【おとなのけんか】ものすごく短くて、ありえないほど濃いっ!
■キャスト・スタッフ:(キャスト)ジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット、クリストフ・ワルツ、ジョン・C・ライリー (スタッフ)監督:ロマン・ポランスキー 製作:サイード・ベン・サイード 共同製作:マーティン・モスコウィック、オリバー・ベルビン、ピョートル・ライシュ、ハウメ・ロウレス、ロマン・ポランスキー 原作:ヤスミナ・レザ 脚本:ヤスミナ・レザ、ロマン・ポランスキー 撮影:パベル・エデルマン 美術:ディーン・タボウラリス 衣装:ミレーナ・カノネロ 編集:エルベ・ド・ルーズ 音楽:アレクサンドル・デプラ
■作品データ 原題:Carnage 製作国:2011年フランス・ドイツ・ポーランド合作映画 配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 上映時間:79分 映倫区分:G
※映画の原題は「Carnage」(大虐殺)。これ、ホントに直訳しなくて良かったよなぁ~。めっちゃセンスの
いい邦題で、嬉しくなっちゃう~。まさしく、「こどものけんか」に対する「おとなのけんか」。さてさて
どっちの方が幼稚なのか?という皮肉たっぷりのタイトルに仕上がった♪つかみはオーケイ♪なんであーる。。。
※「顔で笑って、心で殺意」というキャッチコピーも、なかなかお洒落ではないかいなー♪
あの、美人だったジョディー・フォスターが、終盤、凄い表情で相手を罵倒するシーンの豹変っぷり
といったらもう・・・。演技達者なのはわかるが、それを考慮しても、その醜さには引いてしまうー
※ケータイ絡みの揉め事がいっちゃんオモローやたなー。個人的には・・・。
「ああ、ケータイなんて持つモンじゃないな」「やっぱり結婚は人生の墓場なのかなー?」
などなど、ただの4人の喧嘩しか起きない単純なストーリーにしては、様々な思考が、脳内を
駆け巡る映画となったことよー
→ 『リアルタイム仕様で、わずか79分の映画なのだが、1時間強でこれだけのことが起きるのか、と驚愕する。上映時間2時間超の作品が当たり前の昨今、この密度の高さは芸術だ。昨年の公開作になるが、映画を取り巻く現状の貧しさに警鐘を鳴らす『CUT』(アミール・ナデリ監督)の劇中で主人公は「映画は真に娯楽であり、芸術である」と訴えた。『おとなのけんか』はその言葉を形にした一作である』
※リアルタイム進行の映画って、ジョニー・デップの『ニック・オブ・タイム』以来だったかも~。
さっさと帰っちゃえばいいのに、なんだかんだと障害を引き起こして、踏みとどまらせる手腕とともに
感心させられっぱなしの1時間20分弱であった~♪
日本版・舞台 「大人は、かく戦えり」
日本では、マギー演出で舞台化されてたようだー。出演は、大竹しのぶ(映画ではジョディー・フォスター)、
段田安則(同じく、ジョン・C・ライリー)、秋山菜津子(ケイト・ウィンスレット)、高橋克実(クリスト
フ・ワルツ)の4人。なるほど、舞台でいったん「戦う」というワードを経由しての、映画版での「けんか」
であったか。これはナイス連携であった♪
※純粋に、登場人物を日本人に設定しなおしたら、また違った展開も楽しめそう~〔三谷幸喜監督あたり
が好んで製作しそうーな題材ヤネ〕。て言うか、アメリカ、日本、と来たら。他のいろいろな国ヴァージョ
ンで観てみたい気もしてきたわー。たとえば、韓国版「おとなのけんか」を創ったなら、アパートの隣人
たちまでが「うるさいニダ~!」って言って怒鳴り込んできて、アパート中の大喧嘩になってしまいそうw
ーバーがシンボルとされているため、この日にシンボルカラーの緑色のものを身につけている
と幸せになれると言われています
幸せを手に入れるんじゃない。幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ
ダイヤモンドの行商人がやってきて,このダイヤモンドは永遠の輝きをどうのこうの言うとるけど,せいぜい百年しか生きられん人間に,永遠の輝きを売りつけてどうするんじゃ。俺らがほしいのは今だけです
過去の事ほどくだらないものはない