【バードケージ】ロビン追悼
■ストーリー:フロリダのショークラブ、“バードゲージ”のオーナー兼演出家のアーマンド(ロビン・ウィリアムズ)は、店のトップスターのスタリーナことアルバート(ネイサン・レイン)と長年、“夫婦”として暮らしてきた。ある日、20年前にたった一度の過ちからもうけた実の息子ヴァル(ダン・ファターマン)が訪ねてきて、大学で知り合ったバーバラ(カリスタ・フロックハート)と結婚したいと打ち明けた。アーマンドは息子の婚約を祝福するが、バーバラの父親キーリー氏(ジーン・ハックマン)は上院議員で、しかも道徳強化協議会の副会長という堅物だった。ヴァルの父親が不道徳なナイトクラブを経営し、女装した男と同棲しているなどとわかれば当然、結婚を許してもらえるわけがない。バーバラは苦し紛れに、ヴァルの父はギリシャの外交官だと嘘をつく。それなら遜色ない家柄と、母のルイーズ(ダイアン・ウィースト)も顔をほころばせた。ヴァルの結婚を知らされたアルバートは、母親代わりとして彼を育ててきただけにショックは大きい。一方、道徳強化協議会の会長であるジャクソン議員が未成年の黒人娼婦のベッドで腹上死し、このスキャンダラスな事件に飛びついたマスコミは、キーリー氏に矛先を向けた。自分の政治生命の危機を感じたキーリー氏は、娘の結婚パーティでイメージ挽回を図ろうと考え、一刻も早く先方に挨拶しようと焦る。焦ったのはアーマンドも同じで、早速家の中の模様替えを始めた。しかし、ヴァルに男の母親がいてはまずい。だが、アーマンドは傷つきやすいアルバートに出ていってくれとは言えず、仕方なく“叔父”として紹介することにし、アルバートに男っぽく振る舞うように特訓する。母親役の女が必要になり、ヴァルは20年前に別れたきりの実の母キャサリン(クリスティン・バランスキー)に頼む。普段はほとんど裸に近い雑用係のアガドア(ハンク・アザリア)にもごく普通の執事服を着せて準備万端整い、キーリー氏一家が到着した。そこへ突然、キャサリンに嫉妬するアルバートがバッチリ化粧して現れ、渋滞で遅れているキャサリンが来る前に自分が“母親”だと名乗り出た(後略)
■スタッフ:/監督 マイク・ニコルズ /脚本 エレイン・メイ /原作戯曲 ジャン・ポワレ /製作総指揮 ニール・A・マクリス マルチェロ・ダノン /製作 マイク・ニコルズ /撮影 エマニュエル・ルベツキ /美術 ボー・ウェルチ /音楽 ジョナサン・チュニック /編集 アーサー・シュミット /衣装デザイン アン・ロス /ライブ・ミュージック編曲・監修 スティーヴ・ゴールドスタイン /字幕 戸田奈津子
■キャスト:ロビン・ウィリアムズ ジーン・ハックマン ネイサン・レイン ダイアン・ウィースト ダン・ファターマン キャリスタ・フロックハート ハンク・アザリア クリスティーン・バランスキー
■作品データ:/原題 The Birdcage /製作年 1996年 /製作国 アメリカ /配給 UIP /上映時間 119分
※『ミセス・ダウト』ではロビン自身が、精巧な特殊メイクで完璧な
お婆さんに化けていたっけだが、これは時期も近いのかな?ネイサン
・レインの女性演技が最高に可笑しいー。当時、本物のゲイが演じて
いるんだ、という裏話を、深夜ラジオで聴き齧っていた事を思い出した。
※ロビンもかなり若くて溌剌としてるイメージだなぁーーー。
アドリブらしきキレのある台詞は、ニュアンスが多少不明でも、思わず
ほくそ笑んでしまうほどのパワーに満ち溢れているっ!!
※仲良しほのぼの~ショット!
→ 『◎1位 パトリック・スウェイジ(37%)/「3人のエンジェル」◎2位 キリアン・マーフィ(20%)/「プルートで朝食を」◎3位 ジョニー・デップ(14%)/「夜になるまえに」◎4位 ガエル・ガルシア・ベルナル (7%)/「バッド・エデュケーション」◎5位 ダスティン・ホフマン(6%)/「トッツィー」◎6位 ジャック・レモン(3%)/「お熱いのがお好き」◎6位 ジョン・トラボルタ(3%)/「ヘアスプレー」◎8位 ジョン・キャメロン・ミッチェル(2%)/「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」◎8位 ロビン・ウィリアムズ(2%)/「ミセス・ダウト」◎8位 タイラー・ペリー(2%)/「Madea Goes to Jail」(日本未公開)ほか◎8位 ネイサン・レイン(2%)/「バードケージ」◎12位 マーティン・ローレンス(1%)/「ビッグ・ママス・ハウス」◎12位 リーブ・シュライバー(1%)「テイキング・ウッドストック(原題)』
☆ロビン・ウィリアムスとネイサン・レイン、ここでも仲良く同率8位に輝いた!!
※「!!!」としか表せない、驚愕の瞬間♪
→ 『ウィリアムズ氏はイリノイ州シカゴ市に生まれ、聖公会の家庭で育った。彼はしばしば自身のコメディパフォーマンスの中で、自身の信仰をオチとして使っていた。「僕にはこの原理主義ってやつがよく分からない。だって、僕は聖公会なんだからね。カトリックの甘さ控えめライト版。同じ宗教、罪は控えめ!」と、ウィリアムズ氏はジョークを飛ばしていた。/しかし後年、ウィリアムズ氏は自身の信仰に触れ、「物質よりも精神」という考えが、薬物とアルコール中毒を乗り越える支えとなったと話していた。また彼は2009年に心臓切開手術を受けていたが、それによって自分の殻が破られ、人間の死すべき運命をまざまざと感じることができたので、それはむしろ恵みだったと語っていた。(中略)
皮肉にも、ウィリアムズ氏は死の4年前、有名人が死去するとかえって不死の存在になるということについて語っていた。「アメリカでは人が死ぬと神話化するんだ」と、ウィリアムズ氏はガーディアン紙に語っていた。しかし、ウィリアムズ氏の死でおそらく最も受け入れ難いのは、あれ程の笑いと微笑の裏で、彼が途方もない痛みと苦しみと闘っていたという事実だろう。/「彼は常に人物を演じていた」と、ラフ・ファクトリーの創設者で社長のジェイミー・マサダ氏は言う。「私は35年間彼を知っていたが、彼のことを本当に知ることはなかった」。ラフ・ファクトリーは11日の夜、ウィリアムズ氏を追悼して、劇場のマーキーに次のように書いた』
「ロビン・ウィリアムズよ、安らかに眠りたまえ。神を笑わせたまえ」 |
8月21日の雑学問題は・・・?(簡略解答は一番最後に!)
Q:バスの中で最も乗り心地がいい場所は?
(解説)バスがカーブするとき、車体の横揺れが最も大きいのは一番前である。逆に最も小さい場所は後輪の上である。それはバスがカーブするとき、2つの後輪の中央を支点として回転するからである。/凹凸の道路での縦揺れは前輪、後輪がその支点となるので、車輪の上の場所は地面からの振動をまともに受け、揺れが最も大きい。縦揺れが最も少ないところは、前輪と後輪の中間。その位置は横揺れも割と少ないので、バスの中で乗り心地が最もいい場所は、前輪と後輪の中間ということになろうかー
オコタエ~(o ̄∇ ̄)σ 前輪と後輪の中間
関連雑学
・深夜バス”でも快適に乗るポイント:①通路側の座席を予約する・・・窓側と通路側じゃぜんぜん快適度と圧迫感が違う。消灯になってしまえば通路に足を伸ばすのもありだし腕を投げ出してもOK。冬は特に窓からの冷気が伝わりにくいのが大きい。休憩所でトイレに行くときだって気を使う必要はないしいいことづくめ。②乗り心地を重視するなら断然中間・中ほど!・・・前後車輪の間なので横揺れ・上下動・横ズレなど、細長~いバスならではの挙動も比較的緩慢なのです。前方座席・後方座席の両方のイイとこを併せ持った感じで、デメリットの少ない「ベターポジション」③乗ったら靴を脱ぐ・・・靴を履いたままウッカリ眠ると、起きた時に足がむくんで靴がかなりギュウギュウに。まぁ脱いだところでむくみが避けられるわけではないのだけど。夜行バスだと、寝るときに履くむくみを取る靴下なんかを履いてる人をたまに見かける。