【幸福な生活】百田尚樹の小ネタ集~♪

Amazon.co.jp 幸福な生活 (祥伝社文庫) -文庫-

■内容紹介:『永遠の0』『海賊とよばれた男』、国民的ベストセラー作家が魅せる超技巧! 衝撃のラスト1行! そのページをめくる勇気はありますか? 宮藤官九郎さん「嫉妬する面白さ――」 単行本未掲載「賭けられた女」を新たに収録

イメージ 6

「ご主人の欠点は浮気性」帰宅すると不倫相手が妻と談笑していた。こんな夜遅くに、なぜ彼女が俺の家に? 二人の関係はバレたのか? 動揺する俺に彼女の行動はエスカレートする。妻の目を盗みキスを迫る。そしてボディタッチ。彼女の目的は何か? 平穏な結婚生活を脅かす危機。俺は切り抜ける手だてを必死に考えるが……(「夜の訪問者」より)。/愛する人の“秘密"を描く傑作集!

■登録情報:/文庫 344ページ /出版社 祥伝社 (2013/12/12) /言語 日本語 /発売日 2013/12/12 /商品パッケージの寸法 15.2 x 10.6 x 2 cm /おすすめ度 5つ星のうち 3.3

ウィキペディア 幸福な生活

☆収録作品

◎母の記憶:「嫁を殺した」「近所の○○さんは私を好いていた」「夫を殺した」、認知症の母の数々の放言はでたらめばかりだと思っていたが……。

◎そっくりさん:自分にそっくりな人を見たと言われ、自分もいつか会ってみたいと思っていた主婦の近頃の悩みは、夫の寝言から発生した夫の同性愛者疑惑だった。

◎おとなしい妻:人見知りで内向的な妻が悪事を働いた後、笑いながら走って逃げたと聞かされ、全く信じられない夫。すると今度は、妻がパチンコ屋で店員を殴ったと知らせが入る。

◎残りもの:30代最後の年に、顔も性格も全てにおいて理想の男と結婚でき、大喜びの女。昔から祖母に“残りものには福がある”と聞かされて育ったが、それは本当だったと友人夫妻に自慢するが……。

◎豹変:結婚して5年、そろそろ子どもが出来てもいい頃だと思っていた夫にもたらされた不妊検査の結果。毎日どんな些細なことでも「いいことがあった」と嬉しそうに話してくれるいつも前向きな妻も、今日ばかりは怒るのではと思っていたが……。

◎生命保険:一流大卒のエリート女性が結婚相手に選んだのは、うだつの上がらない男。チンピラに絡まれたところを助けてくれた勇敢な姿が決め手だったが……。

◎痴漢:痴漢の言いがかりを付けられ、場を収めるために金を払ってしまった男。その後も、何かと理由を付けては金をせびってくるのに耐えかね……。

◎ブス談義:高校の同級生の結婚披露宴に出席した男3人は、ブス談義に花を咲かせる。高校時代の同級生だったブスの女子のことに話が移るが……。

イメージ 1

◎再会:DVと金銭問題が原因で離婚した元夫が突然会社を訪ねてくる。病で面変わりした元夫は、自分の過去の数々の所業をわび始める。

◎償い:母の17回忌が終わり、母が亡くなった事故の時の記憶が段々戻ってきて、宇宙人に遭った気がすると妻に話し始める。

◎ビデオレター:死んだ妻の49日法要が終わった後、妻が生前に撮影していたビデオレターが届く。自分たちの馴れ初めから滔々と語り始め……。

◎ママの魅力:100kg超のビッグな体型ながら気が小さい母を、父は魅力溢れる豊満な体だと褒め称える。買い物に出かけたある日、公園で逃げ出した猛犬が暴れていて……。

◎淑女協定:女子社員の噂話は「淑女協定」とは名ばかりに、どこからか必ず秘密が漏れていく。誰と誰がデキていた、抱いたことがある・ない、自分は社内結婚ではないからと安心していたが……。

◎深夜の乗客:雨の夜、個人タクシーの運転手が深夜に車を流していたところ、若い女が乗ってくる。目的地に着き、家に金を取りに行ったまま戻らないので、チャイムを鳴らすと……。

◎隠れた殺人:監察医制度が未熟な日本には、隠れた殺人が数え切れないほどある。父の49日法要の席でそんな話に及び……。

◎催眠術:同僚から催眠術の話を聞き、興味を持った男は自分も妻にかけてみたいと考える。偶然に瞬間催眠にかかった妻に、禁断の質問をしてしまう。

◎幸福な生活:今日は、娘が恋人を家に連れてくる日。我が家の歴史を振り返りながら、つくづく自分は幸せだったと深く思わずにはいられなかった……。

※帯に書かれた「ラスト1行の衝撃」というキャッチコピーが印象的な本作。

最後の1行はすべて奇数ページの1行目に配され、要するにペラリとページ

をめくった時にオチのフレーズが否が応でも目に飛び込んでくる、という巧

い仕組みになっている。映像畑のプロらしい発想ではないだろうかー


「成幸本」書店 読んだ後もちょっと面白い 『幸福な生活』百田尚樹

『ある短編では、「こんなオチになるんじゃないかな。」なんて、思ったら、「その通りになった」という、ちょっと”勝った”という感じを味わう楽しみ方もあると思います。そして、もう一つの楽しみ方は、短編なので、あまり背景は多く語られていません。短編を読み終わると、「ああ、そうだったのか。」と、思いますが、少し経つと、「待てよ、もしかすると、あれはこういったことじゃなかったのか?」と、2度美味しい的な楽しみ方もあります。本当に短い話なので、ちょっとずつ電車の中で読むというのもいいでしょう』

※確かに、「やられたっ!」と思うどんでん返し的な話はそう多くはなく、

むしろ途中で結末が予想できてしまうものも多いのだが、上記のサイトに

も書かれている通り、「自分ならこういう締めくくり方にする!」と予想

して最終ページを捲り、「そうきたか!」「あ、俺の1行のほうがイイん

じゃね?これ、勝ったワ♪」などと一喜一憂する楽しみ方もアリっちゃあア

リっすね~


イメージ 2

※1話80円かー・・・。なるほど~、そういう売り方もあるんだなぁー


本屋さんレビュー

《一部抜粋》

・タイトルについつい油断してしまいました。まさかこんな結末を迎えるとは……

  (ブックファースト阪急 西宮ガーデンズ店 岸田安見さん)

百田尚樹がこんなに鮮やかなショートショートを書くなんて。全篇、コワい。

 話の続きが知りたいような、でも知らないほうがいいに決まっているー

  (紀伊國屋書店 新宿本店 今井麻夕美さん)

※幸せな日常・・・に見えるけれど、実は真相はこうだった!的な一貫した

 テーマが清々しいですネー。あ、中にはちょっとエグいというか、キショい

 オチの話もあったっけーw



イメージ 3

※文庫版に付け加えられた「賭けられた女」がやはり白眉の出来かなぁ~~。

それこそ、読み終わった後、いろいろと内容について意見が飛び交いそうな

不思議な題材だったと思う。


TVドガッチ 「おくりびと」以来5年ぶりの快挙、『永遠の0』がウディネ映画祭“ゴールデン・マルベリー賞”を受賞 2014/05/05

『この度、本作が海を越えイタリアで開催され、第16回ウディネ・ファーイースト映画祭にて、グランプリに相当する“ゴールデン・マルベリー賞”を受賞した。この受賞は「おくりびと」以来5年ぶりとなる快挙で、今回の受賞が、本作としては国内外初の映画賞受賞となった。/同映画祭は、1999年からイタリアのウディネで開催され、今年で第16回目。期間中(4月25日~5月3日)は、日本をはじめ韓国・中国・台湾・香港などの東アジア、そして東南アジアを中心とした国と地域から選出された長編映画58本と短編映画4本が上映された。このゴールデン・マルベリー賞は、同映画祭のグランプリに相当する賞となっており、劇場の観客によって選ばれる賞で、この『永遠の0』が国境を越え、イタリアの地でも多くの観客の心を掴み支持を受けた。なお、本作は香港、マカオでの配給も決定しているという』

サンダンス映画祭における「観客賞」みたいなモノかな?実際に観たお客さん

の支持を得たということであり、ある意味いちばん嬉しい受賞かもしれない~♪


探偵!ナイトスクープ 百田尚樹さんの勇姿


※「ナイトスクープ」と言えば、桂小枝探偵の「小ネタシリーズ」が

人気を博していたが、今回の百田さんの短編集は、言ってみればナイト

スクープの小ネタ集的作品と捕らえていいのではなかろうかー


イメージ 4

※奇しくも、小枝探偵が百田さんの体にクリーム状のものをなすりつける

ネタである。本来なら自分が実験台になってもおかしくないのに、放送作

家にその役をやらせたというのは、やはり私生活でクリーム状のものを体

の一部になすりつけるプレイを好んでやっているがゆえの責任回避の本能

だったのだろうかー?(カンガエスギ!)


ヤフーブログ きまぐれ主婦の読書日記

『一作が短くて軽い分、電車やバスの中や、ちょっとした待ち時間に読む本としては重宝する作品なのでしょうね。でも、以前の衝撃を受けたあの骨太の人間ドラマと同じ作者とは思えません。品の良くないバラエティ番組を見せられたような、嫌な後味が残りました』

※仰々しい帯のキャッチコピーで、ハードルが上がってしまった読者には

こういう感想が数多く見受けられるようだ。そういう意味では「1行の衝撃」

っていう煽りはマイナスにしかならないワナ。「ナイトスクープ」をご存知の

貴兄には、やはり桂“プリン”小枝探偵の、馬鹿馬鹿しい「小ネタシリーズ」

ぐらいのクオリティだと思って読んでもらうのがお宜しいかと・・・


トピックニュース 「永遠の0」作者 井筒監督に反撃

『映画「永遠の0」の原作者で小説家の百田尚樹氏が、映画監督・井筒和幸氏の批判に反撃した。21日、百田氏はTwitterで「井筒監督、映画『永遠の0』を強烈批判。観た記憶をゼロにしたい」と題したニュースサイトの記事を引用。その投稿に「なら、そのまま記憶をゼロにして、何も喋るなよ(^ー^)」と、絵文字を交えながらも挑発的なコメントを添え反論した』

※井筒さんに噛み付いたのを皮切りに?今やちょっと調子に乗って色々と

爆弾発言を繰り返し、国会でも取り上げられるほどの痛い論客と化してい

る百田さん・・・。


イメージ 7


憲法記念日憲法改正を語る!


※体にクリーム状のものを塗られて悶えまくってたのと同一人物とは思えなーい


DIME 作家・百田尚樹さんが選んだ“生き抜く力”を培う3冊

『ここ3年で私が最も優れた本だと思ったのは、増田俊也さんの「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」。戦前、最強柔道家であった木村は、戦後、昭和の巌流島と呼ばれた力道山との対戦で無残なKO負けを喫します。もし真剣勝負をしていたら木村政彦力道山に勝っていたのではないかと、著者は関係者たちや格闘家たちに聞いて回ります。木村にとって〝勝利〟とは、カネよりも名誉よりも大切なもので、命をかけて手に入れるべきものでした。彼こそかつて日本にあったサムライの凄さと恐ろしさを、近代まで持ち続けた男でした。しかし戦後、サムライの心を失った時に敗北があった。木村の悲劇は、日本のサムライ的な精神の悲劇でもあります。著者の増田さんの木村に対する、そして柔道に対する愛の深さにも感銘を受けました。原稿用紙1800枚ものボリュームで、煉瓦のように分厚い本ですが、それでも600枚ほど削ったそうです。/私も29歳から31歳にかけて2400枚もの原稿を書きました。何かに取り憑かれたように。その作品が「錨を上げよ」。20数年間、妻以外の目に触れることはなかった作品で、こういう熱いものは二度と書けないと思います。ちなみに「錨を上げよ」を書いてから、20年後に「永遠の0」を書くまで、小説を1枚も書いていません』

※あーー、そう言えば、「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」は、買った

だけで、まだ1ページも読んでないヤーーン。反省!しっかり読んでいきゃあーっす!!


イメージ 5


5月13日の雑学問題は・・・?(簡略解答は一番最後に!)

Q:「月極」を「つきぎめ」と読むわけは?

(解説)駐車場の看板に「月極」という文字を見かけることがある。「げっきょく」「げつこく」と読む人もいるようだが、「つきぎめ」が正しい。/江戸時代から第二次世界大戦ごろまで「極」という字は「きわめる」「きわまる」のほかに「きめる」「きまる」とも読んでいたので、「月ぎめ」を「月極」と書くようになった。今日では「極」は「きめる」「きまる」とは読まないので、「月極」を正しく読めない人がいても当然なのかもしれないー。

オコタエ~(o ̄∇ ̄)σ 「極」は昔、「きめる」とも読んでいたから



関連雑学

・漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉が「げっきょくちゅうしゃじょう」よ読むというネタがあり、その理由は知り合いに月極慢太郎(げっきょくまんたろう)という人物がいるというものであった(「月極駐車場」は日本全国に駐車場を展開する大手不動産会社と思い込んでいた)


☆因みに、「㈱月極駐車場」の会社概要はコチラw↓

㈱月極駐車場


関連動画

●♪~契約更改 ご希望なら 「更新して あなたごと」~♪

・月極姫  東京事変



●♪~駐車場で見る「月極」の事、 会社の名前だと思ってた、ずっと~♪

バカ・ゴー・ホーム  milktub