【ジャンデック】謎のミュージシャン

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松嶋×町山の未公開映画を観るTV ジャンデック

テキサス州のアシッド・フォーク・シンガー、ジャンデック(ヤンデック)のドキュメンタリー。その経歴が謎に包まれたアーティスト、JANDEKの音楽の素晴らしさを、雑誌編集者やラジオDJの証言とともに伝えた作品。2003 / アメリカ / 88min 【監督】 Chad Freidrichs(チャド・フライドリッヒ) 【製作スタッフ】Chad Freidrichs(チャド・フライドリッヒ)/Paul Fehler(ポール・フェラー)』

※どこに住む、何をやってる、何歳ぐらいの、何者なのか???いっさい不明、という部分のみが独り歩きして

一部マニアの間で話題沸騰となったという、ヘナチョコ・ミュージックのオマヌケ探索もの♪


●予告編



※最初は、わざと下手糞に演奏して、不思議キャラで売ろうとしている策士なんじゃないか?(いわゆる

鳥居みゆき的露出作戦w)と疑ってたが、どうやらもっと奥は深そうだ、と思わせてくれるこのドキュメ

ント!なかなかに興味を惹き付けられたゾヨー。声の出演はあるのか?実物は登場するのか?と、最後まで

ドキドキしてもうた。クソッ!これじゃあジャンデックの思う壺だっ


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この手のクズ音楽は、きっとこの人がチェックしているだろう、と踏んでいたらヤーッパシ↓

ライナーノーツ by 大槻ケンヂ

『作品のタイトルにもなっている「ジャンデック」とは、ある一人のミュージシャンの名前だ。彼は1980年代から、実に30枚を超えるアルバムを自主制作で発表している。彼の曲にはメロディもほとんどなく、コード進行やサビなども存在しない。そしてその経歴の一切は謎に包まれている…。そんな謎のアウトサイダー・ミュージシャン、ジャンデックを追ったのがこの作品だ。/TOKYO MX「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」のオンエアでこの作品を観て、個人的には強く感銘を受けた。自分は現在、フジロックだったり、アニメロサマーライブだったりと、エンタテインメントのロックを中心にやっているわけだが、元々はアングラな人間である。この作品で描かれるジャンデックのような、アバンギャルドな、前衛の道を歩んでいくという生き方もあったんじゃないか? 自分の今の表現は果たしてこれで良いんだろうか? と、自分自身に問い直してしまった。/ジャンデックの音楽自体は、確かにちょっと珍しくはあるが、そこまで目新しいというほどではない。ああいう種類のサウンドは既に存在していたりはするのである。驚くのはその自己演出の巧さ。自分の本当の姿を小出しにしながら、謎は残しつつ、さらにペースを保って新作をリリースし続けている。そこがすごい。「アングラの自分」としてのイメージ作りの巧みさには、ちょっと衝撃を受けたほどだ。/そしてこの作品は「表現」についても考えさせられる。映画と言えば3Dだ、ハリウッドだ、テレビ局がついた邦画大作だ…と、そういった作品だけが「映画」だと思っている多くの人々がいる。音楽だってそうだ。ヒットが確実に予測される、売れる音楽だけを「音楽」だと捉えている人は多い。だけど、そんな作品ばかりが「表現」なのではない。もちろんジャンデックみたいな音楽ばかりが街に溢れても困っちゃうけれど、自分から求めて、隙間をぬって探し出さないと見つけることのできない「表現」も、確かに存在しているのだ。そういう意味でこの「ジャンデック」という作品は、「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」というテレビ番組や「松嶋×町山 未公開映画祭」というウェブ配信企画の、根本的なテーマを具現化した一作と言えるだろう。/…と言いつつ、最後に一つだけもの申したいこと。TOKYO MXでのオンエアのときに参考資料の映像としてジャンデックのライブシーンが放送されたんだけど、彼が演奏してたギターが今時のエレアコだった。これ、わりとキチンとバンドでフュージョンやポップスをやるようなミュージシャンが使うギターなんだよね。ジャンデックがそんなオシャレなギターを弾いてちゃいかんでしょ!これだけアングラな自己演出してるんだったら、戸板を継ぎ合わせたようなボロボロのギター持って来いよ~!と、そこだけは納得することができないのだった』


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※相変わらず、尚美ちゃんの「そのまんま発言」は強烈ぅ~~~!


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※そして、最後の最後で、虚無感に襲われるのであったー。やっぱり、正体ワカランままの方が魅力的

やったヤーーーーーーン!w


ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 2010-07-06 謎のミュージシャン、ジャンデック

→80年代から30枚を超えるアルバムを発表してきたミュージシャン、ジャンデック。

しかし、彼の正体は謎だった。レコードを自主製作しているコーウッドという会社(?)名以外には。

しかも、ジャンデックの歌にはメロディもほとんどなく、コードの展開も、サビもリフもなかった。

ギターのチューニングはデタラメで、リズムすらなかった。生まれてから一度も音楽というものを聴いた

ことがない人が作ったとしか思えない歌だったのだ……


●Jandek - Nancy Sings



☆ジャンデックが類別されるところのジャンル、“アウトサイダー・ミュージック”についての本

マップストアー Songs in the Key of Z アーウィン・チュシド:著

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→『(アウトサイダー・ミュージックは)アメリカ国内で静かに広まっている様子。たとえば、ダニエル・ジョンストンのとてつもないドキュメンタリー映画悪魔とダニエル・ジョンストン』(2006 年10 月日本公開)がサンダンス映画祭で最優秀監督賞を受賞、またヤンデックやロキー・エリクソン(13th フロア・エレヴェーター)のドキュメンタリー映画も完成&公開。そして、ついに真打ちシャグスのドキュメンタリーが撮影開始されたとの話も! そしてもうひとつ。悲しいことに、シド・バレットをはじめ、本書に掲載されているアーティストが、ここ数年、まだまだ多くの謎を残したまま亡くなっている点。死後に再評価が与えられる前に、伝説ではない事実が伝えられることが何よりも望まれる。●掲載アーティスト:シャグスシド・バレットダニエル・ジョンストンタイニー・ティムキャプテン・ビーフハート、ハリー・パーチ、ヤンデック、ザ・レジェンダリー・スターダスト・カウボーイ、ワイルドマン・フィッシャー等』

※「ヤンデック」と表記されているのが、ジャンデックのことだぞっ。ちょっと怖いものみたさで全部

視聴してみたい気もする。そ言えば、この手のクズ音楽を聴くことを趣味にしていたイカレポンチな朝日

放送社員(ボ○ちゃん)もいたっけなぁーーーーー。


今日のおもな出来事

今日は何の日?


●国連記念日・・・1945(昭和20)年のこの日、サンフランシスコ会議が開催され、国連憲章が作成されました


●拾得物の日・・・1980(昭和55)年、東京・銀座で大貫久男さんが現金1億円を拾いました

 

●歩道橋の日・・・1963(昭和38)年、大阪駅前に日本初の横断歩道橋が完成しました


●ギロチンの日・・・1792年、フランスでギロチンが実用化されました


・1859年・・・スエズ運河の起工式

・1868年・・・新選組近藤勇が処刑

・2005年・・・尼崎市福知山線(JR宝塚線)で列車が脱線。死者107人


◎「拾う」に関する、楽曲の歌詞

つまづいた時はなにか拾おう [出典]オセロ(「to be myself」)

※オセロ黒は、何か拾って復帰して来れるかなっ?


★今日生まれの有名人


1952年 鳥羽一郎 (歌手)

1970年 鶴田真由 (俳優)


鶴田真由さんの言葉

時代は流れていくものだから、それに逆らっても仕方がない。本当に大事なものが残れば,それでいい(先住民の方から聞いた言葉)