『ヒミズ』頑張れ住田!ついでに頑張れ窪塚!
■キャスト・スタッフ:(キャスト)染谷将太、二階堂ふみ、渡辺哲、吹越満、神楽坂恵、光石研、渡辺真起子、黒沢あすか、でんでん、村上淳、窪塚洋介、吉高由里子、西島隆弘、鈴木杏 (キャスト)監督:園子温 製作:依田巽 エグゼクティブプロデューサー:小竹里美 プロデューサー:梅川治男、山崎雅史 原作:古谷実 脚本:園子温 撮影:谷川創平 美術:松塚隆史 照明:金子康博 録音:深田晃 編集:伊藤潤一 音楽:原田智英 音響効果:齋藤昌利 アクション監督:坂口拓
■作品データ 製作国:2011年日本映画 配給:ギャガ 上映時間:129分 映倫区分:PG12
※ようやっと、時間をやりくりして、観てきやしたっ!鬼才・園子温カントクの最新作!!
原作の『ヒミズ』のストーリーを、どうせだいぶんいじくってるんだろうな~~、と予想して
いただけに、ほぼ設定そのままなのにビックリした!若干、配役の年齢の設定が変わってる程度。
http://www.ustream.tv/embed/recorded/19972764
※いつもの園映画の常連組が、活き活きと、そしてパワフルに、スクリーン狭しと暴れ回ってくれる
ところは存分に楽しめた♪特にでんでんは、ブラックな魅力と、ホンワカした魅力が混在した、ダブ
ルでんでんを一度に体験できる!その意味では、オススメ~。だがしかぁ~~~~し・・・
※個人的に、震災の映像をしつこいぐらい挿入する構成は、集中力がブツ切りにされるような違和感
を感じ、マイナス要因でしかなかった。震災で苦しんでいる大勢の人たちに比べて、この映画の中で
起こっている事象は、はっきり言って生温いとさえ感じてしまうのだ。きっと震災を経験した当事者
がこの映画を観たら不快に感じるんじゃないか?という気が強くした。あと、外国の人がコレ観たら
「ニホンはシンサイで、どのイエもオヤがボウリョクテキになり、マチゆくヒトたちの通り魔率も高
くなってるんデスねーー」などと思われないか?ってちょっと心配になったヨー
※主演の二人の演技が凄かったのは言わずもがな。二階堂ふみ演じる茶沢さんに付け足したとある設定
のせいで、この二人の関係に、韓国映画『息もできない』(ヤン・イクチュン監督)との類似性を感じた。
園さんとヤン・イクチュン監督はお友だちだし、その影響はあるんじゃないかなぁー?/そして、ワチ
シが個人的に印象に残った役者は、窪塚洋介クン!!いやぁーーー、完全復活してますやーん!「脱!
原!発!!」などと過激に叫んで、相手にドロップキックを放ってゆくシーンはまさに「キタキタキタ
~~~っ!ペコ頑張れえ~~っ!」って感じで大盛り上がり大会であったー♪
※結論!!役者の演技はおおむね大満足!原作のストーリーも大好物。映画化に際しての設定変更も
まぁまぁ無難なセンだったと思う。しかし、総合的にこの映画を評するとなると。。。どぉ~~~も
引っ掛かる。その要因のひとつが震災を絡めたことにあるのは明らかだが・・。あとは一体何なのか
???その他のマイナス要因が依然として不明瞭なままなのであるー。ンムー、難解な読後感ダ・・
→ 『住田の"達観"という部分に、園監督の幼少期との繋がりを見ることができる。なんでも園監督は、幼少期から"実験"と称して、常人には決して真似できないチャレンジを行ってきたらしい。「小学生時代は、なぜ洋服を着なければいけないのかわからず、"実験"と称して全裸で登校して先生に怒られるような子ども」だったそうで、「ならばアソコを出すだけならば問題ないだろうと、しばらくアソコを出したまま授業を受けていました」と"実験"の日々を振り返る。全力で小学生時代を駆け抜けたことから、「住田と同じ歳のころはすでに余生だと思って、爺さんみたいな友達と遊んでいましたね。中学3年生くらいで心臓麻痺で死ぬと本気で思っていましたから」と達観ぶりを語った。/現在は映像製作という行為自体が"実験"になったという園監督は「テレビドラマ『時効警察』は、お茶の間で自分がどれくらいのことができるのかという"実験"だったし、原作ものをやったことがないから、今回トライしたというのも"実験"の一つ」と話す。本作を撮り終えて「実際に被災地で撮影したことによって、今後3月11日をテーマにした作品を何本か撮らなければという気持ちが強くなりました。今回で"はい、終わり"ということではダメな気がして」……そう断言する園監督の今後に期待したい』
→『鬼才・園子温監督の最新作「希望の国」の製作が決定した。園監督が、“いま日本でこの映画を撮って、見てもらうべき”と考え、オリジナル脚本を書き上げた意欲作だ。(中略)今作は、平和に暮らす老夫婦と息子夫婦、隣家に住む青年と恋人の6人が、大地震をきっかけに離ればなれになりながらも、それぞれの愛の形を貫く姿を描く。長く住み着いた故郷を離れられずに苦悩する老夫婦を演じるのは、夏八木勲と大谷直子。また、村上淳と神楽坂恵が息子夫婦、清水優と梶原ひかりが隣家の息子と恋人に扮する。ほか、でんでん、筒井真理子が出演する。/日英独台の合作となる今作は、1月13日にクランクイン。2月上旬に撮了し、春に完成予定。昨年3月11日の東日本大震災を経て、園監督が“日本で生きていく”ことを改めて問いかける』
※次は本格的に震災を経験する家族たちの群像劇ってかぁ~~???神楽坂恵が主要キャストに入っている
のが非常~~~~に気がかりである。「キムタクを映画に出すな!」って言っといて、嫁は平気で起用して
る、というのでは、ちと説得力に欠けるように思うのだが~~~
この日、足利義政が造営に着手した山荘です。当初、金閣寺(鹿苑寺)にならって銀箔をはる
予定だったといいます。義政はここを拠点に茶道、華道などさまざまな文化を育みました
き、国際対がん連合(UICC)が2002年から実施
・1944年 黒沢年男 (俳優)
・1953年 喜多郎 (ミュージシャン)
・1953年 山下達郎 (シンガー)
1954年 千葉繁 (声優)
1958年 時任三郎 (俳優)
1964年 石原真理絵(俳優)
1966年 小泉今日子 (歌手)