【世界にひとつのプレイブック】自分より変な人を見つけるのが特効薬!
■スタッフ:/監督 デビッド・O・ラッセル /製作 ドナ・ジグリオッティ ブルース・コーエン ジョナサン・ゴードン /製作総指揮 ボブ・ワインスタイン ハーベイ・ワインスタイン ジョージ・パーラ ブラッドリー・クーパー /原作 マシュー・クイック /脚本 デビッド・O・ラッセル /撮影 マサノブ・タカヤナギ /美術 ジュディ・ベッカー /衣装 マーク・ブリッジス /編集 ジェイ・キャシディ クリスピン・ストラザース /音楽 ダニー・エルフマン
■キャスト:ブラッドリー・クーパー ジェニファー・ローレンス ロバート・デ・ニーロ クリス・タッカー ジャッキー・ウィーバー アヌパム・カー シェー・ウィガム ジュリア・スタイルズ ジョン・オーティス ポール・ハーマン
■作品データ:/原題 Silver Linings Playbook /製作年 2012年 /製作国 アメリカ /配給 ギャガ /上映時間 122分 /映倫区分
→『僕がパット役を演じられたのはボブ(デ・ニーロ)のおかげだし、とても感謝している。ただ脚本を読んだとき、自分に演じきれるのかと疑ったことも確かだ。落胆させてしまうかもしれないと彼に相談したところ、“絶対できる、やるべきだ”と背中をおしてくれた。そこまで言ってくれるなら、という心強さと、期待を踏みにじったらという不安を抱えて現場に入ったのを覚えている。それでも“自分はトランプのエースを持っている”と思えたのは、チームにボブがいて、そして父親役を演じてくれたから。『リミットレス』からの縁で彼に対しては強い信頼の気持ちがあるし、彼の前なら自分をさらけだせるという安心感があった。一緒に撮影しているときは、役者としてまさに天国にいる気分だったよ。コメディの要素を含みながら激しい感情の波を見せる難しいシーンばかりだったけれど、本当にやりがいのある作品だった』
※「世界にひとつの」が付いたせいでベタな邦題になってしまったが、原題の「シルバー・ライニング
・プレイブック」はとてもお洒落で格好いいタイトルなのだ!雲の上には太陽が輝いている、辛い人生
だって捨てたもんじゃないって思わせてくれる“人生の攻略本”みたいな意味。もっとセンスのいい和
訳をして欲しかったーー。
→ 『ああ、その手の話か、と思わせつつ、「世界にひとつのプレイブック」は通常のロマンティック・コメディの関節を外していく。もちろん、定石は押えている。ふたりの男女の突飛な性格と強力な化学反応。彼らを支えるカラフルな脇役とストーリー展開。監督のデビッド・O・ラッセルに手ぬかりはない。 ユニークなのは、主人公を躁鬱病に設定したことだ。これはリスクが大きい。「一期は夢よ、ただ狂え」の大混乱が生じた場合、収拾がつかなくなるからだ。が、ラッセルはギャンブルを恐れなかった。佳作「アメリカの災難」もそうだったが、彼はカオスの取り扱いに長けている。この映画も嵐のなかに飛び込む。ヒステリアは暴発寸前にまで沸騰する。が、ラッセルは踏みとどまる。尻餅をつかず、希望を絶やさず、崖っぷちできわどいステップを踏んでみせる。痛くておかしいコメディは、彼の十八番になりつつあるようだ』
※クスリ談義で盛り上がる男女の縁w なかなか斬新なシチュエーションだったw
※美男美女なので見ていられるが、ブッ飛んだ二人のやりとりは、前半かなりキツイ内容ー。
一転、後半のロマンティックな展開にヤラれてしまう、というパターンである。。。
荒れているところを撮られて「ようつべ」に流され、しばらく干されていたんだそうな~。
同じように、現場でブチ切れて仕事が減ってたクリスチャン・ベイルと組んで『ファイター』で
復活したという経緯がある~。キレた二人の相互作用、というテーマはご自身で体験済みだった
ってワケだ~♪
→ティファニー役の候補としては、他にも、エリザベス・バンクス、キルステン・ダンスト、ブレイク・
ライブリー、レイチェル・マクアダムスあたりが検討されていた、とある。うわーーー、キルスティン
がもし演っていたらどうなってたことだろう~~~。想像するだに恐ろしいーw
※Jローレンスのヤンキーっぽい美しさはちょっとクセになるなーー。広義でのツンデレ、に
当て嵌まるかもしんない。いちいちめんどくさい事(駆け引きとか)言うんだけど、なーんか
放っておけないって思わせる魅力があるンダワー♪