【相棒5 #2 「スウィート・ホーム」】古沢脚本
薫(寺脇康文)が古い洋館を破格値で購入した。その洋館は悪魔崇拝の研究家で、暴漢に殺害された天城(星野晃)がかつて住んでいたもの。まさに天城はこの洋館で殺されていた。以来、幽霊屋敷との噂も流れたが、幽霊など信じないと笑い飛ばす薫。しかし、深夜美和子(鈴木砂羽)とともに不気味な幽霊を目撃してしまった! が、翌朝、洋館を調べた右京(水谷豊)は幽霊がニセモノだとあっさり断定、だとすると、何者かが侵入したことになる。いったい何の目的で?/右京らは洋館で起きた天城殺人事件を調べ直す。犯人の富田(久保田芳之)は天城と刺し違えて死亡。武器が天城家にあった斧だったことから、富田の目的は天城殺害ではないことがわかる。かつて富田が務めていたカフェを訪ねるが、店主の久美子(夏生ゆうな)は履歴書に書かれていること以外はわからないという。右京らはカフェの前に富田が勤務していた工務店で富田が糸川(山田百貫)というすでに死んだ老人と仲が良かったことを知る。老人の死を看取ったのも富田だったとか。糸川を調べた右京は、糸川が倒産した糸川興産の社長で天城の前の豪邸の持ち主だったことをつかむ。糸川興産の元社員によると、倒産で一家は離散。2人の娘もどこかへ引き取られたらしい。が、糸川は豪邸のどこかに財産を隠していると豪語していたとか。
死神の扮装をした2人組が薫の家に押し入ってきた。薫をサウナに閉じこめると、美和子を縛り、シガールームの天使の絵が描かれている床を堀り始めた。脱水症状を起こし、意識が遠のく薫。床に転がされた美和子も脱力感に襲われるが、そこへ不動産屋の町子(国分佐智子)が現れた。が、町子は美和子を無視すると穴を掘る死神=久美子とタカシ(松嶋亮太)のもとへ。久美子をあからさまに非難する町子だが、タカシは久美子を庇うと町子も薫夫妻も殺して財産を奪うと言う。さすがに臆する久美子。町子は隙を見て逃げ出すが、そこへ薫と美和子を助けた右京が現れた。苦しみながらも怒りを露にする薫にタカシはおとなしく降参してしまう。(後略)
・ゲスト:国分佐智子 夏生ゆうな
・脚本:古沢良太
・監督:森本浩史
※うーーん、今回のお話はちょっと構成が甘かったかなぁーーーーー?後日談でもっとシンミリ
させてくれるのかなぁー、と期待していたが、あっさり終了してしまった~。何となく、「リーガル
ハイ2」のラスト2話が心配になってきたゾーーー。ダイジョブカナ~~?
◇ゲスト
諏訪町子【国分佐智子】…糸川の長女(不動産)
飯塚久美子【夏生ゆうな】…町子の妹(カフェ店主)
原タカシ【松嶋亮太】…カフェ店員(久美子にぞっこん)
◇その他
佐々木【和田周】…元糸川興産幹部
富田俊也【久保田芳之】…カフェ店員、死亡(元山田工務店、糸川と同僚)
糸川【山田百貫】…父親(15年前の糸川興産社長、倒産、元山田工務店)
天城誠【星野晃】…洋館の前の家主(去年富田と格闘の末死亡)
【良田麻美】…山田工務店社員
【下原浩二】…同上
【水月圭】…母親
【有田斐香】…町子幼少期(下記写真・右)
【上永田朱莉】…久美子幼少期(下記写真・左)
→ 『薫ちゃんはとうとう美和子ちゃんと結婚したんですね~。…ナンだかちょっと寂しいです。薫ちゃんには右京さん共々、ずっと独身でいて欲しかったな。しかしっ、何はともあれ目出度いことです。おめでとう!!薫ちゃんらしいと言えばらしいけれど、あの洋館をスイートホームにだなんて…怖過ぎる!それに比べて、「薫ちゃんへの歌」といい含蓄のあるラストの言葉といい伊丹刑事、素敵でぇ~す』
※そうかー、今回のストーリーは「結婚→新居探し→巻き込まれ型サスペンス」という、お約束の
あるあるネタの一環だったのかもネン~。たまにはちょっと息抜きできる回も必要、ってかー