■ストーリー:「ザ・マジックアワー」の三谷幸喜監督が同作以来3年ぶりにメガホンをとり、法廷サスペンスやファンタジーの要素も盛り込んで送り出すオリジナル長編コメディ。三流弁護士のエミが、担当する殺人事件の弁護のため、被告人のアリバイを唯一証明できる落ち武者の幽霊・更科六兵衛を法廷に引っ張り出そうと奮闘する姿を描く。主演は深津絵里西田敏行。共演に竹内結子浅野忠信篠原涼子佐藤浩市ら豪華キャストが集う。

■キャスト・スタッフ:(キャスト)深津絵里西田敏行阿部寛竹内結子浅野忠信草なぎ剛中井貴一市村正親小日向文世小林隆、KAN、木下隆行山本亘山本耕史戸田恵子浅野和之生瀬勝久梶原善阿南健治近藤芳正佐藤浩市深田恭子篠原涼子唐沢寿明 (スタッフ)監督:三谷幸喜 製作:亀山千広、島谷能成 企画:石原隆、市川南 プロデューサー:前田久閑、土屋健、和田倉和利 脚本:三谷幸喜 撮影:山本英夫 照明:小野晃 録音:瀬川徹夫 美術:種田陽平 音楽:荻野清子 編集:上野聡一

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■作品データ 製作国:2011年日本映画 配給:東宝 上映時間:142分 映倫区分:G

公式サイト

ウィキペディア ステキな金縛り

→概要: 『2011年10月19日にはニューヨークのアカデミーシアターでプレミア上映されている。またフジテレビで映画公開記念として『秋の三谷祭』と題した各種特番やスペシャルドラマ、『ザ・マジックアワー』『古畑任三郎』の再放送が行われた。全国427スクリーンで公開され、2011年10月29、30日の初日2日間で興収5億334万2,450円、動員39万102人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位となった[2]。監督自身も積極的にメディアPRを行っていたこともあり大人の観客を中心に支持を集め、ぴあ初日満足度ランキングでも第2位と高評価されている。続く公開第2週も興収4億1,372万4,750円、動員31万3,215人となり2週連続第1位を記録している。』


※個人的には、『ザ・マジックアワー』や『THE 有頂天ホテル』よりは評価が上♪『ラヂオの時間』には

はるかに及ばないかなぁ~、という感触だった。幽霊を法廷に出すことの可否を論じ合う前半が特に面白

かったが、後半の実際の事件解明までのプロセスは大した事なかった。もう、古畑任三郎の時に言ってい

たように、トリック系のアイディアはネタ切れだったのかネ~~?(実際、古畑の二番煎じっぽく感じたw)


●予告編



※Wフカッちゃんが最高にカワユスだった~。もちろん、Wフカッちゃんとは、深津絵里さんと、そして

途中でチョコッとだけ登場する、ファミレスのウェイトレスのオネエさん役の、深田恭子さんデア~ル♪

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JRAWIN5」「出演交渉」篇



※本作のフカッちゃん(深津さんの方ネ)は、仕事がうまくいかずに「やさぐれてる感」が凄く

良く出ていて、アンニュイな魅力に溢れてるんデスヨねー。『女の子ものがたり』の時に、やさ

ぐれ漫画家を演じててもどこかお洒落で、全然悲壮感が無かったのに比べて、段違いに良かった

と言えるんじゃあないデショッカーーー!!!


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※実に豪華な出演者の顔ぶれは、見ているだけで楽しかった。みなそれぞれ、個性を十二分に

発揮して、潔く舞台から去ってゆく・・・(若干ひとり、しつこい陰陽師役の人もいたケド・・・)

唯一、作品世界から浮いていたな~、と思う人もいたにはいたが、ソノ人についてはネタバレ

になるので、このあとは、映画未見の方は読み飛ばして戴きたく思いまする~~~~~~。


ココよりちょいネタバレ。未見の方は、次の写真の下まで飛ぶよろし

※深津さん演じる女弁護士エミの、お父さん役でラストに登場するクサナギくーん!!!

「お前に物申ぉ~~~~~~~す!」(江頭2:50風に) 死人のようだから、という

理由でブッキングされたってのは、まぁ百歩譲って良しとしよう。それより何より、何だ

あの棒読み台詞はっ!なんかそれまで、ベテラン俳優たちがコツコツ積み上げて来たスト

ーリーを、最後に瓦解させるかのような愚挙に思えたワッ。いっそ、喋らさなかった方が、

いや、顔もはっきり見せなかった方が、余韻の残る名ラストに仕上がったのではないかと

さえ思ってしまう。誰もいない法廷で、「お父さん・・・」と一人呟くエミ。そのとき、

ハモニカの音が「プーッ」と一回鳴る。「誰かいる?あ、六兵衛さんが帰ってきたのね?」

「プーー、プーー」。「え?違うの?じゃあ、もしかして本当にお父さん?」「プーー」!

その瞬間、エミの体は金縛りに遭う!強い力でその場に崩れ落ちるエミ。だがしかし、その

金縛りは、なぜか懐かしい匂いを伴なうものであった・・・。カメラが引いてゆくと、後ろ

で見守る六兵衛が映る。「姫。慰霊碑を建ててくれたお礼に、あなたの一番会いたい人を連

れて来てあげましたぜ」そして浮かび上がる、エミを抱きしめる男の後姿。そう!!その人

物こそ、クサナギ演じる死んだお父さんその人だったのであ~る!!(クサナギ振り返ることな

くそのまま「ジ・エンド」。いや、六兵衛が阻止して「完」に代えて幕というところは一緒)

どうよ?ずっとスッキリしたラストになると思いません?タイトルはその時に初めて出して

もいいかもね。あぁ、なるほど、そういう意味での「ステキな金縛り」だったのかー♪と。)


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↑タイトル絵の失敗例~(そんなモン貼るなよぉ~~~ぅw)


※くだらぬ妄想を長々と語ってしまいました。この映画は、観た後でいろいろと、役者のコネタ

などについてバカ喋りできて、超盛り上がれる娯楽作品には仕上がってるんじゃないでしょうか。

三谷さんの次の作品がまたまた楽しみになって来やしたぁ~~~♪


ジョニデ語録(ジョニー自身の発言は赤字、他者のジョニーへの発言は青字、その他は黄字で)

ジョニデ語録解説

どの映画に出るか、その決め手になるのは監督だ。ジュリアン・シュナーベルのことは昔から知っていた。ウィットに富んだ男で、彼の滑稽な話は彼の人生そのものだった。彼から電話があって、『夜になるまえに』という映画で、端役だが、服装倒錯者の男を演じてくれないかと言われた。簡単な役だと思ったね。ブラジャーを着けて、ドレスを着ればいいんだからね。なんていい話をもちかけてくれたんだと思ったよ

(「ザ・ジョニー・デップ」第六章より。『夜になるまえに』への出演依頼を受けた時を振り返って)