【麺ジャラスK 川田利明は今・・・】
会ったのは世田谷区砧にある自宅に近い居酒屋。川田さん、約束の午後8時に少し遅れて店に飛び込んできた。「一昨年6月に小田急線成城学園前駅近くの世田谷通り沿いに『俺の王道ダイニング 麺ジャラスK』って居酒屋を開いてね。今日は定休日なんだけど、明日から出す予定の新メニューがあって、その仕入れに飛び回ってたら時間がかかってしまった。いや、申し訳ない」/飲食業はプロレスラー時代からの憧れだったとか。「日本全国を転戦しながら、その土地土地のうまいモンを食べてきたからね。いつか自分の店を持ちたいと思ってて、本格的に準備を始めたのは4年くらい前かな。ハッスルがなくなり、無所属で新日本プロレスやノアのリングに上がってた頃に、高円寺にある知り合いの中華料理店で料理のイロハを教えてもらったんだ。最初のうちは赤字でも仕方ないと覚悟して始めたけど、ず~っと赤字だなあ、ハハハ」
店はマンションの1階。客席はカウンターとテーブル合わせて14。注文を取る女の子が1人いるだけ。厨房はすべて川田さんが受け持つ。「夕方6時の開店に合わせ、昼過ぎから仕込みを始める。最初のうちは慣れなくて、どうしても調理に時間がかかっちゃって。夫婦で来て、奥さんの空揚げと麺類は来たのに、ダンナさん注文の料理が遅れて、こんなの払わなくてもいいんだ、と怒って帰ってしまったこともある。それでも大事なお客さんだから、我慢しないとね」/おつまみ類は380円均一。カレーと味噌をベースに数多くの食材を使ったウマカラ味のタレが自慢の麺料理850円(川田さんいわく、「ラーメンじゃない」)がオススメだ。
82年、アマレスの名門、足利工大付属高校から全日本プロレスに進んだ川田さんは205連敗を記録するなど弱小レスラーでしかなかったが、88年、天龍源一郎とタッグを組んだ際、プロレスに開眼したという。「スタン・ハンセン&テリー組と戦ったときよ。オレたちの一挙手一投足に観客が沸くんだ。お客さんの盛り上がりによって実力以上のパフォーマンスが発揮できるのを初めて知ったね」/その後は“名勝負製造機”“デンジャラスK”と呼ばれ、三沢光晴や小橋建太と激しいファイトを展開。戦いの場を「ハッスル」に移してからは「モンスターK」なるキャラクターで活躍した。 今年はデビュー30周年になる。「もう2年以上、リングに上がってないけど、引退とは言ってないよ。引退してから現役に戻る選手が多いでしょ。それってウソつきじゃない? それが嫌で引退宣言しないわけ。とはいっても、戻るつもりはないし、戻れる体調でもない。プロレスやってた頃と比べると体重は20キロ近く落ち、トレーニングできる状態じゃないからね。お客さんをガッカリさせたくないし、30周年のイベントの予定もないよ」(日刊ゲンダイ2012年6月11日掲載)
川田は確かその後、「三沢の死でぷっつり切れてしまった」というような発言をしていた覚えがある。
プロレスから遠ざかる切っ掛けも、三沢さんだったのかも知れないー
「できるものなら何でも作るよメニュー」の方が圧倒的に人気である、『深夜食堂』(マスターは小林
薫♪)っぽいお店なのかもしんないー。キラー・カーンさんのお店へは、いつか絶対行ってみたい、と
思っていたワッチだが、川田さんの麺ジャラスKへも、怖いもの食べたさで、ぜひ行ってみたいモノダワー
→『「ラーメン」はじめました… 麺ジャラスの麺類が食べごたえのある麺に変わり,具も加わり,ラーメンスタイルの一杯になりました。唐揚げも,注文しやすい1人前スタイルに変わりました。麺のみのお客様も大歓迎です。従来通り飲んでつまんだ後の〆の麺としてもお召し上がりいただけるよう,麺の量は200gと160gを新たにご用意いたしました。ご来店、お待ちしております』
・カレーK麺は美味い 唐揚げはまあまあ普通 味は悪くはない トイレが女性客向けじゃなかった
・プロレスプロレスしてない 川田は帰るときに必ず「ありがとうございました」と厨房から大きな
声で挨拶してくれる!
・カウンター席もあり。正面だと川田の調理姿を見ながら食べることができてお得♪
※それにしても、この↑川田選手のイラストはカワユシやなぁ~~♪