【少年H】ぼくの父さんはフィーバー!!

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eiga.com 作品情報 『少年H』

■解説:作家・妹尾河童の自伝的小説で、上下巻あわせて340万部を突破するベストセラーを、「ホタル」「鉄道員(ぽっぽや)」の降旗康男監督が映画化。太平洋戦争下という時代に翻弄されながらも、勇気や信念を貫いて生きた家族の激動の20年間を描き、実生活でも夫婦の水谷豊と伊藤蘭が夫婦役で映画初共演を果たした。昭和初期の神戸。名前のイニシャルから「H(エッチ)」と呼ばれる少年・肇は、好奇心と正義感が強く、厳しい軍事統制下で誰もが口をつぐむ中でも、おかしなことには疑問を呈していく。Hはリベラルな父と博愛精神に溢れる母に見守られ成長し、やがて戦争が終わり15歳になると独り立ちを決意する。

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■スタッフ:/監督 降旗康男 /製作総指揮 早河洋 /製作 平城隆司 市川南 水谷晴夫 小林昭夫 山本晋也 井川幸広 岩本孝一 樋泉実 笹栗哲朗 町田智子 高士薫 入江祥雄 宮本直人 /エグゼクティブプロデューサー 桑田潔Co. /エグゼクティブプロデューサー 大川武宏 /プロデューサー 松本基弘 遠藤英明 伊藤伴雄 /原作 妹尾河童 /脚本 古沢良太 /撮影 会田正裕 /美術 中澤克巳 /助監督 杉山泰一 /照明 大久保武志 /録音 柿澤潔 /音響効果 柴崎憲治 /装飾 尾関龍生 /編集 阿部亙英 /VFX 戸枝誠憲 /アソシエイトプロデューサー 岸本隆宏

■キャスト:水谷豊 伊藤蘭 吉岡竜輝 花田優里音 小栗旬 早乙女太一 原田泰造 佐々木蔵之介 國村隼 岸部一徳

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■作品データ:/製作年 2013年 /製作国 日本 /配給 東宝 /上映時間 122分 /映倫区分 G

公式サイト

eiga.com 映画ニュース インタビュー

→『水谷は、「共演は一生に1回あるかないか。なくても自然なことだし、あればすごいことだと思っていました。なんとも言えない気持ちですね。撮影では、自分たちが夫婦であることすら忘れていましたから。控え室も別々で、家から撮影所へ向かう車も別々でしたしね。まあ、入り時間が違うだけなんですけど(笑)」と冗談を交えながら照れ隠し。後を引き受けた伊藤は、「盛夫さんとHが自宅二階で語り合う場面などを見ていると、役者として圧倒されるものがありました。ふだんあまり言わないので、こういう場をかりて言わせていただきます。感動しました」と“直球勝負”で称えた』

※「古沢良太脚本で昭和初期の日本が舞台」とくれば、否が応でも『オールウェイズ三丁目の夕日』を

思い出さずにはいられない。もう、その空気感がスクリーンに宿っていれば、それだけでオッケー!!!

と叫びたくなるような多幸感満載の映画であった~。細かい不満はのちほどーーー(アルンカイ!)


TV朝日55 映画『少年H』 完成報告会見&完成披露舞台挨拶リポート!

『吉岡竜輝:この愛されている作品で少年Hを演じさせていただくのは光栄です。この作品で戦争のことを少しでも知ってほしいです。(妹尾家のみなさんとは)家族みたいにずっと一緒に撮影してきてきたので、作品の中でも本当の家族のように映っていると思います/花田優里音さん:この映画は感動して、自分が出ているのに、泣いちゃいました。戦争のこととかいっぱい調べて、当時の子供の気持ちとかを考えながら撮った映画です。撮影の時、水谷さんも伊藤さんも竜輝くんも本当の家族のように仲良くしてくれて楽しかったです。とても良い映画なので、真剣に見てください!』

※子役がみな素晴らしかった!!お兄ちゃんがしっかりしていくサマやら(ちょっとしっかりし過ぎで、当時そんな軍部の実態まで把握してる子供はおらんかったやろう!ってちょっと突っ込みたくはなるがw)、妹の泣きじゃくる姿に感銘を受けた。好子役の花田優里音ちゃんは、あの泣き顔だけで5億点である~♪


●予告編



スポニチ 「少年H」夫婦で関西弁練習?「どうやろうねえ」

『俳優・水谷豊(59)と妻で女優の伊藤蘭(57)が19日、兵庫県加古川市で、夫婦役で出演する映画「少年H」(監督降旗康男、来年夏公開)の撮影に臨んだ。 妹尾河童さんの自伝的小説が原作で、戦時中の神戸を舞台に「H(エッチ)」と呼ばれた少年を描く物語。「H」の父親役を務める水谷は「全編、関西弁で演じるのは初めて。神戸で生まれ育ったようだと言われるように頑張ります」と意気込んだ。/報道陣から、夫婦で関西弁の練習をしているかと問われると「どうやろうねえ?」とニヤリ。伊藤も「知らんうちに出てくるなあ」と応じ、笑わせた。2012年5月20日

※んー、ぶっちゃけ、水谷さんと蘭ちゃんの神戸弁は怪しかった。子役たちがほぼ完璧に使いこなして

いるのと比べると、若干の違和感はあったがーーーそれもこれも、ストーリーの秀逸さに助けられて、難無

く鑑賞できるレベルに仕上がっていた~♪


Amazon.co.jp 間違いだらけの少年H―銃後生活史の研究と手引き -単行本-

※原作は、内容が嘘だらけだ、と批判されているンスネーーー。知りませなんだワー

確かに、本当にそうだったのー?と疑問に思う箇所が、映画の劇中にもいくつかあった気がするー

まぁココは、フィクションも入っているけれど、戦争という非日常が日常に入り込んでくる不穏な

空気感というか、社会の歪み具合が、それなりに伝わっておれば、それはそれでいいんじゃないか

なぁーー、と個人的には思う次第


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※本映画が示してくれる“家族のあり方”には、ウソ偽りは「ない」のだから・・・


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水谷豊 ラジオインタビュー(埋め込み不可)

※埋め込みしたかった~~~~、ンー残念!


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ネプチューン原田泰造は、役者の方が向いているよねーーー、お笑いよりもきっと。。。

あと、最後の最後に、濱田岳がチョロリと登場して、知らなかったワチクシとしましては、

「ラッキ~~~!!」という気分になれましたデスワ、はい~♪


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★さて、懐かしいところでー

●3・4フィーバーズ「ぼくの先生はフィーバー」


※この頃からの水谷豊さんファンからすると、まあ、堪らん魅力的な作品でしょうナー

TVドラマ「熱中時代」は、《教師編》、《刑事編》とあったわけだが、今回の映画は

言わば、「熱中時代 仕立て屋編」と「熱中時代 消防士編」というようにも見えるんジャマイ

かしらんw 水谷さんの不器用な小走りシーンを見ていて、ふとそんなドラマタイトルが浮かんだ♪


ヤフー映画 ユーザーレビュー掲載中

※ユーザーの感想はおおむね好評、、、みたいだー。個人的には、自分の生まれるわずか

20数年前はこういう状況であった、ということに改めて愕然とさせられた、というのが

本音の感想。(年を重ねるごとに年月の感覚が狭くなっていくことよの~~~ぅ)


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~8月12日の「思わずブログに書きたくなる名言」は、一つ前の日記を参照のこと~←←←