【ぼくたちのムッシュ・ラザール】岡山シネ・クレールで鑑賞

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eiga.com 作品情報 『ぼくたちのムッシュ・ラザール』

■解説:カナダ・モントリオールの小学校を舞台に、担任教師の死に揺れ動く子どもたちと、そこへやってきた代用教員との交流を描いた人間ドラマ。ある冬の朝、小学校の教室で女性教師が首を吊って死んでいるのが発見され、学校側はショックを受けた生徒たちの心のケアや後任探しなど対応に追われる。やがてアルジェリア系移民の中年教師バシール・ラザールを代用教員として迎えることになり、朴とつとして野暮ったいラザールは、授業内容も時代遅れだったが、何事にも真摯に向き合う姿勢が次第に生徒たちの心を開かせていく。2012年・第84回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。

■スタッフ:/監督 フィリップ・ファラルドー /製作 リュック・デリー キム・マックルー /原作 エブリン・ド・ラ・シュヌリエール /脚本 フィリップ・ファラルドー /撮影 ロナルド・プランテ /美術 エマニュエル・フレシェット /音楽 マルティーヌ・レオン

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■キャスト:フェラグ(バシール・ラザール) ソフィー・ネリッセ(アリス) エミリアン・ネロン(シモン) ブリジット・プパール(クレール) ダニエル・プルール(バイアンクウール校長)

■作品データ:/原題 Monsieur Lazhar /製作年 2011年 /製作国 カナダ /配給 アルバトロス・フィルム、ザジフィルムズ /上映時間 94分 /映倫区分 G

オフィシャルサイト

監督インタビュー

『教室や学校が非常にリアルでした→映画制作に入る前に、私は数週間かけて小学校を見学しました。美術監督と学校でリサーチを行い、壁の飾りは、実際の学校から集めた子供たちの作品です。これはフィクションですが、私のよく知る人、見たり話したりした人、そういう人々を混ぜた結果、不意に人物が形になって現れます。私にとって映画とは、文字とは違い現実に根差したメディアです。とりわけ、確かな現実を反映した映画においては、“人生”に興味があるのです』


●フィリップ・ファラルドー監督 インタビュー



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●予告編


※冒頭のシーンのツカミは、もう完璧すぎるほど完璧!!「うわーーー、いったいこのあと、何が起きる

んだろう~~~!!」と異常な興奮のうちに始まりました!でも、そのあとは、ラザール先生の授業が

さほど破天荒なワケでもなく(むしろ地味?)、冒頭の衝撃的事件以上のことは全く何も起こらず、

(まぁ、子供たちや親たちの心情変化は常に起きていくんですけど)多少、肩透かし感が蔓延してゆく

印象のうちにストーリーは展開していくんですー。やっぱこれは、最近、日本のTVドラマ「鈴木先生」とか

リーガル・ハイ」とかの、とんでもない行動に走る“先生”の物語を観過ぎていることによる「悪影響」

と考えて間違いないのではないか、と・・・



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※ちょっと、『ディア・ドクター』の教師版、という趣もあるかもナー、このストーリーは。

 そう、『ディア・ティーチャー』というタイトルならピッタンコな気もする~。


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※ところ変われば、学校も、教え方も、プログラムも、すべて違っていて、そういう差異を感じられるのも

アメリカ映画以外の外国映画を観る楽しみのひとつだー。カナダ・モントリオールの学校は、対話中心♪

子供たちが、意見を言うときは実に大人っぽい表情を見せる。かと思うと、無邪気な幼児性も随所に見られ

、まだまだ子供だなあーとも感じさせてくれたり・・・。興味を引いたのは、トイレの噴水型手洗い場と、

授業に演劇を取り入れているくだり。そして柔道を必修で習ってるらしきシーン、などなど、だったー


今日のおもな出来事

今日は何の日?


●テディベアの日・・・アメリカの26代大統領セオドア・ルーズベルトは、狩りで小熊にとどめの一発

   撃つのを拒絶しました。このエピソードにちなんで、発売された熊のぬいぐるみが「テディベア」です

   大統領の名前「セオドア」の愛称「テッド」から「テディベア」と名付けられました

   10月27日は彼の誕生日に当たります


●文字・活字文化の日・・・2005(平成17)年制定の「文字・活字文化振興法」により制定。読書週間の初日


1906年・・・報知新聞が夕刊を発行。日本初の定期夕刊新聞

・1994年・・・日本たばこ産業(JT)が株式上場


谷原章介さんが「役者にならなかったら何をしてたと思う?」という質問に答えて

テディベアミュージアム館長!


★今日生まれの有名人


1949年 堀内孝雄(シンガー)

1960年 山村紅葉(俳優)

1960年 田口智治(ミュージシャン)

1962年 渡辺いっけい(俳優)

1966年 高嶋政伸(俳優)

1978年 小西真奈美(俳優)

1982年 塚本高史(俳優)


堀内孝雄さんの好きな言葉

いつも変わらず


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男だから、何かを機に変わったりするんでしょうけど、ずっと流れは変わらずに、なるべく凹凸がない・・・

誰と会っても変わらないように(すると)楽なんですね。“それ以上”がないから。

誰にでも頭を下げられるから、変わらない方が、やっぱり楽だったなと(思う)