【マイウェイ~12,000キロの真実~】オダジョー、吠える!
JRで踏切事故が発生し、姫路から東行きの電車が、運行ストップしてしまったため、神戸行き断念!!
仕方なく、姫路大劇にて、チャン・ドンゴン&オダギリジョーの『マイウェイ』を観ることに・・。
これももしかしたら運命だったのかも知れぬ。。。
■キャスト・スタッフ:(キャスト)オダギリジョー、チャン・ドンゴン、ファン・ビンビン、キム・イングォン、夏八木勲、鶴見辰吾、山本太郎、佐野史郎、浜田学、イ・ヨニ、ト・ジハン (スタッフ)監督:カン・ジェギュ 製作:カン・ジェギュ、キム・ヨンハ 脚本:カン・ジェギュ、キム・ビョンイン、ナ・ヒョン 撮影:イ・モゲ 美術:チョ・グンヒョン 編集:パク・ゴクチ 音楽:イ・ドンジェン
■作品データ 原題:My Way 製作国:2011年韓国映画 配給:CJ Entertainment Japan、東映 上映時間:145分 映倫区分:PG12
eiga.com カン・ジェギュ監督インタビュー「日本と韓国は、もっと心を開いて近づく必要がある」
→ 『「自分が持っているものすべてを尽くした。やり残したことはない」と、カン監督は言い切る。06年からハリウッドに渡り、自身の監督と脚本によるSF映画を準備してきたものの、結局は実現できなかった経緯がある。「ハリウッドでやるには、まず自分をハリウッドの色に染める必要があります。でも韓国ならその必要がない。自分の国で映画を撮るメリットはそこにあると思います」/ハリウッドで感じた悔しさと、改めて気づいた自国製作でのメリットが、カン監督のすべてが投入された渾身の一作を生み出した』
※いやー、物凄い迫力だった!これは劇場で観ておいて大正解。今日が公開最終日だったことを思うと、
JRの事故によって導かれた、運命の作品だったのかも知れぬ。そ言えば、劇中でも二人の命は、実に
絶妙なるタイミングの偶然によって、何度も何度も救われていたっけ~。いや、実際にもあるんだろう
ねー、そういうことが・・・。
※簡潔にまとめられていた韓国ヴァージョンで。ノルマンディー上陸作戦の迫力は、『プライベート・ラ
イアン』に匹敵するかも~~。で、『プライベート~』は、終盤、ちょいとお説教くさくなったのに対して
本作は終始、テーマを映像で表現することに成功している!そういった意味では、完全に『プラ・ライ超え』
を達成しているように思うニダ?いや、でも、本筋のストーリー展開には、トンデモなものが多いし、総合的
にはスピちゃん超えしてるかどうかは微妙なとこカナ~?
※オダジョーの悪役っぷり、その信条変化の過程を、段階的に見せていく手腕がウマくて惚れ惚れした♪
さすがは、カン・ジェギュ!「シュリ」で実銃を使ったアクションに挑戦した貪欲さを、今回もまた感じ
させてくれる!(『ブラザーフッド』も早く観なきゃあダワイ!)
Amazon.co.jp ひとり舞台 脱原発-闘う役者の真実
※山本太郎クンの嫌韓軍人役にはワロタ。「このノロマのチョーセンジンがぁっ!」って、ホント憎ったら
しい表情で言うんだよな~~~。 戦時中ゆえに残虐行為に走ってしまう日本、ソ連、ドイツの三国を、
すべて等しなみに描いていたし、何よりリアルな残酷描写が「戦争の狂気」をストレートに表現してた。
原作者のコメント発見↓
「ハッピータイガー」の小林源文先生、スペシャルインタビュー!
→ 『Q-本作をご覧になっていかがでしたか? A-戦争を専門にしている人間としては、細かいところで言いたいところは色々ありますが、衣装や、戦車、大掛かりなセットなどは、さすがにお金かけて良く作ってるなぁ、という印象でしたね。戦闘シーンも迫力ありますし、そういう部分は楽しめましたね。よくつまらないと寝ちゃいますが、これはしっかりと観てました(笑)ちなみに、火炎瓶で戦うシーンがあるでしょう。当時は“腐らない”ということで、サイダーを持って行ってたらしいです。飲み終わったらその空き瓶にガソリンを詰めて火炎瓶にしてたようです。亀甲地雷や砲弾を抱いて戦車に突っ込むのもは、大戦末期に出た情けない日本軍の苦肉の策の自殺兵器なので、時代考証はしっかりして欲しいと思いますね』
↑主役二人も素晴らしいが、それよりもダントツに良かった俳優がこの人、キム・イングォン!
ドンゴンの幼馴染で、ちょっとマヌケな憎めないキャラクターだったのが、戦争がその性格を変貌させて
ゆく。途中でアントンと改名して、古くからの友人を裏切る行為にも走っちゃうのだが・・・。とても
切ない役柄を見事に体現し切った!!やはり「アントン」と呼ばれる人物は、“人間不信”がつきまとう
宿命にあるのだろうか~。ある意味、デタラメなのだが、逆に魅力的な部分も持ち合わせているのだ。
の谷でツタンカーメン王のミイラを発見しました。純金製の棺桶とマスクなど3000点以上の品
々が埋葬されていましたが、この発掘後、スポンサーをはじめ多数の関係者が次々に謎の死を遂げ
ています