【旅の重さ】高橋洋子さんデビュー作!!

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eiga.com 作品情報 『旅の重さ』

■解説:母親との生活に疲れ、四国遍歴の旅に出た十六歳の少女の数奇な体験と、冒険をオール・ロケで詩情豊かに描く。原作は、覆面作家として話題をよんだ素九鬼子の同名小説の映画化。脚本は「約束」の石森史郎監督も同作の斎藤耕一、撮影も同作の坂本典隆。

■ストーリー:「ママ、びっくりしないで、泣かないで、落着いてね。そう、わたしは旅に出たの。ただの家出じやないの、旅に出たのよ……」。十六歳の少女が、貧しい絵かきで男出入りの多い母と女ふたりの家庭や、学校生活が憂うつになり、家を飛び出した。四国遍路の白装束で四国をぐるりと廻って太平洋へ向う。宇和島で痴漢に出会い、奇妙なことにご飯をおごってもらう。少女は生まれて初めて、自然の中で太陽と土と水に溶けていく自分を満喫した。足摺岬の近くで、旅芸人・松田国太郎一座と出会い、一座に加えてもらった。少女は一座の政子と仲良くなり、二人でパンツひとつになり海に飛び込んだりして遊ぶ。一座には他に、色男役の吉蔵、竜次、光子など少女にとっては初めて知り合った人生経験豊かな人間たちである。やがて、少女は、政子に別れを告げると、政子が不意に少女の乳房を愛撫しだした。初めて経験するレスビアン。政子は、少女の一人旅の心細さを思って慰さめてやるだった。ふたたび少女は旅をつづける。(後略)

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■スタッフ:/監督 斎藤耕一 /脚本 石森史郎 /原作 素九鬼子 /製作 上村務 /撮影 坂本典隆 /美術 芳野尹孝 /音楽 よしだたくろう /録音 栗田周十郎 /照明 津吹正 /編集 浜村義康 /助監督 吉田剛 /スチール 長谷川宗平

■キャスト:高橋洋子 岸田今日子 富山真沙子 田中筆子 新村礼子 森塚敏 山本紀彦 谷よしの 三谷昇 三國連太郎 横山リエ 中川加奈 園田健二 砂塚秀夫 高畑喜三 秋吉久美子 大塚国夫 高橋悦史

■作品データ:/原題 Journey into solitude /製作年 1972年 /製作国 日本 /配給 松竹 /上映時間 90分

※監督の斉藤耕一さん(2009年死去)はスチール写真の撮影者として映画界入りしたお方だけあって、

ワンシーンワンシーンが、透き通るように美しく仕上がっているのを感じる~♪


ウィキペディア 斎藤耕一

→いろいろ調べた結果、『小さなスナック』(1968年)、『約束』(1972年)あたりの評判がいいらしぃ~♪

レンタルできる様だといいがなぁ~~~~(未解決) (^-^)


●旅の重さ 予告



秋吉久美子さんは、オーディションで高橋洋子さんに敗れて、チョイ役デビューとなったんだと。

でも、その後の躍進ぶりは、知ってのとおり・・・。女優に歴史あり、なんですネェー

本作での秋吉さん、かなり棒読みで素人っぽさ全開やったがーーーうむ、そこがまた良し!(ニッコリ)


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みんなのシネマレビュー

※四国お遍路の旅に出たくなる映画。もしくは、四国一周ブログ旅の早希ャンも思い出したー

早希ちゃんも、この映画くらい奔放な行動に走ってくれてたら、もっともっとブレイクした

やろうなーー、なーんて。。。


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※もうほとんど息子の佐藤浩市とウリ二つ!!だった、三国連太郎さん-♪


●今日までそして明日から  吉田拓郎



Amazon.co.jp カスタマーレビューなど

→『私も漂泊者。50を過ぎた今も一人者で、地位も名誉も何もありません。でも、何も後悔することはありません。「大事なのは今を精一杯生きることよ。それだけで素晴らしいじゃない。」と高橋洋子の笑顔は言っているようで、だから私は感動するのだと思います。/追伸:図書館から原作を借りて読んでみました。こちらも魂を激しく揺さぶられました。原作の主人公は高橋洋子よりも秋吉久美子のほうに近い感じです。秋吉さんが主役でも成功したでしょうが、高橋さんを選んだスタッフはやはり正解だったと思います。この映画における高橋洋子の瑞々しさ、純粋さは、原作を超えて永遠です by kagyu』


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●恋の唄/『旅の重さ』 全編に流れる印象的な旋律~♪



☆原作者の素九鬼子(もと・くきこ)さんは、謎の多い作家さんのようだー

素九鬼子さんへ 葉っぱの坑夫

『わたしが『旅の重さ』に20年ぶりくらいの再会を果たしたのは、素さんの全作品を所蔵している立川の多摩中央図書館で、10月の終わりのことでした。“ママ、びっくりしないで、泣かないで、落付いてね。そう、わたしは旅にでたの。ただの家出じやないの、旅にでたのよ。四国遍路のように海辺づたいに四国をぐるりと旅しようと思ってでてきたの。さわがないで。さわがないでね、ママ。いいえ、ママはそんな人ではないわね” 何十年ぶりかに出会う『旅の重さ』のこの冒頭。わたし自身の長い長い時間の隔たりを越えてなお新鮮でした。(中略)こうして手当たり次第にタイプしてみて、どのページもどの段落もどの行も、書き写してみたいことばにあふれているのに気づかされます。こころして選ばなくとも、パッと開いて偶然目にしたところを書き写すだけで、どれもがすばらしいフラグメントになるのです。このように書き連ねていてもきりがないのでこの辺にしておきますが、果たして素さんと、このフラグメンツを通じて再会できるのでしょうか。まったく当てもなければ自信もありません。現在の状況を数字で言えば、再会率5%くらいでしょうか。あてずっぽうですが。でも素さん本人ではなく、素さんの過去を知る方から現在の素さんの情報が入らないとも限りません。なにしろ、この不思議のつながりの場、ひょっとして生命体の一種かもしれないインターネットのことですから。/素さん、そして素さんを知る方、もしこれを読まれたら葉っぱの坑夫までご連絡ください。今後の対策を練りつつお待ちしています。よろしくお願いいたします』


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※初々しい高橋洋子ちゃんの誕生日は1953年5月11日・・・てーことは~、、、今年 還暦なんスねーーー

ひょえーーーーーーい!何という「旅の重さ」・・・ならぬ、「時の重さ」よっ!


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...φ(ー ̄*)思わずブログにメモしたくなる名言・格言&オマケの一言!

元旦の日記参照~♬


9月4日の、名言・格言

僕の辞書に「おばさん」なんて載ってない!

(先輩の言葉。旅館で配膳してくれたお姉さんとお話しした後、自分たちにこう言われました。先輩の「信念」みたいなもんなのでしょうー)


◎オマケ!「おねえさん おばさん」に関連する言葉あれこれ

きゃぴきゃぴとした若い女の子の旬の時期って、僕も好きですけど、それがすべてではない。それにその時期はとっても短くて、実は女性の人生において「おばさん」の時期の方が長い。だからいかにステキな大人になっていくか、言い換えると、年を重ねながらどんな「女」になっていくか。これは男も一緒です

私は矛盾している。毎日 女のコとおばさんの間で 夢と現実の間で揺れている in 「anego」 (林真理子原作の小説)

女も45を過ぎると、どんどん男性ホルモンが出るらしいよ。おじさんのニオイのするおばさんもいっぱいいるよ。隣りを猫とかが通ったら失神するよ by タモリ

おばさんて、会うたびに若くなられますね by 骨川スネ夫 (「ドラえもん」より)

“お姉さん”と呼ばれることが無理だと感じたら、キレイなおばさん、上品なおばさん、優しいおばさん、頼りがいのあるおばさんなどを目指してみよう by 神田はるひ

女性は25才を過ぎたらおばさんと呼ばれても仕様がない。しかし35才まではそういわれて「ムッ」とする権利を持っている (出典不明)

わたしも「小学生の頃から観ていました」なんて言われる年頃になって、この前お祭りで「ポケモンのおばさんだ」って言われちゃって……。ポケモンに詳しいお姉さんとして頑張っていきたいです!by 中川翔子 (「ポケモンゲット☆TV」の会見にて)

おばさんとお姉さんの境界線は「人への配慮ができるか否か」。やっぱり、相手の目線に立てる人が美しい女性として輝く人でしょうね。いくら完璧なメイクでも、電車の中で化粧なんて人は、おばさんの道まっしぐらですから by 木田理恵 (女ゴコロマーケティング研究所・所長)


●♪~私がオバさんになっても 本当に変わらない? とても心配だわ あなたが 若い子が好きだから~♪

・私がオバさんになっても  アニメ・ヴァージョン



●「私がオバさんになっても」 セルフライナーノート by 森高千里