【第三の男】光と影の芸術品 DVD鑑賞~♪

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※DVD冒頭から、お懐かしやー♪のヨドチョウさん(淀川長治さん)登場!この作品について

の思いをの丈を、愛情たっぷりに解説してくれたー。



淀川名画撰集 第三の男

『「第三の男」、The Third Man、これは見事なキャロル・リードの名作ですね。で、これは私は観てあまり立派なので驚きました、と同時に少し憎らしくなった。本当に映画の教科書ですね。脚本もキャメラも監督自身も、見事なキャロル・リードの感覚が出てワンカットも無駄でない、見事な映画自身の教科書、そう思いました。だからこれに私は惚れ込んだけれども、ちょっときらいでした。ゆとりがないぐらい奇麗だった、見事だったからですね。(中略)見所はこのいかにもキャロル・リードの撮るウィーンの街ですね。第二次世界大戦いうか、その後の崩れかけたウィーンの街が凄いですね。キャメラがもうあらゆる意味で凄いんですね。暗い中からハリー・ライムが出て来るあたり、オーソン・ウェルズ、凄いですね。オーソン・ウェルズ、ジョセフ・コットン、監督がキャロル・リード....もう名作とはこれですね。そういう訳であんまり立派なので、私好きだけど嫌いだったんですね。/いまでも『第三の男』いいますと、映画の歴史のなかで、イギリス映画の歴史の中で、キャロル・リードの歴史の中で、これはナンバーワンになりますね。最高作品ですね。もしもこれ、今始めてご覧になる方があったら、どんなに驚かれるでしょう。映画は美しい、映画は心を本当に表現するもんだいうことがおわかりになると思います。「第三の男」、怖い映画ですよ』

※ヨドチョウさんの、最後の流し目・・・これもまた、オーソン・ウェルズの絶妙演技に負けないくらい

不気味な・・・あ、いや、妖艶なwものでしたヨーーーゥ♪


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eiga.com 作品情報 『第三の男』

■解説:イギリス人作家グレアム・グリーンのオリジナル脚本を名匠キャロル・リードが映画化したフィルムノワール。第2次大戦終戦直後、米英仏ソの四カ国による分割統治下にあったウィーンに親友ハリー・ライムを訪ねてきたアメリカ人作家のホリー。だが、ハリーの家に着くと守衛からハリーは交通事故で死亡したと告げられる。腑に落ちないホリーはウィーン中の関係者をあたり、真相究明に奔走するが……。出演はジョセフ・コットン、アリダ・バリ、そして謎の男ハリー・ライムにオーソン・ウェルズ。49年のカンヌ国際映画祭ではグランプリを受賞。

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■スタッフ:/監督 キャロル・リード /製作 キャロル・リード アレクサンダー・コルダ デビッド・O・セルズニック /原作 グレアム・グリーン /脚本 グレアム・グリーン /撮影 ロバート・クラスカー /音楽 アントン・カラス

■キャスト:ジョセフ・コットン オーソン・ウェルズ アリダ・バリ トレバー・ハワード バーナード・リー ジェフリー・キーン エルンスト・ドイッチュ

■作品データ:/原題 The Third Man /製作年 1949年 /製作国 イギリス /上映時間 105分


☆そもそも、この作品を観ようと思い立ったのは、このラジオ番組のコーナーが切っ掛け!↓↓↓

若山弦蔵伊集院光にお勧めする映画は『第三の男』




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Wikipedia 第三の男


『作中のハリー・ライムによる台詞、「スイスの同胞愛、そして500年の平和と民主主義はいったい何をもたらした? 鳩時計だよ」は、グリーンが執筆した脚本の草稿には存在せず、ライム役を演じたオーソン・ウェルズの提案によるものである[8]。セルズニックは当初ウェルズの起用に反対していたが、最終的にウェルズを強く推薦する監督のリードに同意せざるを得なかった[7]。ウェルズの起用は結果的に正解だったとされるが、撮影中ウェルズは様々なトラブル(ウェルズがウィーンに到着するのが遅れたために仕方なく彼の代役を立てて撮影したこと、映画のクライマックスである下水道での追跡シーンに出演するのを拒否したことなど[7])を引き起こしスタッフを悩ませた。/テーマ曲は、映画の登場人物の名前から「ハリー・ライムのテーマ」とも言われている。日本ではヱビスビールのCM(これがきっかけでJR東日本恵比寿駅の発車メロディにも採用)や、阪急電鉄梅田駅で終電間際に流れる音楽などに使われている。また、ムーンライダーズがアレンジカバーしている。原由子のベストアルバム『ハラッド』にボーナストラックとして収録されている』


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※死んだと思われていた男が実は生きていた・・・。とても魅力的な設定だなーーー。

夜の街を歩いてたら、ふとたかじんさんを見つけた!!みたいなことやもんねー。そらビックリするわっ!

案外、こっそりそういう策略が行われてて、悲しみに暮れる大阪の町をニタニタしながら眺めつつ、たかじ

んさん、お酒飲んでるんちゃうのん~?あぁ、なんて楽しい妄想だーーー♪


みんなのシネマレビューより

『ラストシーンの最初の予定ではジョセフ・コットンとヒロインの女性が抱き合う予定だったらしいが、現場でプロデューサーのデヴィッド・O・セルズニックが現場で素通りさせろと監督に命令して今のシーンになったらしい。・セルズニックは名プロデューサーでありながら監督になにかと注文をつけ、映画監督からは評判悪かったらしいが、このラストがセルズニックが変更させた場面で無かったら、これほど永遠に残る名作になったかどうか難しい問題だ。プロデューサーが映画史上最高のラストシーンを生んだというのも何とも皮肉だ。by rosebudさん』

※へぇーーへぇーーーへぇえーーーー。トリビア情報、乙!


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●オリジナルサウンドトラック ☆アントン・カラス Photo to Movie


※有名な主題歌。どちらかと言うと楽しいイメージの曲であり、サスペンスドラマに合うのかしらん?

と疑問に思って観たが、意外や意外、そのアンバランスっぷりが心地良い緊迫感を生んでいるんスよねぇー。

この曲に対するイメージ、180度転換いたしましたワイナー


☆ウィーンに行ったら寄りましょう~。って、そんな機会、一生あるかーーーーーーい!w

ウィーンへようこそ 第三の男ミュージアム

『第三の男ミュージアムは個人コレクションで、ウィーン市民の胃袋「ナッシュマルクト」の近くにあります。多彩なオリジナル展示品が「第三の男」の背景と爆撃で破壊された戦後直後のウィーンの日常生活を紹介しています。映画史上に残る名作を訪ねてぜひミュージアムへお越しください』


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リドリー・スコットが、生涯ナンバーワンに推していた~~♪

crea web リドリー・スコットが熱く語る『第三の男』の魅力

『全体の雰囲気とサスペンスが見事に盛り上がったドラマ。ウィーンのロケーションと音楽もぴったりで、僕の映画のふるさと』


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※女性の涙、特に美女の涙は、何よりも絵になる!そして、武器になる!!


●阪急梅田駅の終電♪


※おぉお~~っ!!大阪、やるやん~!そ言えば、最終列車に乗らないヒロインのシーン、あったっけー。

乗り遅れそうになっても無理しないように~、という意味合いで流しているのかしらん~?w



1月16日の雑学問題は・・・?(簡略解答は一番最後に!)

Q:赤ん坊が泣いても 涙を流さないわけ


(解説)悲しいこと、辛いことがあると涙があふれる。しかし赤ん坊は、泣いても涙がほとんど落ちてこない。実は生まれたばかりの赤ちゃんの目は、眼球を保護する最低限の涙は出るが、まだ涙腺がしっかり発達していない。それに悲しみや嬉しさといった感情も未発達なので、その結果、泣いてもあまり涙は出ないのである。


オコタエ~(o ̄∇ ̄)σ 涙腺が十分に発達していないため



関連雑学

・女性が最も目を覚ましやすい音は「赤ん坊の泣き声」。ミルクあげなきゃ、という本能が働くそう。アラームにしてみるといいかも!!


関連動画


●♪~生きてることが辛いなら わめき散らして泣けばいい そのうち夜は明けちゃって

     疲れて眠りにつくだろう 夜に泣くのは赤ん坊 だけって決まりはないんだし~♪

・生きてることが辛いなら  森山直太朗



●♪~いま止まったら 赤ん坊みたいに 泣いてしまうから Don't stop buddy~♪

・なみだの日 lecca