【バーニー　みんなが愛した殺人者】ｼﾞｬｯｸ･ﾌﾞﾗｯｸ主演作

※昨年、単館ロードショーされて、観に行き損なっていた作品の筆頭～！やーっとＤＶＤ化されたﾜｲ♪

eiga.com 作品情報『バーニー　みんなが愛した殺人者』

■解説：「スクール・オブ・ロック」のリチャード・リンクレイター監督とジャック・ブラックが再タッグを組み、1996年に米テキサスで実際に起こった殺人事件をブラックユーモアと悲哀を込めて描いた犯罪コメディドラマ。

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テキサス州の田舎町で葬儀屋を営むバーニーは、誰にでも優しく慈愛に満ちた人柄で町民から慕われていた。一方、金持ちの老未亡人マージョリーは偏屈な嫌われ者だったが、心優しいバーニーはひとり暮らしのマージョリーを気遣い、たびたび家を訪問して相手をするようになる。やがて心を許したマージョリーはバーニーに銀行口座まで預けるほどになるが、ある日、バーニーはマージョリーを殺してしまう。バーニーはその後もマージョリーが生きているかのように演出を続けるが……。

■スタッフ：／監督　リチャード・リンクレイター　／製作　セリーヌ・ラトレイ　マーティン・シェイファー　リズ・グロッツァー　マット・ウィリアムズ　デビッド・マクファッゼン　ジャド・ペイン　ジンジャー・スレッジ　／製作総指揮　ドン・フォックス　ダービー・パーカー　ジャック・ジラルディ・Jr.　ジョニー・リン　ウィリアム・T・コンウェイ　ジョン・ポール・デジョリア　ジャック・R・セルビー　ダンカン・モンゴメリー　ジョン・スロス　アレックス・グディム　リサ　コリンズ＝グッディム　／脚本　リチャード・リンクレイター　スキップ・ホランズワース　／撮影　ディック・ポープ　／美術　ブルース・カーティス　／衣装　カリ・パーキンス　／編集　サンドラ・エイデアー　／音楽　グレアム・レイノルズ

■キャスト：ジャック・ブラック（バーニー・ティーディ）　シャーリー・マクレーン（マージョリー・ニュージェント）　マシュー・マコノヒー（ダニー・バック・デビッドソン）

■作品データ：／原題　Bernie　／製作年　2011年　／製作国　アメリカ　／配給　トランスフォーマー　／上映時間　99分　／映倫区分　G

公式サイト

eiga.com 映画評論おかしくて不気味な映画。寓話を巧みにかわしている

→『リンクレイターは、明と暗のブレンドに心を砕く。楽天的なのに疑わしく、コミカルなのに棘のあるトーンを設定することで、観客に微妙なゆさぶりをかけるのだ。すると観客は迷う。笑うべきか、ひるむべきか、自身の無意識をつい覗き込んでしまう。／実は、どちらの反応もまちがっていない。「バーニー」はおかしくて不気味な映画だ。善意と残酷は隣り合っている。寛容と偏狭も紙一重だ。それでも、この映画に説教臭は少ない。オチに頼った寓話もめざしてはいない。見終えて眼と耳に残るのは、楽天的でいかがわしいジャック・ブラックの顔であり、能天気でのびやかな彼の歌声なのだった』

※実在の事件を元に創られたということで、インタビューシーンは、舞台となった街の人たちの

リアルなコメントを使っているという趣向が、斬新で面白かった。終盤は善悪の基準とは何か？

というテーマについて真面目に考えさせられる、ドキドキの法廷シーンが待っている。全体的に

地味ながら、なかなか社会派で、ズッシリ心に残るいい映画を観たなぁー、と感じさせてくれる

小品でございましたﾖｰｰｰ

Excite Bit コネタ住民はなぜ殺人犯を擁護したのか『バーニー/みんなが愛した殺人者』

→ 『彼の代表作といえば「スクール・オブ・ロック」だろう（余談だが、筆者は「ハイ・フィデリティ」が一番好きだ）。実はこの映画は、本作の監督であるリチャード・リンクレイターと初めてコンビを組んだ作品でもある。自らギターを弾き、オーバーアクションで動き回り、そしてロックを歌いまくるジャック・ブラックの存在感は衝撃的だった。／今回演じた役は正反対に物腰の柔らかい性格で、激しく動く演技はないし、ましてやロックを熱唱することもない。それでも彼の一挙手一投足は、不思議と目で追ってしまう魅力があるのだ。もし、ジャック・ブラックが出演している作品を一つも見たことがないという場合は、ぜひ下にある『スクール・オブ・ロック』の予告編を見てから、本作の予告編を見てほしい』

※同意同意♪ワチシも『スクール・オブ・ロック』と『ハイ・フィデリティ』だーーい好きなのだ♪

まぁ、その２作品のノリのジャック・ブラックを期待すると、本作は肩すかしになるかもしれないんだけどﾈｰｰｰ

☆駅のポスターに載っていた、著名人のコメントから抜粋～～～☆

▼竹中直人さん／俳優・映画監督

「なんともいかがわしいジャック・ブラックっ！そこに加えて何とあのシャーリー・マックレーン！激しい憎悪と狂おしい程のふたりの愛が激しくぶつかり合う！！ふざけた映画のようでありながら人間を見つめる眼差しはリアルで辛辣！そしてキャスティングの素晴らしさっ！！真実に基づいた最高に変な映画だっ！！！」

▼北小路隆志さん／映画評論家

「無垢なる善人？　それとも“善人”を演じる邪悪な役者？実生活で何らかの“演技”を日々繰り広げざるをえない僕ら人間の曖昧さをあらわにする、重厚にして軽薄なリンクレイター版『市民ケーン』とも呼ぶべき傑作！」

●予告編

☆素人がいっぱい登場する映画なので、変に役者役者してる人は目だってしまうー。

そのあたり、ジャック・ブラックやシャーリー・マクレーンはさすがの演技で作品

世界に溶け込んでいたー。唯一ちょっと浮いていたように感じたのがこの人！↓

シネマトゥディマシュー・マコノヒー、仕事を断れるのは名誉

→ 『44歳のマシューは、自分のキャリアがロマンティック・コメディーやアクション映画から称賛の高い映画へと移っていくのを見守ってきたが、そうなれたのは、いい作品を見つけるまで働かずにいられたおかげだという。（中略）ロマコメやアクション映画から路線を変更したものの、それまでの作品に不満があったわけではないという。「僕は自分のキャリアに満足し、楽しんでいた。ロマンティック・コメディー、アクション・コメディー、アクション映画も楽しかったよ。ただ、自分のキャリアを揺さぶって、自分が興奮できるものへと進化させたかったんだ。40歳になったからかもしれない。家族を持ったからかもしれない。それらすべてが要因になったと思うよ」と語っている』

※なんか私生活で苦しいことでもあるんじゃないか？って心配してしまうほど。本作のマコノヒーは

貧相な風体だったｰ。

★推理作家の桜庭一樹さん(女性)が、２０１３年のベスト３に『バーニーみんなが愛した殺人者』を

入れておられた～～～～～♪

毎日新聞嗜好と文化桜庭一樹

→ 『Ｑ：年間約２００本。では２０１３年に観たベスト３を挙げるとしたら？／桜庭：まず１位は、韓国の映画監督の作品、ショートムービーですが、ものすごくよかった。キム・ジョ・グァンス監督の「少年、少年に会う」「ただの友達？」「愛は１００℃」で、俺はゲイだと言って、ボコボコにされたりしながら、最後は自分の殻を破った喜びと悲しみが、セリフ無しでも伝わってくる作品。２位は香港の監督のアクション映画「ブラッド・ウェポン」。３位は大好きな俳優、ジャック・ブラック主演のアメリカ映画「バーニー　みんなが愛した殺人者」。不気味でブラックユーモアを感じました』

※確かに、ジャック・ブラックの演技の幅の広さは感じましたﾈｰｰｰ

●『バーニー／みんなが愛した殺人者』ジャック・ブラックインタビュー含む特別映像

※このメイキングを観てると、バーニー役はやはりジャックが適任だったんだなー、と納得できる。

他の役者がやってたら、絶対裏の顔があるもっと胡散臭い人物像しか創出できなかっただろう、と。

☆ジャック･ブラックの新作情報としてはｰｰｰ

eiga.com ジャック・ブラック＆ティム・ロビンス、コメディドラマで共演

→ 『米HBOの新ドラマ「The Brink（原題）」に、ジャック・ブラックとティム・ロビンスが主演することがわかった。米Deadlineによれば、「オースティン・パワーズ」「ミート・ザ・ピアレンツ」のジェイ・ローチがパイロット版の監督を務める。1話30分構成の「The Brink（原題）」は、米国務長官ウォルター・ホランダー（ロビンス）と外務省職員アレックス・コピンズ（ブラック）、海軍パイロットのゼケ・キャラハンという主人公3人が、第3次世界大戦の危機に直面し奮闘するというダークコメディ。キャラハン役のキャストはまだ決まっていない』

◎ミュージカルも器用にこなすエンターティナーであるバーニーが、老婦人と恋仲になる･･･

映画のラストテロップのところでは、モデルになった実在の二人の写真も紹介されているー

それがコチラ(左)だ！～いやちがった、コッチ（右）だｰｗ