【あぜ道のダンディ】リアル中年賛歌
■キャスト・スタッフ:(キャスト)光石研、森岡龍、吉永淳、西田尚美、田口トモロヲ、山本ひかる、染谷将太、綾野剛、螢雪次朗、藤原竜也、岩松了 (スタッフ)監督・脚本:石井裕也 撮影:橋本清明 照明:鈴木大地 録音:加藤大和 美術:沖原正純 衣裳:馬場恭子 音楽:今村左悶、野村知秋 編集:相良直一郎 振付:前田健 主題歌:清竜人 製作担当:篠宮隆浩 製作:狩野義則、熊澤芳紀、為森隆、定井勇二、久保田修
■作品データ 製作国:2011年日本映画 配給:ビターズ・エンド 上映時間:106分 映倫区分:G
eiga.com 映画ニュース 役者人生33年の光石研、長年の活躍の秘けつを明かす
→『現在公開中の映画「あぜ道のダンディ」のイベントが7月18日、東京・新宿テアトルで行なわれ、主演の光石研と、光石と親子役を演じた森岡龍がトークショーに出席した。(中略)撮影中、共演者と演技の話をするかとの問いに、光石は「話さない」ときっぱり。一方、「結構話します」と答えた森岡は、潔い光石の回答を受け「話さないと33年間(作品に)出られるのかもしれない……」と、納得した様子だった。/また、俳優業のほか映画監督も務める森岡は、現場での光石のたたずまいについて「すごいと思わせない、そのまんま光石さんが普通でいるのが、(作品に)出続ける秘けつなのかなと思いました」と分析。光石は役に入るとき、どのようにスイッチを変えるか問われると「スタッフさんに衣装を着せてもらって、髪型いじって化粧してもらって……、役にしていただける」と謙虚に答え、またもや森岡をうならせた』
※光石研らしいリアル~なお父さんと、その親友・田口トモロヲの不思議な味わいとが、ミックスされて
摩訶不思議なホンワカ・ムービーとなっていた。ただ、親子関係などの縦糸の話は、どうもリアル感に欠
けるというか、無理があるというか、釈然としないままに淡々と終わってしまったナァーという印象が残った。
という、ダンスシーンが秀逸。。。いや、あの踊りがなかったら、かなり悲惨なことになっていたような・・・
シネマトゥディ 前田健、仕事増やしたいと懇願!?「振付の仕事は僕の全収入の4分の1ぐらいなので…」
→ 『(前略)前田は「最初は結構難しい振付を持っていったのですが、光石さんに“これできますか?”って聞くと、大きく首を横に振り“できない!”って答えるから、結局最初に考えたものの60%ぐらいのダンスになりました」と内情を吐露。なんでも健康のためにマラソンをしていた光石は、そのせいでひざに水が溜まって激しい運動ができなくなったとか……。/そんな光石は、一生懸命ダンスの自主練習をする息子役の森岡龍と娘役の吉永淳に「家族なんだからぬけがけはやめよう!」と言っていたにも関わらず、陰で猛特訓していたという事実を石井監督が会場のお客さんに暴露すると、その光景が脳裏に浮かんだのか、会場からは大きな笑いが起こる。/また、今回の振付のポイントは「見た目で覚えやすいもの、可愛らしさ」を意識したと語る前田。「40代後半の男が、真剣に、しかも満面の笑顔を浮かべて踊る姿はそうは見られませんよ!」とダンスシーンのクオリティには満足顔の前田に、石井監督も大きくうなづいていた』
※息子の友達役に、染谷将太クンが出ていた。『ヒミズ』では光石研父さんをブチ殺す、息子役をしてたワケ
で、同じ画面に映ることがなくて幸いだったー。『ヒミズ』の親子もたいがい現実味がなかったが、アレと比べ
れば、今回の『あぜ道のダンディ』親子のほうが、まだあり得るかと。どっちにしても極端すぎて感情移入は
なかなかし辛いように思った・・・
→ 『この映画のメガフォンをとった石井裕也監督。「光石研ファンのみなさま、お待たせしました、33年間!」そうご挨拶すると、大きな拍手に包まれる会場。「この映画は、光石さんあっての映画だと思ってますし、光石さんのための映画だとも思っています。この映画における僕の一番の仕事は、光石研さんを主演俳優として輝かせるという、その1点のみだったと思うんです。」「ぜひ光石研さんを見ていただきたい」その言葉には、作品に対する自信と光石さんへの深い尊敬の念が感じられました』
毎日届くのがとても楽しみで、楽しく拝読いたしました。川柳って、いいですね。
さて、お寄せいただきました川柳の中から監督と館川志の輔師匠に優秀作品を選出いただきましたので
ここに発表いたします!
朴訥な 癖字のままに 生きた父
――福島敏朗 さん
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縁側で パイプくゆらせ 番茶飲む
――らくちゃん さん
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教室の 外から覗く 参観日
――りのんぱ さん
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Tシャツの 裾と弱みは 出さぬ父
――大本 和彰 さん
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傾いた 寿司折持って 寝顔見る
――十六夜 さん
>
質流れ 父の時計に よく似てる
――あんちゃん さん
■立川志の輔師匠 選出作品
ダンディーは 四十以上以下 イケメン
――よったん さん
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父さんは 負けてばかりの 武勇伝
――笑太 さん
>
自慢する ことが無いのが 父自慢
――りのんぱ さん
>
似合うかい 薄毛隠しの ハンチング
――岸 保宏 さん
>
あの父が 病気の母に 粥作る
――はるやす さん
・1896年・・・日本銀行が落成
・1995年・・・ロシアの宇宙ステーション「ミール」で宇宙滞在438日の新記録を達成して帰還
・1995年・・・ ロッキード事件丸紅ルートの裁判で、最高裁が田中角榮元首相への5億円の贈賄を認定
1993年に死去した元首相の有罪が確定
1934年 大橋巨泉 (タレント)
1974年 佐藤竜騎士 (プロレス)
1977年 松本リカ (タレント)
1978年 大島由佳 (アナウンサー)
1980年 柳明日香 (タレント)