【ザ・タワー 超高層ビル大火災】エレベーターが棺桶に!ゾゾゾッ
■スタッフ:/監督 キム・ジフン
■キャスト:ソル・ギョング(カン・ヨンギ) ソン・イェジン(ユニ) キム・サンギョン(デホ) キム・イングォン(ビョンマン) ト・ジハン(ソヌ) アン・ソンギ(消防署署長) チャ・インピョ
■作品データ:/原題 The Tower /製作年 2012年 /製作国 韓国 /配給 ツイン /上映時間 121分
※スンゴイど迫力!ハリウッド映画じゃあ、9・11の関係で、この手の高層ビルパニックものは
創りにくかろうが、韓国だとそこら辺、もう何でもあり!で創ってまえ創ってまえー!みたいな、、
「イケイケ」の制作スタッフの勢いを感じるー♪リアルに恐ろしい。こんなん大阪のスカイビルの
劇場とかで観てたら、堪らんかったやろうなぁーーー。
「韓国映画」雑記帳 「タワー (邦題:ザ・タワー 超高層ビル大火災)(2012) 타워」
→ 『この手の映画では「タワーリング・インフェルノ」という大先輩があるので、「パクリ」との評が聞こえてくるかもしれません。確かに、スティーブ・マックイーン役は誰、ポール・ニューマン役は誰、フレッド・アステア役は誰、と容易に想像できますが、結構結構、もし「パクリ」だとしても、これ程のクオリティがあれば、五つ星、当然です。個人的には、シナリオとしては、かの作品を超えている、と言って憚らないでしょう。超高層ツインビル、ガラス張りの渡り廊下、などなどの新たなシチュエイションでのサスペンスや恐怖の仕掛けが見事ですし、群像劇風の個々人の描写も、いかにもアジアン・テイストな魅力に溢れているといっていいと思います。CGだけに頼らない生々しい演出も絶賛に値するでしょう。さらには、「ヘウンデ(邦題:Tsunami)」でも見せたキム・イングォンたちが醸しだす独特のユーモア感覚が随所に散りばめられ、その緩急自在のリズム感も、高く評価できるでしょう。役者も驚くべきレベルにあります。ソル・ギョング。彼が主人公でなければ、薄っぺらな亜流作品だった可能性も否定できません。アン・ソンギ。登場場面は少ないですが、彼が現れるたびに、画面がビシッと締まります。そして、ソン・イェジン。前作「不気味な恋愛(邦題:愛は怖い)」でも触れましたが、背伸びした悪女役では見られない、伸びやかでストレートな演技は、本作に絶妙に調和していると思います』
※登場人物一人ひとりの素性を丁寧に描いた前半が、なにげに後半効いてくるんですよネェーーー。まさに
パニック映画の王道!!まぁ。ベタっちゃあベタな展開も含まれますけど、あの映像のド迫力の前には、
全部許せちゃいます!!
→ 『「CGと実写の区別がまったくつかない!」とキム・ジフン監督に言わしめた驚異のビジュアル・エフェクト(VFX)を担当したのは、『高地戦』『神弓 –KAMIYUMI-』『グエムル -漢江の怪物-』など200本以上のヒット作を手がける韓国最高峰のVFXスタジオ、DIGITAL idea社。150人規模のクリエーター×約1年もの長期製作期間を投じ、臨場感あふれる激しい大火災やそびえ立つタワースカイを完璧なまでに創りあげた。「火災」「放水」「爆風」──命が吹きまれた“もうひとつの主人公たち”が、現実味を帯びた臨場感を以てその恐怖を我々にまざまざと見せつけていく
(中略)巨大なタワースカイには様々な空間が存在する。そのためプロダクション・チームは26のセットを造りあげた。2階建てビルと同じ高さを持つガラス張りの渡り廊下や、1体800kgの「兵馬俑」を中国から持ち込んだチャイニーズ・レストランなど、どれもが精巧かつ圧倒的なスケール感を放っている。貨物エレベーターのセットに2日間閉じこめられて演技させられた俳優たちは、「このエレベーターは撮影用のセットだ」と頭では分かっていても、あまりのリアルさに体が“死の恐怖”を感じ、本当に泣き出してしまうほどだった。さらに、高所・閉所・暗所などを縦横無尽に活写するカメラワークも、観る者に臨場感を抱かせるに充分な躍動をみせている』
※火で焼かれる恐怖、上から何かが落下してくる恐怖、そして自らが落下し墜落死する恐怖・・・。
全てがリアルにオソロシス~~~。特に、エレベーターが炎の中で静止してしまい、焼かれるのを
待つしかないというあの恐怖たるや。。オゾゾゾゾ~~ッ(エレベーターに閉じ込められたこと
のあるしょこたんなんか、鑑賞の途中で逃げ出したくなるんじゃまいかー?)
→''' 『韓国版『タワーリング・インフェルノ』といわれるだけあって、すごい迫力に圧倒されます。こういう映画は映像のすごさばかりが印象に残りがちですが、ちゃんと“人”も描かれていて、特にデホの「愛する人たちを救いたい!」という思いがグングン伝わってきました。少なくとも、キム・ジフン監督の前作『第7鉱区』よりずっとよかったです。前半は「炎」との闘いですが、後半は「水」との闘いにシフトします。CGばかりに頼らず、多くのシーンを実写で撮影したというのも驚き
でした。 '''
これは映画ですが、韓国では改修工事をしたばかりの「新羅ホテル」が雨漏りでフロア全体を閉鎖しました。リニューアルオープンからわずか6日で スプリンクラーは大丈夫なのか?と思わずにはいられませんでした。映画が制作費100億W(約8億7,500万円)なのに対し、ホテルは内装工事も含め800億W(約70億円)も投じたのにね』
※何となく、イメージとしては、韓国の建築は若干、基礎工事とかに問題ありそうな物件が多いような
気がしてましたが(ザ・偏見!)本作を観て、「まぁしっかりしてるのネン~」と認識を改めましたーーー。
ま、けど、スプリンクラーの不備を放っておいたりとか、杜撰なところもチョット気になったのは確か。。。
→ 『シネマート心斎橋での上映に合わせて、大阪市消防局がコラボレーション。消防職員・消防団員と、その同伴家族は1,000円で鑑賞できる割引を行うほか、8月中旬にはドン・キホーテ道頓堀店前で割引券付きうちわを配布する予定だという。またさらには、消防局と提携したポスターを制作。作中の火災と重ねながら、「愛する人を守るため 備え・考え・行動する」ことを呼びかけている。
消防局では「グランフロント大阪や阿倍野ハルカスなどの高層ビルがオープンするなか、防火防災について、今一度、考えていただく機会になれば」と期待を寄せている』
今年からソフトバンク・ホークスに移籍する選手とたまたま一緒~~~♪
そうかなるほど~~、野球界のイ・デホも、炎上、崩壊寸前のオリックスというタワーから、無事脱出できたってワケだぁなぁ~~。ヨカッタヨカッタ~(自虐 涙目) |
1月24日の雑学問題は・・・?(簡略解答は一番最後に!)
Q:風見に鶏の形をしたものを用いるわけは?
関連雑学
・風見鶏の装飾部分については鶏以外の動物や乗り物などをかたどったものもある。たとえば、馬をかたどった「風見馬」など。本来、風見鶏という言葉には「風に抗して立つ前向きで雄々しい様子」といったプラスイメージがあった。しかし、風見鶏は風向きによって向く方向が変わるところから、現在では優柔不断な人や日和見主義者を形容する言葉として使われることが多い。有力者の下を渡り歩き変節が多いと言われた中曽根康弘が「政界の風見鶏」と呼ばれて以来、風見鶏がマイナスイメージの言葉になってしまったと指摘する声もある(1980年代以降)。