【小さいおうち】ターザン山本氏猛批判!元美人嫁思い出した?

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作品情報 『小さいおうち』

■解説:名匠・山田洋次の82作目となる監督作で、第143回直木賞を受賞した中島京子の小説を映画化。昭和11年、田舎から出てきた純真な娘・布宮タキは、東京郊外に建つモダンな赤い三角屋根の小さな家で女中として働き始める。家の主人で玩具会社に勤める平井雅樹、その妻・時子、2人の5歳になる息子の恭一とともに穏やかな日々を送っていたある日、雅樹の部下で板倉正治という青年が現れ、時子の心が板倉へと傾いていく。それから60数年後、晩年のタキが大学ノートにつづった自叙伝を読んだタキの親類・荒井健史は、それまで秘められていた真実を知る。時子役に松たか子が扮し、晩年のタキを倍賞千恵子、若き日のタキを「舟を編む」「シャニダールの花」の黒木華が演じる。

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■スタッフ:/監督 山田洋次 /プロデューサー 深澤宏 斎藤寛之 /原作 中島京子 /脚本 山田洋次 平松恵美子 /撮影 近森眞史 /照明 渡邊孝一 /録音 岸田和美 /美術 出川三男 須江大輔 /編集 石井巌 /音楽 久石譲

■キャスト:松たか子(平井時子) 黒木華(布宮タキ) 片岡孝太郎(平井雅樹) 吉岡秀隆(板倉正治) 妻夫木聡(荒井健史) 倍賞千恵子(布宮タキー晩年期ー) 橋爪功(小中先生) 吉行和子(小中夫人) 室井滋(貞子) 中嶋朋子(松岡睦子) 林家正蔵(治療師) ラサール石井(柳社長) あき竹城(カネ) 松金よね子(花輪の叔母) 螢雪次朗(酒屋のおやじ) 市川福太郎(平井恭一ー少年期ー) 秋山聡(平井恭一ー幼年期ー) 笹野高史(花輪和夫) 小林稔侍(荒井軍治) 夏川結衣(荒井康子) 木村文乃(ユキ) 米倉斉加年(平井恭一)

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■作品データ:/製作年 2014年 /製作国 日本 /配給 松竹 /上映時間 136分 /映倫区分 G

オフィシャルサイト

eiga.com 映画ニュース 「小さいおうち」ベルリン銀熊賞の黒木華が凱旋会見「みんなでもらった賞」

→『山田洋次監督作「小さいおうち」で第64回ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞した黒木華が2月17日、千葉・成田空港で凱旋会見を行った。日本人では2010年に若松孝二監督作「キャタピラー」で同賞を受賞した寺島しのぶ以来、4年ぶり最年少という快挙となったが「まさか自分がいただけると思っていなかった。映画が素晴らしくて、それを海外の方が認めてくれてみんなでもらった賞。それがすごくうれしい」と喜びを語った。

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ずっしりと重量感のあるトロフィーを持って登場した黒木は、「私が大きなことをしたわけではなく、山田監督が素晴らしい仕事をした。それが評価されただけのこと」と謙きょな姿勢。また、現代では珍しく“割烹着が似合う女性”として評価を集めているが、「ラッキーアイテムなのかな(笑)。割烹着は家で料理をする時も使っているけれど、お腹も冷えないし服も濡れないし、みんなに使えばいいのになと思う」とはにかんだ。そして、「お食事の時に山田監督が渥美清さんとのことを話してくれ、『役者さんが賞をもらって喜ぶのが好き。華ちゃんがとってくれたからすごくうれしいよ』と言ってくれた。山田監督が喜んでくれてうれしい」と感謝を述べた』

※主演の黒木華さんは、ずーーーっと、「薄味の蒼井優」というイメージ

が付き纏って、最後の最後まで、「蒼井優ちゃんだったらこうだったかな

?ああだったかな?」と集中が途切れてしまう部分があったーーー

肝心の終盤には、さすがにその幻影は消えてくれたけれども。。。


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ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した黒木華さんだが、海外では不評の

声も多そうななー。

NewSphere 高齢者向けのメロドラマ? 映画『小さいおうち』 最優秀女優賞受賞も海外メディアは酷評

アメリカのエンターテインメント業界情報サイト「バラエティ」は、本作品を「情熱に欠けている」と述べた。「正治と時子の情事は、カタツムリの速さで進展する。背徳のスリルは、これっぽっちもない」。最後に明らかになる、作品の鍵となる「秘密」も、些細なことを大げさに言っているだけ、との印象を与えるという。昭和初期へのノスタルジーをかき立てるだけのもので、日本の高齢者と、台湾の日本文化オタクにしか適していない、と断じた。(中略)同じく、アメリカのエンターテインメント業界情報サイト「ハリウッド・リポーター」も、ほぼ同様の論調だが、口ぶりはさらに辛辣で、「陳腐なメロドラマ」と斬り捨てる。久石譲の甘ったるい劇伴に乗せて、感情の押し売りをしてくる。この眠気がさす物語は、日本のシネコンで、懐古にふけるおばあちゃんたちを引きつけるかもしれないが、他の人にとってはひどく退屈だろう、と』


●『小さいおうち』30秒スポット



ヤフー映画 松たか子&黒木華 単独インタビュー

『Q:今回、お二人は初共演ですよね。先ほど黒木さんが、タキちゃんの時子さんへの思いは、ご自身の松さんへの思いと重なるとおっしゃっていましたが。/黒木:はい。実は人生で初めて観た舞台が、松さん主演の「贋作 罪と罰」だったんです。それで「この人は何なんだ!」と心打たれて。当時、高校生だったんですけど、その感動以来ずっと大ファンで。実際にお会いしても本当に魅力的な方なので、今もドキドキしています。/松:うれしいですね(笑)。どうもありがとうございます。

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/Q 松さんから見た黒木さんの印象はいかがですか?/松:まず今回の原作を読んだときに、今の女優さんでタキちゃんをやれる人がいるのかな? って思ったんです。そうしたら華ちゃんに会って「あっ、いたっ!」って(笑)。この難しい役に、華ちゃんが“淡々と熱い”というか、自分のペースに変換させながら集中していく向かい方は現場でもすごく頼もしくて。クライマックスに長いワンカットで撮ったシーンがあるんですけど、そこは突然、山田監督が「ここはワンカットでいきます」とおっしゃったんですね。撮影のときはすごい緊張感で。それを乗り切れたのも華ちゃんのおかげ。彼女が一緒で本当に良かったと思います。/黒木:いえいえ、松さんや皆さんに助けられてばかりで。/Q:本当に映画の中の時子さんとタキちゃんみたいですね。最後に、これから映画をご覧になる方々にメッセージをいただきたいんですが。/松:まず監督のあふれる情熱があって、スタッフ・キャスト全員が一生懸命ついていった映画だと思います。現場では舞台裏を撮って「山田組の人々」っていう映画にしたいくらい面白い光景がいっぱいありました。内容的には戦争という厳しい現実の中でも彩りを持って生活していること全てが、山田監督からの力強いメッセージになっていると思います。若い世代の人たちにも構えずに観ていただきたいです。/黒木:普通の生活の中に、温かい気持ちやいろいろな感情を感じられる映画だなあって。どんな年代の人も、観た後に持ち帰りたくなる気持ちが続くんじゃないかなと思います』



※手紙の中の「おいでになりませんでした」という表現にちょっと引っ掛かった。

もしかして、その多義性がミステリーの鍵になるのかな?と予想してドキドキし

てしまったが。。。別になん~にも関係なかったw ちょい肩透かしーーー


●サントラより2曲 音楽:久石譲


久石譲さんのサントラは、いつかどこかで聴いたような、懐かしさ、

ノスタルジィに溢れた楽曲揃いです!いや、セルフ・コピーだなんて、

一言もゆってまっしぇーーーーーーーんっ!!


ターザン山本が、けっこう偏見にまみれた感想を述べているーーー

ターザンカフェ 『小さいおうち』。男がみんなバカ丸出しに見えた………

『映画「小さいおうち」。山田洋次監督作品。話題作。ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品決定。大ヒット絶賛上映中か。私が見た印象をずばり言うと登場している男たちがみんな馬鹿に見えた。これは完全に女性礼賛の映画だ。時子役の松たか子とタキさん役の黒木華。カメラはこの2人にしか目がいっていない。女というものの存在感がとにかく圧倒的なのだ。そこではもう時代がどうのとか物語がどうのとかはいっさい関係ない。男性陣は刺身のつま状態だ。どちらかというとマンガチックに描かれている。薄っぺらいんだよなあ。男性差別? 極端な言い方をするとそうだよ。本当のテーマはそれなんじゃないの?』

※まぁ、「妻と部下が不倫する」という、洒落にならん、自身の実体験との

類似が、批評の目を濁らせているんだろうけどサーーーw そういや、ターザ

ンの元奥さん、綺麗だったよな~~(何度か、人間椅子のライヴで観たこと

あるよぅ~~~~♪)


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※原作の終盤には、恭一ぼっちゃんから見た時子と板倉から見た時子が、

タキから見た時子と食い違うというどんでん返し的なシーンが用意され

ているんだそうな。あぁーー、解るな~~。そこ、もっと厳密に描いて

くれてたら、大傑作になってたかも知れんナァ~~~~~♪


☆モダンなお部屋の中で展開される本作。「シネマドリ」のサイトは必見デショ!

シネマドリ ささやかだけどどこか可愛らしい。昭和モダンな家 美術監督 出川三男

『「戦前の中流家庭の家の典型的なパターン」と語る間取りは、中島京子の原作に添ってつくられた。中でも特徴的なのは、黒木華演じる女中・タキの部屋。「当時のいろんな新興住宅の本を探していたら、女中部屋は実際あったんです。2畳と狭く、寝るだけの部屋ですがね」。実際のタキの生活を考えて、お客が来る玄関と作業の多い台所に通じる場所に配置。「普通は撮影をしやすいように広くつくりますが、そうはしなかった。戸襖にしたり、台所の入り口に床下収納をつけたりして、撮影場所を確保できるよう工夫しました。結果、狭い感じがでて当時の女中部屋の雰囲気らしくなったので、上手くいったかなと思っています」』


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●製作会見 吉岡秀隆「寅さん」かと思った



公式HP内 渡辺篤史さんの“お宅訪問”

『その人に歴史ありというか、同じような話が日本全国にあって、象徴的な話ですよね。そこから色々汲み取り、監督する。男性と女性の間の話ですが、この微妙なところがね、82歳の監督の描写が若々しい! 人生て川の流れがあって、そこに器を作って、水溜めて色んな魚とか波風とかが入ってくる。それが“家”だと思うんですね。その水をすっと溜める袋みたいなものが人生の、水滴みたいな我々を袋にいれる。でもその袋ってすごい脆弱なんです。この器は無理しようって言ったって、健康の問題から経済からさ、夫婦問題だったり親子関係だったり、問題がものすごくあるわけですよ。出演者の皆さんは適材適所で、オーケストレーションと考えると山田監督は、指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤンや、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーのよう。82歳にして、この映画をお撮りになったってことは本当に素晴らしいこと。本当にこれ皆に見てもらいたいと思っています』


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週刊実話 松たか子 黒木華ベルリン映画祭受賞に主役がぶんむくれ

『「映画「小さいおうち」の主演はあくまでも松です。実は、黒木は複数いる準主役の一人に過ぎない。その黒木が銀熊賞を取ってしまった。家柄とキャリアもある松がこの結果に納得するはずがない。もちろん、表だって『私が主演なのに何で?』とは口が裂けても言えない。この複雑な思いが共演NGリストです。松にとっては直接、黒木が憎いわけではありませんが、怒りは彼女に向けられ爆発寸前」(事情通)/さらに、松にとっては複雑な思いも交差している。「映画祭に山田監督と同行したのが黒木だった。松が同行していれば、銀熊賞を取っていた可能性もあるというんです」(配給関係者)/栄誉ある銀熊賞が仲の良かった女優2人を引き離すことになるとは…。いまや一触即発状態となった松と黒木から目が離せない』

※「事情通」や「関係者」からのコメントで構成される、「週刊実話」のガチンコな

記事。オモロイわぁ~~~♪


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※終盤の収め方が実に心地よかったー♪若干、説教くさい台詞も散見されたが、

そういうのも全部ひっくるめて、ラストの鮮やかさで、チャラ!!


9月15日の雑学問題は・・・?(簡略解答は一番最後に!)

Q:タイはなぜ赤いのか?

(解説)ふつう、タイといえばマダイを指す。マダイの赤い色は祝い事にふさわしい色であり、それに「タイ」は「めでたい」にも通じる。/さてそのタイの色が赤いのは、エサと関係がある。マダイは幼魚のときも、成魚になっても、エビ類を含めた甲殻類(こうかくるい)をエサとしている。その甲殻類の殻には、赤色のもととなるアスタキサンチンという色素が含まれており、その色素を体内に吸収して、タイは赤くなるのであるー。

オコタエ~(o ̄∇ ̄)σ エサに含まれる色素が影響



関連雑学

・「鯛は左目がきれいなものの方が高い」と言う。実際、大型の真鯛では、左目がきれいなものの方が右目がきれいなものより値段が高く取引される。というのも、大きな鯛はお祝いの席などでも尾頭付きの状態で出されることが多く、その場合の日本料理の盛りつけは、魚は頭が左にくるように置くのが基本ルールとなっている。そのため、皿の上に置かれた時に表側になる左目がきれいな魚の方が珍重されるため、左目がきれいな方が高い価格で取引される、というわけなのである。


関連動画

●♪~今日は南さんの 結婚式で うちのお父さんが 仲人で

            めでたいめでたい 鯛のお頭(かしら)付~♪

・うちのお父さん  南こうせつ



●♪~錆ついた包丁研ぎ とれたての鯛をさばき

        「出世払いでいいからとっとと食え」って言ってた ~♪

・西新宿の親父の唄   長渕剛



●♪~ヤッパッパー ヤッパッパー イーシャンテン 胸の鯛は 抱かれタイ~♪

・じゃじゃ馬にさせないで   西尾えつ子 (らんま1/2 op)