【おろち】楳図かずお原作
■スタッフ:/監督 鶴田法男 /脚本 高橋洋 /原作 楳図かずお /音楽 川井憲次
■作品データ:/製作年 2008年 /製作国 日本 /配給 東映 /上映時間 107分
eiga.com 映画ニュース 見どころは木村佳乃&中越典子の壮絶バトル!「おろち」トークショー
→『ホラー漫画界の巨匠・楳図かずおの同名コミックを実写映画化した「おろち」のトークショーが、(2008年)9月5日、東京・新宿の新宿タカシマヤ内のジェイワン広場にて開催された。劇中で数奇な運命をたどる美人姉妹に扮した木村佳乃、中越典子、そして原作者の楳図かずおが来場し、“美しさ”をテーマに語り合った。(中略)映画の内容にちなみ、中越に「もうすぐ30歳ですね?」と記者から質問が飛び出すと、姉役の木村が「ケンカ売ってるワケ?」とジョークで切り返す一幕も。(中略)和気あいあいと語り合っていた木村と中越だが、原作者の楳図が「映画の一番の見どころは姉妹のバトル!」と断言するとおり、劇中では姉が妹に激しい暴行を加えるなど女同士の闘いも描かれている。「お互い本気だったので大変な撮影だった」と振り返る木村は、「私が典子ちゃんを殴って倒すシーンで、典子ちゃんは手を使わずに腹筋だけで起きてくるんです。思わず腹筋を触らせてもらったら6コに割れていた。殴っても殴ってもすぐ起き上がるから休ませてもらえなかった(笑)」と、意外ともいえる中越のたくましい一面を明かしていた』
※何というか、まぁー、映画の割にはチープな造りなんですが~・・・楳図ワールドの再現度はかなり
高目と言えるのではないでしょうかーーーー。ちょっと、「おろち」の存在意義が最後まで分からず仕
舞いでしたけど・・・(ア、アカンヤン!)
※「おろち」の正体が最後に明らかに!という展開にはなりません。おろちはあくまでも傍観者のままー
→ 『原作者・楳図は「見終わって変なものが残らない、どんな方でもスカッとする怖さがあります。自作の映画化の中で今回が最高」と太鼓判。“Jホラーの父”鶴田監督は「目標は、楳図作品の映画化の最高傑作だった。自信作でもあり、自分の代表作になった」と胸を張った』
※そんだけ自信作なら、続編を考えても良さそうなものだがーーー世間的にはあまし評判は良くなかったノカモ?
いや、そもそも、ほとんど話題になってなかったような~(ソレガイチバンノキョウフジャッ!!ギョエェェェ!)
※三者三様の美女の競演♪といった様相~♪演技合戦には見応えがあったナリン~
※楳図さん、かなーりご機嫌の様子ですが~~~・・・
この記事(↓)に」よれば、楳図さんは、例の紅白御殿の件で、近隣住民に訴えられていた時期
のようです~~~~~。記者会見で鬱憤を晴らしていたのかもデスナ~
→ 『会見には原作者の漫画家・楳図かずおも出席。外壁を赤白に塗った自宅の建設をめぐり周辺住民とトラブルになっているが「自宅の完成?ぼちぼちです」と多くを語らなかった』
※そうかーー、赤白御殿のいざこざあってのバッドタイミングで、映画の宣伝が疎かになってしまった
というのが、映画を浸透させられなかった一番の要因だった可能性もあるわけかーーー
→ 『Q::鶴田監督から「おろちは人ではないので、まばたきをしないでくれ」との指示があったそうですが?/谷:わたし、まばたきをしない役って多いんですよ(笑)。またきたかって思ったんですけど、今回はキツかったですね。長い間歩くシーンがあったのですが、おろちは普通の人間じゃないからゆっくり歩くし、おろちには風がつきもので、いろんな物が飛んできたりして……(苦笑)。長い間まばたきをこらえるのは大変でした。それでも撮影の終わりのころには慣れましたけどね(笑)』
※「まばたきしない役」が多いってのもどうかとwww 人間の役がほとんどない金田朋子さん並みヤン♪
→ 『一草と理沙の乱闘は凄まじい迫力。女性の恐さを痛感する名シーンである。「一草姉さんの動物的な感じが怖かったですね。例えば歩くときに壁を叩いたりするシーンとか。一草姉さんは瞬発的に感じて、瞬発的に行動に移す人。美しいからこそなお恐いんですよ」。そして、一草を見事に演じきった木村佳乃からも女優として多くの刺激をもらったという』
※女性同士の小競り合いは、若干キャットファイト的楽しみ方もできようか。攻め疲れて劣勢に回る
・・・とか、何となく女子プロレスのテイストも匂わせているように感じたー(考えすぎか?)
※谷村さんの、ある種代表作にもなり得たはずの、この『おろち』・・・。役者もいいし、
雰囲気も悪くはない。なのにこのマイナー感、、、いったい原因は何なのかー
→ 『Q:最後に、この映画の見どころを一言ずつお願いします。/木村:非常に悲劇的な物語ではあるんですが、夢物語として観ていただきたいと思います。/中越:本当に苦しい話になっているんですが、その中から物語全体に流れる美しさを受け取ってもらいたいですね。ダメージを受け続ける姉妹かもしれませんが、いろいろな人にその衝撃を受けてもらいたいと思います』
※そして、いつしか「おろち」は 風とともに去りぬ ーナノダ!
忘れたくなかったんだろうな~
(55歳で亡くなった夫の手帳には、家族全員の誕生日の日付が記されていました。忘れっぽくてしょっちゅう顰蹙を買っていた人だけに、「これだけは忘れまい」と思って書いたのでしょう。今では貴重な宝物ですー)