【ぼくたちのムッシュ・ラザール】岡山シネ・クレールで鑑賞
■スタッフ:/監督 フィリップ・ファラルドー /製作 リュック・デリー キム・マックルー /原作 エブリン・ド・ラ・シュヌリエール /脚本 フィリップ・ファラルドー /撮影 ロナルド・プランテ /美術 エマニュエル・フレシェット /音楽 マルティーヌ・レオン
■キャスト:フェラグ(バシール・ラザール) ソフィー・ネリッセ(アリス) エミリアン・ネロン(シモン) ブリジット・プパール(クレール) ダニエル・プルール(バイアンクウール校長)
■作品データ:/原題 Monsieur Lazhar /製作年 2011年 /製作国 カナダ /配給 アルバトロス・フィルム、ザジフィルムズ /上映時間 94分 /映倫区分 G
→ 『教室や学校が非常にリアルでした→映画制作に入る前に、私は数週間かけて小学校を見学しました。美術監督と学校でリサーチを行い、壁の飾りは、実際の学校から集めた子供たちの作品です。これはフィクションですが、私のよく知る人、見たり話したりした人、そういう人々を混ぜた結果、不意に人物が形になって現れます。私にとって映画とは、文字とは違い現実に根差したメディアです。とりわけ、確かな現実を反映した映画においては、“人生”に興味があるのです』
※冒頭のシーンのツカミは、もう完璧すぎるほど完璧!!「うわーーー、いったいこのあと、何が起きる
んだろう~~~!!」と異常な興奮のうちに始まりました!でも、そのあとは、ラザール先生の授業が
さほど破天荒なワケでもなく(むしろ地味?)、冒頭の衝撃的事件以上のことは全く何も起こらず、
(まぁ、子供たちや親たちの心情変化は常に起きていくんですけど)多少、肩透かし感が蔓延してゆく
印象のうちにストーリーは展開していくんですー。やっぱこれは、最近、日本のTVドラマ「鈴木先生」とか
「リーガル・ハイ」とかの、とんでもない行動に走る“先生”の物語を観過ぎていることによる「悪影響」
と考えて間違いないのではないか、と・・・
※ところ変われば、学校も、教え方も、プログラムも、すべて違っていて、そういう差異を感じられるのも
アメリカ映画以外の外国映画を観る楽しみのひとつだー。カナダ・モントリオールの学校は、対話中心♪
子供たちが、意見を言うときは実に大人っぽい表情を見せる。かと思うと、無邪気な幼児性も随所に見られ
、まだまだ子供だなあーとも感じさせてくれたり・・・。興味を引いたのは、トイレの噴水型手洗い場と、
授業に演劇を取り入れているくだり。そして柔道を必修で習ってるらしきシーン、などなど、だったー
撃つのを拒絶しました。このエピソードにちなんで、発売された熊のぬいぐるみが「テディベア」です
大統領の名前「セオドア」の愛称「テッド」から「テディベア」と名付けられました
10月27日は彼の誕生日に当たります
1960年 山村紅葉(俳優)
1960年 田口智治(ミュージシャン)
1962年 渡辺いっけい(俳優)
1966年 高嶋政伸(俳優)
1978年 小西真奈美(俳優)
1982年 塚本高史(俳優)
誰と会っても変わらないように(すると)楽なんですね。“それ以上”がないから。
誰にでも頭を下げられるから、変わらない方が、やっぱり楽だったなと(思う)